家内が言った。
「今、〇〇さんが生牡蠣を持ってきてくれた」
「三重の知り合いから送ってきたばかりらしいので、生でも食べられるけどチョット火を通した方がエエと言っていた。大きな生牡蠣、10個も入っている」
「いつも青春クラブでお世話になっているからと。行くのが楽しみと言ってたで」
・・・・・
そんな話をしているとき、玄関から賑やかな声が聞こえてきた。連絡もなしに娘家族がやってきた。高校時代の友人のお店と箕島漁協直営の「浜のうたせ」に寄っての帰りだった。
昔、生牡蠣に食あたりして以来、牡蠣を口にしなくなった家内。娘が生牡蠣をみて『ワー 立派 食べたい』と言うと、「私食べへんから、持って帰り」と8個を娘に渡していた。自分も畑に行って、娘が好きなレモンレモネードを採ってきて渡した。
そんなこんなで我が家に残った生牡蠣2個。家内、「私食べないから」とコック長を任された。殻を開け身を取り出して牡蠣フライにした。天ぷら油を使ったついでに玉ねぎの天ぷらも作った。
牡蠣フライ、身が大きくて食べ応えがあった。美味しかった。外出しても好んでは食べないだけに何年振りかに食べた「牡蠣フライ」だった。
これで、ご近所さんに会った時に「牡蠣フライにして頂いた。分厚くて美味しかった。おおきに」と心の底から言える!
・・・・・・・
娘が友人の店で買ってきた「シラス」をもらった。
友人からもらったという生姜風味のシラスの佃煮も頂いた。
初めて食べる絶妙な味わいがする佃煮だった。ご飯に合う。美味しかった。店がわかっているので、そっちむいて行った時はついでに買ってきたい一品となった。