紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

アライグマ 大秋柿を食べている!

2022年09月30日 | 家庭園芸&直売所

昨年、未熟な「大秋柿」が害獣被害に遭ったことを思い出し、奴の正体を確かめようと監視カメラを設置してあった。

昨日、柿のヘタだけが地面に数個転がっているのをみつけた。よくみると、実だけはきれいになくなっていた。

あわてて、監視カメラの録画ファイルをチェックしてみた。感知すると1分間録画するように設定してあった。何と21時から24時までの間、8個の映像ファイルが録画されていた。

アライグマ特有の尻尾の模様がクッキリ映っていた。

1.二匹のアライグマ。立ちあがって柿の枝をつかみ、実をもぎとろうとしている。(2022/9/28 21:58:57)

2.柿を食べている。(2022/9/28 21:59:14)

3.別の枝に手を伸ばし、柿を引きちぎろうとしている(2022/9/28 21:59:18)

センサーで感知しフラッシュ・音・超音波を出す「威嚇器」も設置してあったので、威嚇器が反応すると驚いて逃げ去る映像もあった。ただ、角度の関係上、感知せず全てを追い払えていないこともわかった。

 

・・・アライグマの爪痕・・・

映像にあったアライグマが立ちあがってつかんだ枝をチェックしてみた。引っ搔いた爪痕が残った柿が見つかったので廃棄した。

 

・・・防御・・・

「威嚇器」の感知角度と感知範囲を変えた。

それだけでは心もとないので、奴が立ちあがっても届かないように「防虫ネット」を二重に張った。裾から潜られないよう鉄パイプで押さえておいた。

「威嚇器」の死角をつかれ、「防虫ネット」をよじ登られたら、お手上げするしかない・・・

 

・・・奴の嗅覚は光センサー超え・・・

隣には富有柿もある。なのに被害がない。映像で見る限り、富有柿には全く見向きもしていなかった。

甘くなった大秋柿だけを狙ってやってきたということは、遠くからでも甘い柿かどうかがわかる嗅覚を持っているとしか思えなかった。

奴は、糖度を測定する高価な光センサー以上の能力を持っているのかも知れない。外来生物で駆除対象のアライグマ。その優れた嗅覚を何とか役立てられないものかと思ってしまう。



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