小学校の修学旅行で孫が京都と奈良に行ってきた。初めて、孫から「お土産」を貰った。
家内:「ワー 美味しそう!」「とりあえず、仏さんに供えてくる」
しばらく居間でくつろいでいると、「これ、さっきのお土産」とお皿に載った「お土産団子」が・・・
「エー もう仏さんから下ろしてきたん? 箱は?」
「破って捨てた」
「エー 記念すべき初めての孫からのお土産だったのに・・・」
<記念すべき孫からのお土産:破られた包装紙を集めセロテープで復元>
数日前のこと。「孫が修学旅行に行くらしいのでどうする?」と家内から相談された。
小遣いは、「六千円」までと決まっているらしい。
「フーン、そんなにたくさん持って行けるん?」「昔はもっと少なかった気がする・・・」
思い出そうとしても、「古稀」と「還暦」の2人には、いくら持って行ったのかは「忘却の彼方」だった。
「思い出したところで、50~60年前とは貨幣価値が違うし・・・」
結局、自分達が半分出し、親にも半分出して貰うのがよかろうとなった。
それ以上に、会話が、お互いの小学校の修学旅行に思いを馳せる話へと弾んだ。
「自分は団体列車の汽車に乗って行った記憶がある。列車の窓から見送りに来てくれた母の心配そうな顔だけは、なぜか、今もはっきり覚えている。当時は国道も舗装されていないデコボコ道だった気がするし・・・」
「エー 汽車? 私は観光バス。間違いない。だって10年も違うし・・・10年ひと昔・・・」
孫のお陰で、断片的な記憶ながらも昔を懐かしむひとときとなった・・・
昔を思い出したついでに、消費者物価指数を調べてみた。
自分の修学旅行が1960年頃とすれば約5~6倍か。今の「6千円」は当時の「千円余り」か。なるほど・・・納得した・・・
・・・・・話しは変わって・・・・・
今朝、久し振りに「虹」を見た。
昨夜は久し振りにグッスリ眠れた。咳喘息が治りかけている。「虹」が光明に見えた。