紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

外孫2人の孫守・・・

2019年12月17日 | 我が家の食&漬物作り

里帰りした娘は所用で大阪へ。家内は実家の手伝いへ。今日は終日、3歳と1歳の外孫を世話することになった。

2人の昼食を作って食べささなあかん。

オムツを替えなあかん。3歳用と1歳用のオムツ、使用するお尻ナップは用意されていたものの、ウンチされたらどうしよう・・・

でかけに娘が、「1歳は高いところ上がりたがるから、気つけといて」の一言も気にかかる。そんなこと言われたら目離しならんやんけ。トイレや一服の時は、どうすんのよ・・・

朝、恵みの小雨が降ってくれた。ママ友のミカン園へ収穫手伝いにいく予定だった別棟のヤングママが、小雨が降ったので、急遽、休みになった。

助かった! ウンチしたら頼める! 天の助けだと思った・・・ 案の定、ヤングママを呼びに行く事態が起こった。

遊び相手に疲れた時、助けられたのが「YouTube」だった。長時間はみせられないが、このときだけは「ホッとする至福のひととき」だった。

 

家内が予定より早く帰ってきてくれた。嬉しかった。肩の荷が下りた。疲弊した神経が生き返ってきた・・・

子育てをする母親は24時間・365日休みなし・・・いくら慣れてると言っても凄い・凄い!!!

 


新品の「テボ」「スコップ」「草かき」

2019年12月16日 | 我が家の食&漬物作り

・・・・・「テボ」を買った・・・・・

今、使っている「テボ」は数十年前に買ったもので、穴が開いた破けたりする都度、ビニールテープや紐で補修しながら大事に使ってきた。

先日、柿を収穫する時、あまりの満身創痍ぶりに、「よう使い込んだなあ・・・ボツボツ、現役引退してもらおう」と思った。

レモン・レモンレモネード・不知火・紅八朔などの収穫が控えているので、ホームセンターへ「テボ」を買いに行った。木登りが必要な大梅などの収穫時には2個あった方が便利だが、まだ先のことと思い、とりあえず1個だけ買ってきた。

写真の左が新たに買った「テボ」で、右2つが修繕しながら使ってきた「テボ」。

傷んだテボは収穫作業からは現役引退してもらうが、倉庫の中でのチョット使いには、まだまだ活躍してくれそう。

 

・・・・・スコップも買った・・・・・

今年の芋掘りに悪戦苦闘しているのをみかねて、家内が助っ人してくれた。自分が使っていた剣スコップを家内に渡した。

自分は刃こぼれし畑に放置してあった剣スコップを使ったがうまく掘れなかったので、角スコップを使ったりしてみたが使いづらかった。ホームセンターに買いに走ろうかとも思ったが、もう少しで終わりそうだったので我慢した。

今度、手伝ってくれる機会に備えて、2つ目の「剣スコップ」を用意した。

 

 

・・・・・ ギザギザ刃の「草かき」・・・・・

何気なく農具類を見ていた時、畑の雑草退治に使う「草かき」も傷んでいたことを思い出した。刃がすり減り、柄の部分も傷んでいた。

畑の雑草退治は、自分がするときは除草剤散布だが、家内がするときは「草かき」を使う。これからも雑草退治を頑張ってもらおうと新しいのを買った。

今までのとはタイプの違う「草かき」をみつけた。使いやすそうなので買ってみた。

 

左が新たに買った「草かき」で、右が使いこまれた「草かき」

 


柿の葉寿司 久し振りに堪能した

2019年12月16日 | 我が家の食&漬物作り

娘婿が「柿の葉寿司」を持って来てくれた。

 

すし飯に「さば」や「さけ」を載せ、柿の葉で包んだ「早寿司」。近隣では、「さば」をアセで包んだ「早寿司」を作るのが主流。笹で包む「笹寿司」もある。どれも好きだが、滅多に食べることがない柿の葉寿司は別格。

買って食べる時に困るのが、どれが「さば」でどれが「さけ」なのか、柿の葉を開かないとわからない。自分が好きなのは「さば」。もらった柿の葉寿司の箱には、その説明書きが入っていた。Good! これなら、あたりはずれがない。21個も食べきれないので、別棟の長男夫婦にも、「さば」と「さけ」を判別しながら分けた。

 

「きつねうどん」を添えて「柿の葉寿司定食」にした。久しぶりに、柿の葉寿司を堪能した。

 



白菜の漬物作り33kg & 大根の麹漬け30kg & 柿おわった!

2019年12月15日 | 我が家の食&漬物作り

・・・・・白菜33kgを漬物にした・・・・・

農薬散布は1回しかしなかったので虫食いが多かった。小さな幼虫やアブラムシが侵入した葉は、全て廃棄した。葉を剥いて剥いて剥きまくった白菜は、大きかった玉が小さな芯だけになってしまったのもあった。

きっちりと農薬散布しないときれいな白菜は作れないのはわかっているのに、ついつい放置し、いつも収穫時に反省する。

きれいに剥き終わった「白菜」がコンテナに3杯になった。正味重量は全部で33kgだった。葉をあまり剥かなかったら、廃棄した葉の量からすると40kg以上は間違いなかった。

水でジャブジャブ洗った。

天日干しした。去年までは、「漬ける前に天日干しした方がいい」という先人の教えを守ってやっていたが、今年は目的意識があって天日干しした。先日のNHKガッテン「白菜特集」で、2~3時間天日干しをすると「旨み」が増すことを知っていた。

 

100Lのポリ容器に漬け込んだ。塩は3%なので粗塩1kgを使い、昆布と干した柿の皮も適当に入れた。1層ごとに調味料をふりかけ何層にもして漬け込んだ。

中蓋をし、漬物石1個を載せ、ビニール袋で包んだ。その上に漬物石を1個置き、埃が入らないように風呂敷で覆い、石臼などの重しを載せ、約40kgの重しにした。水上がり具合をみて、重しは軽くしていくつもり。1週間後には食べられるかも・・・

・・・・・今季2回目の大根の麹漬け・・・・・

1週間前に塩漬けした大根30kgを水切りし、麹漬けした。先週の麹漬けの漬け込み同様、麹・粗塩以外の砂糖・甘味料・着色料は2割にした。

奥の大きな100Lポリ容器は、1週間前に麹漬けした45kg。手前のポリ容器は、今日漬け込んだ30kgの麹漬け。これで75kgの大根の麹漬けが終わった。畑ではまだまだ大根が成育中だが、もう1回30kgまたは45kgを漬け込んで終了するつもり。


・・・・・お昼、家内に出前してもらってカーポートの下で個食していたら・・・・・

食事が終わりかけの頃だった。家内がやってきた。昨日と同じ展開になった。

家内:「直売所からメールが来て、柿、21袋全部売れたで」

自分:「今日は漬物作りで忙しいから、補充品の準備、無理やで・・・」

家内:「柿、まだ倉庫に残ってるやん。持って行けば昼からも売れるのに・・・ 漬物作り、直売所に持って行ってから手伝うし・・・」

お昼休憩を取る間もなく15袋の補充品を用意した。シール貼りも手伝った。

自分:「これで出荷終りやで。あとは売らん。家で食べる分も置いとかなアカンし、孫も好きやし、近所にも持って行かなアカンし・・・」

<今朝、補充品が多かったので直売所へ運ぶのを助っ人した。その時の「柑橘コーナー(左側はミカン・右側が柿)」では、たくさんの柿が置かれていた。まさか、こんなに売れるとは・・・>

直売所さん、ありがとう! 我が家の柿、買ってくれた人 ありがとう! 来年もよろしくお願いします! お芋さんなら、まだ少しありますので、よろしくお願いします!

 


柿を試しに直売所出荷したら・・・ & 病院でPSA検査

2019年12月14日 | 我が家の食&漬物作り

・・・・・直売所①:試しに柿を10袋出荷したら・・・・・

農産物の栽培は自分だが、直売所で販売するのは家内。その家内の判断は、「富有柿も直売所へ出荷する」だった。出荷して売れ残れば夕方に引き取らねばならない新鮮野菜は面倒なので出荷しないが、柿は1週間に1回の引取なので了解した。

2つの直売所に出荷しようと防除・施肥歴などを記入して提出しようと思ったら、記入したカレンダーが用済み処分されていた。やむなく提出のいらない直売所だけに出荷することにした。

みかん主産地なのに、柿も出荷している農家が結構多いのは知っていた。ただ、相場がわからなかったので適当に値段を決め、3~4個を1袋に入れて試しにと10袋出荷した。

今朝は2つの直売所へのさつま芋出荷もあったので、運搬係で家内に同行した。

<開店前の「みかん・柿などのバラ売りコーナー」:ミカンよりは少なかったが、柿もたくさん出荷されていた。こんなにたくさん並んであれば、そうそう売れるとは思えない・・・>

 

<別の直売所の開店前風景>

 

・・・・・直売所②:お昼時のことだった・・・・・

「今、メールが入ってきて、午前中に柿が6袋売れた」「あんなに何人もの人が柿を並べていたのに、6袋も売れるなんて・・・」と家内。「引取日まで、まだ1週間あるし、すぐ補充品を用意して。持って走るから」と。

1個1個、大きさや品質を品定めしながら3~4個分を計量し、15袋分を用意した。

 

ここからの袋詰めやシール貼り作業は、家内の役割。しばらくすると、補充品を積み込み直売所へ向かう軽トラのエンジン音が聞こえてきた。


・・・・・直売所③:夕方のことだった・・・・・

2つの直売所からの売上メールをみながら、家内が言った。

「柿、初日で14袋も売れたで」「明日、さつま芋10袋ずつを2カ所と柿10袋を補充しに行く。夕食が済んだら準備して!」と。

「エー 夜なべすんの? 倉庫の中、寒いで・・・」

「売れたら、持って行かなアカン!」

トタン屋根で足元がコンクリートですきま風の入る倉庫は冷える。風邪をひかないようジャンパーを着こんだ。今宵は近隣のみかん農家並みの夜なべ作業となった。

売上メールが家内のスマホに入る都度、ワクワクする。たくさん売れると嬉しい。2人で盛り上がる。

でも、夜なべまでするって、家庭園芸の域を超えてるじゃん! と思いつつ夜なべした・・・


・・・・・ PSA(前立腺特異抗原)検査結果・・・・・

午前中、近くの病院に検査結果を聞きに行った。

数値が4.0以上は「前立腺ガンの疑いあり」。8年前に生検で細胞検査した時は、異常なしだった。以来、年に数回、PSA検査をし、数値が急激に上昇しないかをチェックしている。

今回の数値は、過去最高だった。「生検して細胞検査せなアカンと言われるかも」と固唾をのんで医師の言葉を待った。過去8年間の検査結果はExcelの折れ線グラフにしてあったので、医師に見せた。

医師:「上がったり下がったりしているし、今回、そんなに突出して上がったわけではないので、数か月後のPSA検査数値で様子を見ましょう」

病院内での待ち時間にスマホでNHKニュースをみていたら、「がん5年間の生存率は全体で66.4%。最高は前立腺がんの98.8%」の記事が目に入った。

万一、前立腺がんになっても、ほぼ100%近くの人が5年以上生きているんや。ホッとしつつも、やっぱり数値の上昇が気にかかる・・・


 


まさか! 「白菜のお好み焼き」&「柿トースト」 

2019年12月13日 | 我が家の食&漬物作り

・・・・・ 柿トースト ・・・・・

前回ブログ掲載の「柿パワー」番組で、柿を加熱するとシトルリンが2倍になり肌代謝を促進すると知り、早速、朝食に「柿トースト」を作ってみた。

美味しいかどうかわからないので、食パン1/2で作ってみた。テレビで紹介されていたのを真似て、食パンにバターをぬり、その上に薄く切った富有柿を載せ、トースターで焼いた。

 

生食で食べるよりも「しなやか」で、アップルパイのりんごに似た食感だった。意外にも、バターの塩気と柿の甘さがマッチしていた。我が味覚では、「美味しい」とは思わなかったが「嫌いな味」でもなかった。簡単だし体のためになるのなら、ときどき作ってもいいかなと思った。

 

・・・・・ 白菜のお好み焼き ・・・・・

我が家には、100個ぐらいの白菜が食べ頃になっているので、NHKガッテンの「白菜特集」が気になり録画してあった。昨日、その録画をみた。

「びっくりぽん」だった。

漬物にするか鍋物に使うことぐらいにしか思っていなかったが、放送をみて白菜のイメージが変わった。

1番目のびっくりぽんは、プロの料理人が「上品なダシ」をとるのに白菜を使っていたことだった。今までは、すき焼きにいれ、牛肉の旨みを吸わせて食べるのが白菜だと思っていた。白菜の持つ「旨み」に気づいていなかった。

2番目のびっくりぽんは、白菜と粉だけで作った「お好み焼き」だった。料理人が太鼓判を押すほどだった。スタジオで出演者が試食した感想もベタほめだった。

今日のお昼、畑から採りたての白菜を使い、試食のつもりで作ってみた。

お好み焼きに使う白菜は、上の方の柔らかい部分だけ。上部1/4ぐらいを使ってみた。

 

「お好み焼きの粉」をふりかけた。テレビにはなかったが溶いた卵1個を入れてみた。卵の水分で粉がしっとりしたので、水はいれなかった。

 

いつものお好み焼きと同じように焼き、お好みソースと鰹節をふりかけた。

 

食べてみた。キャベツ入りと違って柔らかい食感だった。山芋を刷り込んでいるかのようだった。噛むと、白菜の旨みがじわーっと滲み出してきた。

キャベツだと器具を使って千切りしなきゃならないが、白菜だと包丁でザックリ切れば終り。しかも柔らかくて旨みすら感じる。漬物にしようと作った白菜が、畑にどっさりある。

手間いらずの簡単料理を愛する「まかないコック」には、ピッタリだった。


・・・・・ 初霜? 初氷? ・・・・・

室内気温は12度チョットあったのに、屋外の軽トラのガラスには薄氷が張っていた。

今季、初めてだった。興味深くて指で突っついてみたら、運転席のハンドルが顔を出した。

やっと、冬が顔を覗かし始めたのかも・・・


TV放映 みかんパワー&柿パワー

2019年12月12日 | 我が家の食&漬物作り

最近、髭剃りした時に指でなぞった時の「肌」の「滑らか感」、歯ブラシの柄を持った時の「指」の「ツルツル感」や、お茶漬けを食べる時にお茶碗と接触する「唇」の「ツルツル感」に今までない異変を感じ、「どっか悪いんやろか」と気になっていた。

そうではないことが、録画してあった「林修の今でしょ3時間SP(12/10放送)」で「みかんパワーvs柿パワー」をみてわかった。過去にも「みかんパワー」が放映されブログに掲載した記憶が蘇ってきた。

このテーマの主役、「みかん」も「柿」も本県が生産量日本一。我が家は、「みかん」の主産地まっただ中にある。見逃す訳にはいかなかった。

今回の放送のポイントを整理してみた。

1.みかんパワー

①血管を強化:βークリプトキサンチンという成分の働きによるもので、表皮が赤くて甘いミカンほど成分が多く含まれている

②骨密度UP:βークリプトキサンチンという成分の働きによるもので、牛乳など脂質と一緒に摂れば効果が高まる

③冷え性改善:袋の白いスジに含まれるヘスペリジンが血流をよくする。食べた後、緑茶を摂れば効果が高まる

④認知症対策:ノビレチンという成分が認知能力の低下を抑制する

要約すると、1日3個以上、できるだけ甘いみかんを食べること。脂質分の後にみかんを食べたり、みかんを食べた後に緑茶を飲むと効果が高くなる。食べ過ぎて手の平が黄色くなったりするのは、βークリプトキサンチンが蓄積している証であり、三カ月以上で消える。


2.柿パワー

①インフルエンザ撃退:柿タンニンという成分がウィルスを退治する働きがある

②風邪予防:冬の他の果物と比べてビタミンCが多く、風邪予防効果が高い

③乾燥肌対策:シトルリンという成分が血管拡張をサポートする働きがあり、肌代謝を促進してくれるので乾燥肌対策になる

④腸内環境改善:干し柿には、柿タンニンと植物繊維が多く含まれるので腸内改善効果が高い

要約すると、1日1個は柿を食べること。柿は加熱するとシトルリンが2倍になるので料理で使うのもいい。以前に作った柿ジャム、そんなこととは知らずに食べていた・・・


3.録画内容をみながら自分が思ったこと

①冒頭の肌の感触が変わってきたのは、毎日、食べている「柿」の「乾燥肌改善効果」だった。神経や内臓の異変ではなかった。「ヤッター」と思った。

②みかんは冷凍保存しておけば、長期保存できると知った。今まで気づかなかった。どっさりある「早生みかん」、早速、数十個を冷凍保存しておこう。

③柿は生食かジャムか干し柿でしか食べたことがなかった。柿を料理に使うなんて・・・晴天の霹靂だった! せっかくだから、「柿のてんぷら」「パンにバターを塗って薄切りした柿を載せて焼く柿トースト」「味噌汁の具」ぐらいは試してみよう。「ホウレンソウと柿の白和え」「柿ピザ」「ポテトサラダの具」は、チョット・・・


・・・・・ みかんも柿も倉庫で待機中 ・・・・・

昨日、ミカン農家からもらったばかりの「早生みかん」:これでコンテナ3杯目。極早生の「ゆら早生みかん」が、まだまだ残っているし・・・

昨日、収穫し終えた「富有柿」:売るほどあるし・・・

いいことを教えてもらって「ヨシッ」と思っても、我が性分、あきっぽいので一過性で終わることばかり。でも、今回の放送分は、大好物の「みかん」と「柿」なので、食べるのをやめる心配はない・・・

 


富有柿 採った 百均グッズ成功か?

2019年12月11日 | 我が家の食&漬物作り

午後からフリーの時間ができたので、気になっていた2本の富有柿を収穫した。昨年は台風被害で不作だったが、今年は豊作だった。

例年、野鳥対策にネットでスッポリ覆うという厄介な作業をしていたが、今季は百均でみつけた「カラス2種類・ネコ1種類」の6個を吊るしてみた。

<10月中旬から吊るしている「野鳥除け百均グッズ」>

ときどき、野鳥が柿の木に飛来してくるのを目撃した時は効果がないとあきらめていたが、今日の収穫で確認した被害は3個だけだった。吊るした百均グッズは、野鳥の種類によるのかどうかはわからないが、被害を抑制する効果があったと思っている。ただ、3種類の内、どれが効果的だったのかわからない。いずれにしろ、ネット張りの大変さからすると、万々歳だった。

<色づいた富有柿>

収穫してみると、思ってたよりも少なかった。先月、コンテナに1杯収穫しているし、「まあ、エエか・・・」

収穫した柿をコンテナに収納する際、自分の審査基準で「秀品」「優品」「傷物」に分別しておいた。

きっと家内は「直売所出荷しよう」と言い出すだろうし、アチコチ配りもしなきゃならないしを考慮し、こうしておけば、使い途によってすぐに対処できる・・・

<選別した富有柿>

真っ赤に色づいている不完全甘柿の受粉樹「禅寺丸」は収穫放棄し、野鳥にプレゼントすることにした。今季からは太秋柿も実をつけ始めたし、「禅寺丸」、伐採してしまおうかなあ・・・



開店前の直売所:みかんがズラリ

2019年12月10日 | 我が家の食&漬物作り

今、みかんが最盛期。

収獲されたミカンは家庭選別後、JA共選の光センサーで糖度などの品質をチェックして全国の市場に出荷される。昔からの地区の共選も残っている。個選もある。

幼少の頃は共選がなかった。ミカン農家だった我が家では、親父が木箱にミカンを並べたり蓋を釘打ちし止めていた光景がかすかに残っている。輸送手段は貨物列車だった。木箱に屋号を墨で刷り込むのを手伝った記憶が残っている。昭和30年代のみかんの値が良かった頃だった。

その名残からか、今も共選に加入せず個人で出荷する個選の農家もある。今風に、自分で販売しようとする農家もある。JA共選加入者は全量委託販売なので他には売れない。

直売所で販売されている「ミカン」は、JA共選に加盟していない農家のミカンが並ぶ。JA共選の光センサーで品質チェックされた段ボール箱が並ぶこともある。段ボール箱で出荷者が判別できる。

直売所2カ所のみかん販売コーナーのスマホ写真。早朝7時過ぎの出荷者が店頭に並べ始める開店前風景。

①みかんの「段ボール箱単位の販売コーナー」:良質のみかんが並ぶ。直売所の宅配コーナーから知人に贈る人も多い

②みかんの「バラ売りコーナー」もある。ビニール袋に小分けされた訳ありミカンが多い。販売単位が小さく手間のかかる割に売上金が少ないので、出荷者は時間的余裕がある小規模農家に限られる。

③野菜などのコーナー:他にも、花卉や加工食品コーナーもある

 


芋掘り「完」 直売所あれこれ

2019年12月09日 | 我が家の食&漬物作り

昨日、早朝から日の暮れるまで働いて、何とか「さつま芋」を掘り終えた。

家庭園芸なのに、農作業時間は、この土・日に限っては近隣の農家並みだと思った。否、みかん最盛期の彼等は夕食後も収穫したミカンの「家庭選別」で夜なべしている・・・ 頭が下がる・・・

・・・・・筋肉痛・・・・・

昨夜は、手すりにつかまり痛みにこらえながら一歩一歩でないと、階段を下りられなかった。トイレに座るのも痛みで一苦労だった。

こんなにひどい腿の筋肉痛になったんは、「何十年ぶりのことやろ」「よう頑張ったんや」と感慨にひたる心地よい痛みだった。

・・・・・お昼は出前だった・・・・・

作業着が土で汚れていたし、着替えてから食卓でお昼を食べるとなれば時間がもったいないしと、お昼ご飯は、家内に「出前」を頼んだ。

カーポートの下のベンチに座って、お盆に載った「出前」を頂いた。外で食べると、個食なのに美味しく感じた。

・・・・・芋、補充せなアカン・・・・・

外で、お昼ご飯、真っ最中のことだった。家内が、勢いよくやってきた。

開口一番、「今、直売所から12時のメールが入ってきて、芋、12袋売れてた」「朝、10袋補充してきたのに」「もう、直売所には5袋しか残っていない」「これから、補充しに行くんで用意して!」だった。

自分:「直売所、売れ残りは火曜日引取や」「月・火の平日はそんなに売れへんやろ。5袋残っていればエエやん」

家内:「今日、日曜日やし、昼からも売れるかわからん」「今日の午後と月・火で、5袋は少なすぎる」

問答の結果、10袋を補充することになった。お昼をそそくさと済ませ、出荷準備にかかった。

芋の形状と重さで1袋に入れる組み合わせを決めたり、値決めをする作業は自分。家内は、それらを何種類かのビニール袋に入れ分け、バックシーラーで封をし、品名・生産者名・価格とバーコードのついたシールを貼る。

10袋が用意できると、家内は軽トラで颯爽と直売所に走った。昨日の夕方、2つの直売所から入ってきたメールを見せてくれた。

「朝も昼も補充したから売れたんや!」と得意気だった。

「ごもっとも ごもっとも おっしゃるとおりで」

自分が作った芋でノリノリ気分になってくれてるとしたら、これ以上の家庭園芸冥利はない。「その芋、誰が作ったと思ってんねん?」などとは、口に出したらアカン。

 

・・・・・芋ほりは終わったが・・・・・

土曜日は大根30kgの「塩漬け」、日曜日は塩漬けが終わった大根45kgの「麹漬け」、飛び入りの直売所への「さつま芋補充」があったので、芋ほりは何とか終えたものの、シャワーで土を洗い流すのは時間切れとなった。そのまま倉庫に一時保管となった。

まだ、白菜の漬物作りが残っている・・・ 2本の富有柿も早く収穫したらなアカン・・・ 体が2つほしい・・・

 


大根の麹漬け

2019年12月08日 | 我が家の食&漬物作り

45kgの大根を塩漬けして今日が8日目。水上がり具合も良かったので、水切りした後、本番の「麹漬け」にした。

我が家の「麹漬け」は、「甘くなくて真っ黄色でもない」漬物を作るので、砂糖は標準分量の2割、付属の甘味料・着色料も2割、粗塩だけは標準分量にする。

自分も家族も甘い沢庵は好みでない。ご飯やお茶漬けやおにぎりと、この甘くない漬物の相性がピッタリだと思っている。

<調味料をふりかけながら100Lのポリ容器に並べた。5層で収まった>

<この上に、焼酎殺菌した中蓋と重し1つをしてから、焼酎殺菌したビニール袋で包んだ>

<ビニール袋の上から重しを1つ載せ、埃が入らないように風呂敷をかけ、その上に石臼を載せ、上蓋をし、上蓋押さえの小さな重しを載せて完了>

お正月には、美味しい漬物が頂ける。市販の甘い麹漬けが嫌いな知人や近所の人達も、漬け上がるのを待ってくれている。

アチコチ配りに数十kgは必要だし、我が家も冷凍保存して来年の今頃まで食べるので、今季も105~120kgぐらいを漬け込むつもりにしている。

 


大根塩漬け:30kg 直売所:今季初荷!

2019年12月07日 | 我が家の食&漬物作り

最近の家庭園芸は、ぽぼ休日限定。昔、ミカン農家だった親父がリタイヤしての数年間、兼業農家していた頃を思い出す。当時に比べると歳のせいか体力の衰えが著しく、耕作面積がごくわずかになったのにアップアップするようになった。

今日は早朝7時に「さつま芋」を2つの直売所に20袋ずつ初出荷後、すぐに畑に出て薄暗くなるまで「さつま芋掘り」と「大根の塩漬け」に明け暮れた。勝手気ままな家庭園芸の頃だと、しんどくなれば、すぐに畑と「さようなら」したが、今はそうはいかない。

今日と明日でやっておきたいことがいっぱいある。途中でリタイヤする訳にはいかなかった。頻繁に休憩をとりながらも薄暗くなるまで作業した。お昼休みもロクに取らないのをみかねたのか、午後からは家内も助っ人してくれた。それでも、目標には少し届かなかった。体の鍛え方が足らないのか歳のせいなのか・・・明日はどうなることやら・・・・・

大根の麹漬け作りの下準備で、第2弾・30kgを塩漬けした。

薄暗くなったし、これで終わりと思っていたら・・・

家内:「今日出荷したさつま芋、半分以上売れたから、明日の朝、補充しに行かなアカン」

自分:「エー、全部、売れた訳やないから、エエやんか」

15時現在のメールでいくつか売れたとは聞いていたものの、17時現在で、まさか13袋も売れたとは・・・

いくつかの「アーでもない、コーでもない」問答の結果、押し切られ、倉庫で10袋だけ補充品を共同作業で用意した。終わると、外は真っ暗だった。

家内のスマホに入ってきた売上メール。

もう1カ所の売上が3個だけだったので、助かった! 

たくさん売れれば嬉しい反面、急遽の夜なべ作業を強いられるのは堪える・・・いくら心の在りようが若いと言っても、無理が利くほど肉体は若くはないし・・・



大根塩漬け 6日目 重し追加

2019年12月06日 | 我が家の食&漬物作り

大根の麹漬け作りの下準備に、45kgの大根を塩漬けをしてから6日目。

載せた重しは約60kg。日々、水の上がり具合をチェックしてきた。中蓋ギリギリまでは水が上がっていたものの、それ以上は水が上がって来なかった。

もっと大根の水分を絞ろうと、今朝、重しを1つ追加して約80kgにした。5段に積んだ重しが崩れて転げ落ちないようにと、ロープで支えた。

< 今朝の水の上がり具合 >

< 重し2個の上に、ほこり防止で「風呂敷」をかぶせている >

< 風呂敷の上に、使わなくなった「石臼」上下を重しにして載せている。今朝、その上に、大きな石を追加して載せた。これで、5段・約80kgの重しになった。転げ落ちないようロープで支えた >

水の上がり具合をみながら、1~2日後には塩漬けを終えて本番の「麹漬け」。

麹漬けに使う「麹漬けの素45kg分」「必要な量の粗塩・砂糖」「大きなビニール袋」「容器やビニールや重しを殺菌する焼酎」、準備しとかなくっちゃ。

終われば、畑で順番待ちしてくれている大根の塩漬け第2弾が待っている。

 


田舎の温かさ

2019年12月05日 | 我が家の食&漬物作り

「今年の夏は雨が多かった上に、11月も暖かい日と雨が多かったせいでコマ(小さいサイズ)が少ないんよ」と、近所のミカン農家が3Sサイズの「早生みかん(品種名は宮川早生)を手押し車に載せて運んできてくれた。早生みかんを貰うのはこれで2ケース目。

倉庫には、数軒からもらった極早生の「ゆら早生みかん」がコンテナに2杯残っている。ボツボツ傷みも出始めたので、4~5日に1回は腐敗果がないかチェックし廃棄している。それでも、食べきるには今月いっぱいかかりそう。

もらった「早生みかん」は、今のところコンテナ2杯。しばらくは倉庫で眠ってもらうしかない。主産地ならではの贅沢な悩みだと思っている。

・・・・・・・

「さっき、息子が釣ってきた。新鮮なので刺身にもできる」と、ご近所さんがアジを届けてくれた。大きなアジ5匹と小さなアジが10匹もあった。

家内は好物だが自分は刺身は苦手。でも、そんなことは口には出さない。総料理長に料理方法を聞くと、大きなアジは塩焼き、小さなアジは南蛮漬けにするとのことだった。

・・・・・・・

我が近隣では、買ったものではなく家のある「物と物」が頻繁に行き交う。その都度、会話も弾む。人同士の繋がりもより深くなる。物の行き交いは、気持ちと気持ち、真心と真心、人と人の行き交い手段にもなっている。それが田舎のふれあいであり、温かさとなっている。

 


直売所へ誓約書提出

2019年12月04日 | 我が家の食&漬物作り

いろんな事情で出荷できずにいた「さつま芋」を今週末から出荷することにしてから、気づいた。「アレー 今季、誓約書を提出するの忘れてる!」 

JAファーマーズマーケットに出荷するには、毎年、事前に誓約書を提出しなければならない。

1つ目は、肥料・農薬の安全使用基準を遵守していること。無登録農薬の使用・安全使用基準を逸脱した農薬使用でJAや取引先に迷惑をかけた場合は、その責任を負うこと

2つ目は、品目ごとに、①園地場所・面積・収穫開始日、②病害虫防除に使用した薬剤名・散布日・倍数の内訳、③施肥した肥料名・施肥量・施用日の内訳、④除草剤の薬剤名・倍数・散布日の内訳を記入する

この誓約書記入に備えるため、その都度、散布した農薬名や肥料名や使用量などをカレンダーに記録し保存している。カレンダーをめくりながら、とりあえず「さつま芋」の書類を作成し、会員である家内に託した。

我が家は、やむを得ない限りでないと農薬は散布しないし肥料も少ないが、消費者には「自家消費兼用で作っているから心配ない」では通らない。

毎年のことながら、この誓約書は、家庭園芸といえども・直売所出荷といえども「食の安全」が問われていること、それを明らかにすることが求められていることをヒシヒシと感じさせてくれる。