紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

やっと山茶花が咲いた

2019年12月04日 | 我が家の食&漬物作り

朝6時半、室内気温は12.1度。曇り空で昨日みたいに風は強くないので、吐く息が一段と白くなった。

玄関を出て庭を見ると、山茶花が咲き始めていた。よく訪問させてもらってるブログ人さんの写真では、早くから山茶花が咲いていた。「我が家の山茶花はまだ?」と気を揉んでいた。3本の内、1本がやっと咲き始めてくれた。

やっと、我が地にも順番が回ってきたなと言う思いがした。「やっと咲いてくれたか、待ち遠しかったで・・・」

「山茶花」の花を楽しませてもらった余韻にひたりつつ、朝食を作った。

<奥方様 召し上がれ>

 


孤食は「卵かけご飯」 芋も焼いた

2019年12月03日 | 我が家の食&漬物作り

昨日のお昼は「孤食」だった。

一人だと、「何か作らなくっちゃ」ではなく、「手間がかからない食事、なんやろか」という気持ちで冷蔵庫を物色する。思いついたのが、レパートリーの一つ、「卵かけご飯」だった。

以前は「卵かけご飯」は好きではなかった。白身のズルズル感がもう一つ口に合わなかった。或る時、「卵白」を泡立ててメレンゲにするテレビ放送をみて「ハッ」となった。「ヘェー、卵白ってあんな泡みたいになるんや!」 びっくりぽんだった。

早速、泡立てたメレンゲをご飯にかけて食べてみた。卵黄も載せた。醤油を垂らし、ご飯と混ぜてみた。食べてみた。白身のズルズル感がなかった。手軽に作れるのが、我が性分にピッタリだった。以来、「卵かけご飯」が友達になった。

・・・・・自分が作る「卵かけご飯」・・・・・

卵を黄身と白身に分け、白身は泡だて器でメレンゲにした。冷凍すると泡立てやすいらしいが、そんな準備はしていない。

ご飯の上に泡立てた白身を流し込み、真ん中に黄身をそっと落とした。

醤油を垂らした。混ぜて食べるかどうかは、その時の気分次第。

「卵かけご飯」と、前日に漬けたばかりの「白菜の切り漬け」と昨季に作った「大根の麹漬け」の相性がピッタリだった。

・・・・・安納芋の焼き芋・・・・・

おやつに焼き芋を作った。焼いても焼いても、我が家には入れ替わり立ち替わりつまんでいく「食いしん坊」が多いらしく、お皿に山盛りにした焼き芋が2日ほどで消えてしまう。

熱々の出来立てを「フーフー」しながら食べてみた。安納芋は水分が多く、つやつや光っていてネットリで甘かった。

皮に栄養分が多いらしいが、食感がなじめず自分は食べない。牛乳を一緒に飲むと効果があるというので飲んでみたら、熱々の焼き芋に冷たい牛乳は、意外にも相性が良かった。

(注)安納芋:もともとは種子島の安納地区で改良された芋。「島あんのう」と「安納もみじ」は商標登録されているが、「安納芋」は商標登録されていないので種子島以外でも栽培されている。

なお、安納芋ブランド向上のため、一定の品質基準を満たした芋は種子島の「認証シール」が貼られている。一方で、昔から近隣でよく作られている「なると金時」は「有田みかん」のように地域商標として登録されているので、勝手には使えない。

 


大根の切り漬け まさかの「千枚漬け」

2019年12月02日 | 我が家の食&漬物作り

曲がっていたり小さかったりで麹漬けで使わなかった大根を使って、「大根の切り漬け(即製の漬物)」を作った。切り漬け作業の主役は家内。

量が多いので「フードプロセッサー」を使うことになった。担当を任された。※大根が1~2本と少ない時は、手動の「千切り器」を使う。

<<作業手順>>

①葉と大根を切り離し、それぞれを水洗い

②大根の皮をピーラーで剥いた後、フードプロセッサーに入る大きさに切り分け

③フードプロセッサーで千切り。プロセッサーの容器が満杯になる都度、できた千切りを取りだしポリ容器に移すこと数回。

<フードプロセッサーで千切りした大根>

④その間、家内は葉の茎の部分を包丁で刻んだ。

⑤ ③と④を混ぜ合わせながら、粗塩を少しずつ入れて味見。ほどよい塩加減になったところでストップ。

⑥ ⑤に昆布を適当に入れて、混ぜ合わせた。

⑦ 締めつけができる即席漬物容器に移した。

⑧蓋をし、ほどよく締めつけて完了。

大根の苦味がほどよく残る「切り漬け」は、大好き。一味をパラッパラッとかけたり、醤油を垂らしたりして食べることもある。

翌日から食べられる。長く漬けると酸っぱくなるので1週間程度で食べきる。残れば、水気を絞って冷蔵保存すればいいのかも・・・ 貰い手が多い我が家では、早々になくなってしまうので、作り過ぎてもそんな心配はいらない。

・・・・・まさかの「千枚漬け」・・・・・

フードプロセッサーを始動させて、間もなくだった。刃をつけ間違えてスライスしていたことに気づいた。結構な量のスライスができていた。

「ありゃ えらいこっちゃ」と。

家内:「どうしたん?」

「刃、間違って、スライスしてしもた」

<スライスしてしまった大根>

家内:「しゃーないなあ・・・」「千枚漬けにするしかないなあ・・・」

<しばらく塩水につけてから、酢と砂糖と昆布で家内が作ってくれた「千枚漬け」>

自分の「うっかり」で、副産物の「千枚漬け」ができた。美味しいやん! 家内の機転で、自分のミスがファインプレーに変わった!

 


大根の麹漬け(漬物)準備 45kg①

2019年12月01日 | 我が家の食&漬物作り

今朝の室内気温は12.0と今季最低となった。屋外に出ると無風でいい天気だった。意外と寒さを感じなかった。今日はポカポカ陽気の1日となりそう。

昨日、家内に助っ人を頼み、大根を収穫した。

9月下旬に約400粒を一粒蒔きした大根が育ってきたので、大きそうなのを選びながら収穫した。大きいと思って引き抜いたら500gの小さいのもあったが、1.5kgの大きいのもあった。1kg前後の大根が多かった。

我が家の大根の漬物は「麹漬け」。「ぬか漬け」も作ったりすることがあるが、干したりが面倒なので気が向かないと作らない。

麹漬けは15kg単位。引き抜いた大根の葉や伸びた根を切り落とし、コンテナに入れながら計量した。コンテナ3杯で45kgだった。変形したり小さかったりの10本ほどの大根は料理用では食べきれないので、大半を「切り漬け(即製の漬物)」にすることにした。

<タワシで1本1本水洗いした大根:洗いながら「大根脚って聞くけど、こんな脚のことなんや」と思った。家内のことではない>

<麹漬けの下準備:大根45kgを粗塩1.5kgで塩漬け>

約60kgの重しを載せた。塩漬けした大根の水が上がって来る一週間後、水切りし、「麹漬け」にとりかかる。お正月には美味しく食べられるはず。

・・・・・・・

昨年は150kgの麹漬けを作った。冷凍保存し今も食べている。今回の収穫は全体の1~2割程度。畑では成長中の大根がどっさり残っているが、今季は120kg程度の「麹漬け」で打ち切るつもり。

早め早めに小ぶりな大根を第2弾・第3弾と漬け込みしなくちゃ、どっさりの大根が畑に放置されてしまうことになる

ついつい調子に乗って植えすぎた・・・エライこっちゃ・・・「来季の植付は250本以内にするぞ」と我が心に誓った。