自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

テングチョウの卵

2024-04-20 | 昆虫

4月15日(月)。

ケヤキの真新しい葉の表面にテングチョウの卵が付いているのを発見。初めて直接目にする卵です。それゆえに,テングチョウの卵をなんとか見つけられないかとずっと思ってきたわたしには,大いなる感激です。それも3個一度に見つかったのですから,まことにラッキーです。

 

せっかくなので,持ち帰って詳しく撮影することにしました。もちろん,孵化時を撮ることができれば申し分なし。中はモザイクのように見えます。

 

ラグビーボール状のすがたをしています。葉の表面にくっついてはいますが,じつに頼りなさそうな接着の仕方です。卵の姿勢が倒れ掛かっている感じがします。

 

同じ位置からさらに拡大して撮影。この卵のサイズを計算してみました。

 

すると,こんな数字が。高さ0.8mm,直径0.5mm。この数字の中に,表面の模様も含めてみごとなしくみが仕組まれています。こんな世界からテングチョウのいのちが生まれ出ずるのですから,まことにいのちバンザイです。

 


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