タテハチョウの初見日。陽気に浮かれたようにタテハチョウが出現。ここは見慣れた公園です。
「よし,横方向から見てみよう」。そう思いながら左に移動しました。
すると,吻を伸ばしたり戻したり。「ははーん,吸蜜に備えてウォーミングアップしているんだな」と感じた瞬間です。蝶はうれしさいっぱいなのです。
この行為を何度か繰り返しました。
初見日はただ目撃しただけで満足するのでなく,見つめるってことが大事だと思われました。
タテハチョウの初見日。陽気に浮かれたようにタテハチョウが出現。ここは見慣れた公園です。
「よし,横方向から見てみよう」。そう思いながら左に移動しました。
すると,吻を伸ばしたり戻したり。「ははーん,吸蜜に備えてウォーミングアップしているんだな」と感じた瞬間です。蝶はうれしさいっぱいなのです。
この行為を何度か繰り返しました。
初見日はただ目撃しただけで満足するのでなく,見つめるってことが大事だと思われました。
ついに,好物の虫を口にするジョウビタキのオスを撮影することができました。待ちに待った瞬間!
朝のこと。我が家の畑の片隅に野菜を収穫したあとの茎やら根やらを無造作に積んでいるところがあります。そこにジョウビタキがやって来て,なんとなく獲物をつついている感じがするのです。それでカメラを持ち出して来てその様子を確かめました。
すると,大きめの獲物を狙っているような動きをしています。いったい何なのかとじっと見ていると,確かに何かをくわえています。
なんだかムカデのような気が。
足がたくさん。
やはりムカデでした。もしもっとシャープな画像が記録できていたら,それはそれはスゴイ観察になっていたことでしょう。
わたしにはよほどツチイナゴに縁があるようです。縁があるようなので、ついついこれに関しての話題が増えます。
3月中旬、夕刻。公園のシバの上にツチイナゴがいました。日が西に傾いています。ツチイナゴはこの日の陽気さを思い浮かべているのでしょうか。
脚先を頭部に持って行く動きをしました。撮影者としては、じっとしているよりこの方が動きがあってたのしいなと思います。
西日を浴びながら、一日無事に過ごせたことに十分満足しているようにさえ見えます。
間もなく、地面から新芽が吹き出して春本番を迎えます。
漉く紙のサイズはA4。使う繊維は洋綿と和綿。
まず洋綿から。厚みは葉書程度とします。粘剤を加えた紙料を漉き枠に流し込みます。その後すぐに枠の左右を両手でつかんで,軽く揺すります。これは紙の厚みを均一に整えるのにとても大事な作業です。職人は流し漉きをするので,漉き枠にある紙料を前後にしっかりと揺すります。紙料をすくうたびに同じ作業を繰り返します。溜め漉きでの作業もこれと同じ意味を持っています。
あとは水切り。そして乾燥です。A4サイズぐらいになると,天日干しがいちばんです。というのは,アイロンのような小さな乾燥道具では乾きムラが出てしまいフラットに仕上げるのがむずかしいからです。それでもここでは,早く紙にしたいのでアイロンを使います。
まだ湿っています。湿紙の状態です。
乾燥したら本に挟んで重しをし,できるだけフラットな面に仕上がるようにします。結果はやはり周囲に起伏ができてしまいました。下にある白い紙はA4サイズのコピー紙です。
次回は和綿について記事にします。
いよいよ紙漉きの工程を迎えました。使うのは洋綿の靭皮繊維。サイズはまず葉書大。漉き舟に漉き枠を固定して,水を張り,紙料を流し込みます。溜め漉きです。
水を抜きました。
木枠を取って,湿紙をネットで覆います。
水切りをしたあとの様子です。
このあと,新聞紙でできるだけ水を除いてアイロンで乾かしました。
これで葉書が出来上がりました。なんとか合格点がいただけるでしょうか。葉書はプレゼント用に使います。
3月16日(水)。密に種子を蒔いたので,びっしりと発芽。そのまま成長してぎゅうぎゅう詰めになりました。
こんなふうです。
本葉が出始めたものもあります。
知らぬ間にずいぶん大きくなった本葉もあります。
これでは丈夫に育たないので,本葉がある程度大きくなったらポットに移植することにします。
3月19日(土)。今日の風景です。
地中の様子が気になったものですから、そっと掘り起こしてみました。ごく小さな球根の初期のようなものができているのでしょうか。わたしの事前予想は、ほんのわずかに太りかけた兆候が確認できるだろう、その兆候の下に根が一本伸びているだろう、というもの。ごく普通に連想できる範囲です。
ところが,ところが,そんな単純なものではありませんでした。とりあえず二本掘ると,一本ではもう球根が形成されつつありました(下側)。丸みを帯びてずんぐりしています。もう一本では球根に成長する部分が白くて,長くなっています(上側)。両方とも,茎と根の境辺りにあり,根が一本あります。根の先は褐色を帯びています。
もう一本掘ると,細長くて先端が膨らみかけている球根がついていました。まことにスマートです。初期の芽生えのものは根がずいぶん弱々しい感じがします。茎の葉緑素がでんぷんを製造し,できたばかりのわずかなでんぷんを大急ぎで地中に貯蔵するのでしょう。これが種子の発芽戦略のようです。
貴重な情報なので,次回もこの続きを記事にします。
3月13日(日)。どんどん芽生えています。
種を適当に蒔いたので,芽生えの粗密があります。
こんなに固まっているところも。
子葉に残る種皮が芽生えを印象付けます。
これらがジャガイモ本来の出発点なのです。
春らしい陽射しを感じるこの日,最高気温が16℃を越しました。
いつもの公園の落葉を竹棒で叩きながら歩いていくと,ツチイナゴが飛び出しました。結局飛び出したのは五匹。一匹が飛び出したら,もう一匹がそれを追いかけて重なるように飛んだのには驚きました。なんだか賑やかな風景に見えました。
この日に撮ったツチイナゴをご覧ください。からだが十分温まっていないとみえ,動きは鈍そう。
しばらくして,パタパタッと飛んで近くに着地。枯れ葉の中は居心地がよさそうです。じっとしていました。
これは別個体。
この日はヒメアカタテハ,ベニシジミ,テングチョウを一気に初見。すっかりうれしくなりました。
暖かくなったなあと感じます。外に出ると汗がにじむポカポカ陽気です。
快晴のこの日、ネコヤナギを撮りました。真逆光下の撮影となりました。
午後3時を回って日が傾いています。花穂の輪郭付近が輝いています。それがあちこちに散在しています。目を下に移せば澄み切った春先の水が。これが自然のかたちです。
流れ落ちる水に目を向けるときらきらと輝いています。風がほとんどないので水面が穏やかです。春を迎えた風景です。心が躍ります。
ここでの撮影はまだまだ続くでしょう。雲が浮かんだ青空を背景に撮るとか,側光下で撮るとか,いろいろ試そうと思います。なにしろお気に入りの場面ですから。