7月31日(月)。
畑のダイズが花をつけかけました。世話をしていると,ツバメシジミが株の間を飛んだり,葉に止まったり。これはどうも産卵につながる行動のようだと直感。というのは,これまでも同じような行動を見ていたからです。しかし,ダイズに産卵することを確認したことはありませんでした。同じマメ科のシロツメクサに産卵するのですから,ダイズに産卵してもちっともおかしくはありません。
それで,いくつかの花と蕾とを見ていきました。すると,卵が一つ見つかったのです。できかけの蕾か,芽のようなところにちょこんと一粒。これにはびっくり。
接写すると,まさにツバメシジミの卵です。
さらに倍率を上げて。
この分だと,まだまだ産卵しているかもしれません。そんなことを思いつつ作業を進めていると,そこにツバメシジミが飛来。動きはまさに産卵直前のもの。翅をこすり合わせています。そのうちに産卵かと思われる動きに移行。
証拠写真を撮っておかなくては,と思いシャッターを切りました。ダイズに産卵するということがよくわかる画像です。
直後卵を探すとありました。
ほかにも産卵行動を見かけたので,卵を調べました。ここにもありました。
観察はじっくり。定石どおり。そうすればポイントの見逃しは少ないでしょう。これらの卵,孵化までを見届けられたらよいのですが……。