この,マンサクの枝先はよほど魅力のある場所のよう。今日もまたまたナツアカネがいました。しかし,もしかするとアキアカネかもしれませんが,このままナツアカネとして話を進めていきます。真っ青な空に照らされ,なんとも気持ちよさそう。
捕獲対象の昆虫が縄張りに入って来る度に,発進。複眼のはたらきは大したもの。
間もなく,近くの葉に着地。「今度はこちら側を見ているところを撮ろう」と思い,そっとそっと近寄って行ってパチリ。
この枝先は,これから先まだまだたのしい出合いをつくってくれそうな。
この,マンサクの枝先はよほど魅力のある場所のよう。今日もまたまたナツアカネがいました。しかし,もしかするとアキアカネかもしれませんが,このままナツアカネとして話を進めていきます。真っ青な空に照らされ,なんとも気持ちよさそう。
捕獲対象の昆虫が縄張りに入って来る度に,発進。複眼のはたらきは大したもの。
間もなく,近くの葉に着地。「今度はこちら側を見ているところを撮ろう」と思い,そっとそっと近寄って行ってパチリ。
この枝先は,これから先まだまだたのしい出合いをつくってくれそうな。
アオムシはモンシロチョウの幼虫。野菜づくりには厄介な害虫です。家庭菜園のあり方としては,ネットで野菜を覆って産卵できないようにするのがいちばん。でも,今秋はまだそこまでしていません。
結果,あちこちにモンシロチョウが産卵。キャベツ・ブロッコリーはもちろん,葉ボタン,ダイコン,カブといったように,至るところに卵を産み付けています。それで,アオムシがあちこちで発生。葉が食べられて穴が開いたり,葉脈だけになったり。
もうすぐ対策を講じようと思っています。
その前に,朝日を浴びるアオムシを撮影しておきました。からだには朝露が付着しています。葉はカブ。あちこちに食痕があります。
反対側からアオムシを撮りました。葉はこんなに食べられています。
すこし向きを変えて撮りました。朝日が当たっています。
こんなところでクサカゲロウの幼虫を見かけました。ちゃんと鎧を作りかけています。やっぱり大好物のアブラムシがいるんですね。
大きな顎が光ります。
お馴染みのツマグロキンバエがここにも。
口吻を撮りました。蜜を舐めているようです。
アリがありこちにいるのにはびっくり。頭を花の中に突っ込んでいます。
ケイトウにはたくさんの昆虫が訪れていることがわかります。次回もこのつづきをどうぞ。
朝露の付いた野菜が朝日に輝きます。秋の深まりを感じます。
カブの葉にオンブバッタが一匹。オスのようでもあり,メスのようでもある大きさ。たぶんオスでしょう。
動きが鈍いので,レンズを近づけても大丈夫。気温が低いとバッタは活動できないのです。
反対側からも撮影。触角が直線状に伸びています。
これも野菜を食する昆虫ですが,数は少ないのでもちろんそのままにしておきます。適当に野菜を餌にして生き延びればいいでしょう。
ケイトウの花でヒメヒラタアブを見かけたのがきっかけで,どんな昆虫が来るのか確めたくなりました。曇りの日でしたが,意外にも昆虫があれこれ訪れていることがわかりました。
ヤマトシジミが口吻をぐーんと伸ばしています。
クチナガハリバエがいました。
ナナホシテントウも。アブラムシでも探しているのでしょうか。
ヒメヒラタアブです。
吻を伸ばしてごちそうをたっぷり口にしています。
昆虫が夢中で事をなしているとき,カメラを近づけても気がついていないようです。お蔭で撮影がすいすい。
ここは花時計のある公園。時計の縁取りに矮性のケイトウが植わっています。
見ると,ぴったりそこにヒメヒラタアブがとまっていて,なんと産卵ポーズに入ったのです。一瞬の出来事だったので,びっくりしました。ケイトウの花には,どうやら幼虫の餌になるアブラムシがいるようなのです。
惜しくも産卵の様子を撮影することはできませんでしたが,脳裏にくっきり焼き付けました。
ヒアタアブが去ったあと,卵があるか調べました。花の間に卵が一つポツンと産み付けられていました。長さは1mmといったところ。
アブラムシがいるかどうか調べました。しかし,近くには見当たりませんでした。たぶん,ヒラタアブの感知能力に間違いないでしょうから,どこかにいるはず。
翌日に撮った卵の写真です。
ムシヒキのなかまなのですが,わたしには同定できません。目立たない小さな体型なので,もしかするとヒサマツムシヒキかもしれません。つい先日,コンクリートの上で見かけました。
この時期見掛けるのはたいへんめずらしいので,その行動をじっくり観察することに。ムシヒキはときどき飛び立って獲物を追いかけ,再び戻って来ました。その繰り返しを数度。
そのうちに獲物を捕獲。どうやらカのなかまのようです。吻を突き刺しています。これだけ小さな昆虫を目敏く見つけて,捕獲する能力は大したもの。
ぐっと近寄って撮りました。
カに動きはなし。こんな強力な外敵に捕まってはどうしようもありません。「食べる」「食べられる」,この関係がくっきり見える瞬間でした。
前栽のマンサクの木はトンボにこよなく歓迎されているようです。入れ替わり立ち替わり,違うトンボがとまって獲物を待ちます。そういえば,庭を見渡しても見晴らしのいい,こんな枝先はわたしの目には付きません。
今度来たのはナツアカネの真っ赤な個体。オスです。堂々とした姿は大したもので,レンズが翅に触れても平気。太陽は写真中左の白い部分です。真逆光から撮っています。できるだけ前方向から撮りたいというのがわたしの願い。なんとかうまくいった例です。
反対側から撮りました。隣家との間に秋の青空が広がります。赤と青がくっきり。
時間が経過。やや前方に動いて,頭部が写り込むようにして撮りました。手持ち撮影なので画像がぼけないよう注意を払います。トンボが翅をわずかに上げた瞬間,シャッターを切りました。
トンボを前方向から撮るのはむずかしいのですが,ラッキーなチャンスに恵まれました。感謝。
庄川を渡って白川村へ。
水田と昔ながらの佇まいがよく似合います。外国人観光客のなんと多いこと。その流れはよいことなのでしょうが,一部の人が集団で迷惑行為をするのを目にして,「"観光日本"を唱えるだけでよいのだろうか」とついつい考え込んでしまいました。 目に余るそうしたマナー違反を“観光公害”というのだそうですね。
広場に立てられたかかしです。観光客の目を引き付けるためにつくられたのでしょう。こういう景色は好きではありませんが,とりあえずパチリ。生活の匂いがしないところが惜しい!
人影がないと,落ち着いた雰囲気が漂います。曲がった畔が村の古さを物語っています。
ごくふつうの山村の風景です。こういうところがいいですね。
廃屋になった合掌造りがありました。現実は厳しい!
観光と生活が同居するってたいへん,たいへん。
10月24日(木)。曇りのち雨。高齢者のバス旅行に,地域ボランティアとして参加。行先は但馬の出石。伝統のある城下町で,静かな佇まいが人のこころを引き付けるまちです。
わたしはこの地域に昆虫の撮影も含めて,何回も訪れました。昨日は朝から雨が降り続くあいにくの空模様。
まち風景のスナップ写真を少しだけご紹介します。
通りの様子は趣きいっぱい。落ち着いたまち並みです。
そっちも。まちの代表的な味覚は皿蕎麦。店が並びます。
足元も。時計台“辰鼓楼”はまちのシンボル。
季節の味覚が並ぶ店頭風景です。この国の秋をシンボリックに語っているような。
近畿地方では歴史がいちばん古い芝居小屋「永楽館」。明治34年に開館とのこと。地元の方による落語を聴いたあと,館内の見学。伝統を残し続けようとする土地のかたちが伝わってきました。
参加された皆さん,雨にもかかわらずとても満足気でなにより。よかった,よかった。