漢字名は白腹。スズメ目ヒタキ科。
公園で野鳥観察をしていて撮りました。名のとおり胸が真っ白。とても覚えやすい特徴です。細枝のちょうど隙間から見えました。
すこし動くと,手前の枝が頭部と重なりました。林で撮るのはなかなか苦労がいりそうです。
チャンスに恵まれたらもっと近くで撮りたいですね。
漢字名は白腹。スズメ目ヒタキ科。
公園で野鳥観察をしていて撮りました。名のとおり胸が真っ白。とても覚えやすい特徴です。細枝のちょうど隙間から見えました。
すこし動くと,手前の枝が頭部と重なりました。林で撮るのはなかなか苦労がいりそうです。
チャンスに恵まれたらもっと近くで撮りたいですね。
公園にて。漢字名は頭高。スズメ目ホオジロ科。
葉を落とした枝にカシラダカがとまっていました。群れをつくってくらしています。一羽だけが群れからすこし離れ,しばらくじっとしていました。この鳥の特徴を物語るように,頭部の毛が高く立っています。
気づかれないようにと願いながら,それこそそっと近づいていきました。
こちらを向いていますが,わたしには気づいていないようです。
最後は5mほどまで近寄ったと思います。まったく気づいていないようで,お陰で数枚の画像を記録できました。感謝,です。
公園にて。スズメ目メジロ科。
メジロが木の実を食しています。視野に入るのを待っていてシャッターを押しました。しかし,ピンボケ!1
直後の様子を撮りました。さえずっています。「実をくわえていたらよいのに」。上の嘴をよく見ると食べかすが付いています。漢字名は目白・繍眼児。そのとおりの目です。
別の木でメジロを見かけました。これも実を食べているシーンです。しかし,葉が視野を遮って頭部を撮ることができませんでした。
常緑広葉樹林での撮影はむずかしいものです。まだまだ諦めません。
今度はオスのツマグロヒョウモンを見かけました。
寒い寒い一日だったので,ツマグロヒョウモンが現れるとは思ってもいませんでした。やはり環境への適応力は相当なものです。
動きは遅い,遅い。この気温ではからだが満足に動かせないようです。
すこし動いたので,花の中に口を入れるのかなあと思ったら,そのまま消えて行きました。
花自体が小さいので,目を向け続けていないと訪花昆虫を見逃してしまいます。苦労あって発見あり,という気持ちを忘れずに根気強く観察を続けます。
春を前にして,畑作業をしました。冬野菜を収穫した後の整理と,タマネギの間に生えてきた草取りです。春の訪れを感じた草草が勢いを得て伸びて来ました。
畑から離れて,そうして戻って来たら,ジョウビタキのオスが畝に降りていました。さっそく餌を探しているのです。近づくと,遠くに去る気配はなく隣家の塀の上に移動。そうしてからこちらの様子を窺っているようです。「よし,撮影しよう」と思い,家からカメラを持ち出しました。
案の定ジョウビタキは柵の棒先まで近寄って来ていました。そこで周囲を見回しています。警戒しているのです。わたしは物置小屋の板壁の陰からそっとレンズを向けました。たぶん,気づかれていないでしょう。
畑の上に降りました。周囲を警戒しながら地面をきょろきょろ見ています。
何度かなにかを口にして,また棒先に移動。からだを丸くしました。瞬間,糞が落ちていきました。
また餌を探しに舞い降りました。下写真はミミズをくわえた瞬間です。こちら向きだと特ダネになったのですが……。
棒先と地表を何度も行き来しました。土が露わになって食べ物が出て来たのでしょう。そのことを経験的に心得ているとみるべきです。この鳥の観察では初めての目撃となりました。
マンサクの花一つひとつはいたって小さいのですが,小さいがゆえにからだの比較的小さな昆虫がいても,目立ちやすいといえます。ツマグロキンバエはよく観察しないと目に付きません。しかし,それより小さめの昆虫に比べると,はるかに目に付きやすいのです。
黄色の花弁に,黒っぽい昆虫がいると思ったらツマグロキンバエのメスでした。吻には花粉がどっさり付いています。
寒い日だったので,一つの花を中心にしながら周りの花に歩いて移動する程度の動き。
こんなふうに摂餌行動を繰り返せば,受粉は容易に成り立つでしょう。
これだけのすがたを記録できたらぜいたくはいえません。感謝。
漢字名は白鶺鴒。スズメ目セキレイ科。
ハクセキレイはお馴染みの野鳥です。谷間,河川,水田などではごく普通に見かけるし,人家近くでもそうです。時には,自動車のボンネット内部に巣をつくるといった話題が出て来ることもあります。
田起こしの終わった田で見かけました。仲睦まじく見えたことからいえば,ペアなのでしょう。
歩きながら盛んに餌をついばんでいます。
風で胸毛が揺れます。立ち止まってじっとする時間はまずなし。動いていて目がこちらに向いていないと思ったら,さっさと近づいてみるのが撮影上の心得のようです。もちろん気配を感じさせないように細心の注意がいります。
虫でもくわえたら絵になるのですが……。
漢字名は鶇。スズメ目ヒタキ科。
雪の積もった朝のこと。ツグミが元気に活動していました。地肌の見えているところで餌をさがしているようです。近づくと,電線に移動。脚先には雪が付着しています。
比較的大きめの野鳥なので,餌をより多めに探さなくてはなりません。
時折,短く「キッ! キッ!」と鳴き声が響きました。ツグミには縄張りがあるのでしょうか,観察している周辺から遠ざかる様子は見えませんでした。あるいは,ここは餌が口にしやすいと心得ているのでしょうか。
30分足らずの観察結果です。餌を口にくわえた姿が見たかったー! それが昆虫だったら申し分ないのですが……。
これまでほとんど見かけたことのないシマバエのなかまが花顎にいました。もちろん花を訪れるために来ているのです。しかし,寒さのために動きがほとんどありません。
複眼が青く輝いています。異色といえばそういえます。
カメラの解像度が今一つなので,この程度しか写せませんでした。それでも整った頭部,からだを覆う毛の様子がよくわかります。
前からなんとか写せないかと思い,無理をしながらレンズを近づけました。このとき口が動きました。
動きのあるものをシャープな接写画像でとらえるのはたいへんです。
漢字名は柄長。スズメ目エナガ科。
公園で野鳥観察をしているときのこと。突然目の前にエナガが現れて枝にとまりました。大急ぎでカメラを向けたので,ピントが手前の枯れ枝にあってしまいました。残念! 口にくわえている羽毛から巣作りの最中だとわかります。
近くの河川敷に行きました。そこにもエナガがいました。ヨシの枯れた茎をつかんでいました。餌を探しているのでしょうか,近くに巣があるのでしょうか。
エナガはすぐ近くの茎に移動。茎が視野を遮ることがよくありますが,このときはたまたま遮るものなし。ラッキー! スタイルを見ると,尾羽の長さが和名の由来であることがよくわかります。尾は体長の半分もあります。
この河川敷ではよく見かける野鳥です。まだまだ観察が続けられそうです。