池の横にある道路を通っていると,カメが歩いていました。降りて確認するとアカミミガメです。別名ミドリガメ。
きっと池には相当数が生息しているのでしょう。自動車が頻繁に行き来する道路なので,危険極まりなし。
歩いて道路を横断しようとしました。これは危険。カメの爪を見ると,びっくりしてしまいます。外来種がこうして分布を広げ,在来種を見かけなくなりつつあります。生態系は世につれ,ですね。なんだか悲しいような。
池の横にある道路を通っていると,カメが歩いていました。降りて確認するとアカミミガメです。別名ミドリガメ。
きっと池には相当数が生息しているのでしょう。自動車が頻繁に行き来する道路なので,危険極まりなし。
歩いて道路を横断しようとしました。これは危険。カメの爪を見ると,びっくりしてしまいます。外来種がこうして分布を広げ,在来種を見かけなくなりつつあります。生態系は世につれ,ですね。なんだか悲しいような。
9月24日(火)。午後9時。三きょうだいは,産付後6日と9時間が経過。孵化は,六きょうだいより1日近く遅くなっています。
9月25日(水)。午前5時。孵化が気になりいつもより早く起床。見ると一つがなくなっていました。殻の痕跡がすっかりなくなっているので変だと思ってよく探すと,葉から離れて落ちていました。
離れ落ちた原因は,葉が乾燥して縮れてきたためと思われます。幸運にも底面の姿が確認できました。
三つとも孵化が近づいている様子。頭部の一部が殻に触れています。
その後の経過なのですが,旅行に行くので茎ごと切り取って容器に入れ,持って行きました。観察・撮影を続けるためです。しかし,これが災いしたのか,結局孵化に至りませんでした。かわいそうな結果になりました。孵化しなかった理由はまったく不明です。
雲の多い早朝。畑に行って,ついでに土手で咲くヒガンバナを撮影。遠景が開けた景色はいいですね。
すこし青空が見えかけました。草が焼き払われた土手に群生して咲くヒガンバナ。「よくもまあ,これだけが咲くことよ」 。
この土手の近くには工場と国道があります。
すぐ近くの稲田の畦に,株が一つ二つ。やっと青空が広がりかけました。日が当たると,ヒガンバナはなんだか勢いづいて見えます。
ヒガンバナシリーズ,まだ続けてみようかなと思うのですが。
クルマバッタなのか,クルマバッタモドキなのか,定かではありません。S公園の遊歩道にはこれがたくさんすんでいます。歩くと,舞い上がる感じなのです。舞い上がったクルマバッタは近くの路上,また草地に着地します。
地面がむき出しになった道です。オスが互いをけん制し合っています。後脚を震わせて,力を誇示している様子。
そういうときは油断しています。レンズを近づけても気づいていません。
メスがやって来ると,積極的に近寄って行きます。声は聞こえませんが,なんだか聞こえて来そうな気がします。身近な自然をまず視野に入れ,耳を澄ましてたっぷり撮り続けたいですね。
9月22日(日)。午前9時40分。もう一つの卵で孵化が始まりました。
頭を突き出しました。
下に向かって出て来ます。
着地!
10時1分。すっかり出てしまいました。
出口を開け始めてからここまで21分。無事に誕生しました。
産付後,ざっと3日22時間。意識して観察してみたら,「今どきの孵化」の経過がちょっと見えて来ました。
前日の夕刻,自宅脇の道路隅で見かけたのがこのセスジスズメの幼虫。枯れた草で,頭を下向きにしてじっとしていました。翌朝通りかかると,まだ同じ格好。ちょうど朝の光が真横から射し印象深かったので,撮っておきました。
長時間じっとしていることから一つ考えられるのは,脱皮間近だということ。ほんとうはどうなのか。
直後,太陽が移動したために日陰に。タイミングのよい一コマになりました。
9月22日(日)。午前7時49分。孵化始まる。
頭部が出て来ました。
出て来たと思ったら,すぐに身を乗り出しました。
動きは休むことなくさっさと進んで行きます。
午前8時1分。殻から出終わりました。出始めてからここまでで12分。そして,産付後ざっと3日と20時間が経過。
残ったもう一つの卵については次回に……。
前回と同じ公園にて。
シバが植わった区域なので,草丈が低く遠景が写し込めます。昆虫の楽園になっていて,ショウリョウバッタがあちこちに。この体色だと,草丈にかかわらず外敵には見つかりにくいでしょう。幸いレンズを近づけても警戒する様子がなく,前方から撮れました。草食性らしさが見事な口元です。
ショウリョウバッタは飛び立って移動。空の青,からだ・草木の緑が自然のゆたかさを物語っています。心地よい昼どきです。
イネが首を垂れる時期になると,いつものようにヒガンバナが咲き始めます。この花は,昼の長さを感知して開花ホルモンのはたらきをコントロールするそうなので,いってみれば全国一斉の開花ということになります。実際,見聞きする情報はそれが事実であることを物語っています。
稲田の畦に,ヒガンバナがたくさん咲いています。ヒガンバナは毒草で,意識して植えられて来たという経緯があるようです。なにしろ,畦を痛めるモグラの類いを追い払うのに効果があるといいますから。ただ,それらは伝聞情報に過ぎず,実際の効果の程はどうだったのか,わかりません。それと,救荒植物として活用された地方もあるようで,その話は事実として説得力があります。
日本のヒガンバナは花は咲いても種子はできず,球根で殖えていきます。それで株が大きな塊りをかたちづくって,そこから茎がニョキニョキ。当然のことながら花が林立。近寄って写すと,花火のように突き出した蕊が画面からはみ出します。
畔は排水路と隣り合っています。ヒガンバナは排水路に沿って向こうの方まで咲いています。
稲穂の黄色とヒガンバナの赤の組み合わせは秋にぴったり。
S公園にて。
秋本番です。公園の草地を歩くと,バッタたちが飛び出して来ます。居心地がよいので,いろんなバッタがすみついているのです。トノサマバッタもあちこちから姿を現します。
褐色型も出て来ました。
メスが動いたら,オスがサッと近づくことがあります。とても敏感なのには驚かされます。産卵中のトノサマバッタをこの"虫の目" でとらえることはできないものか,密かに期待しているのですが。何度も通って,偶然出くわすラッキーな場面ということになるでしょう。さて,どうでしょう。
やや時間があって,また緑色型が出現。空の様子がくっきり,バッタの姿もくっきり。こういう日は最高ですね。
まだまだトノサマバッタとのつき合いが続きます。