公園にて。
草が生き生きと育っています。草がそうなら,バッタたちも生き生き。ツチイナゴの幼虫があちらにもこちらにも。とにかくたくさんいます。山裾にある公園なので,ツチイナゴにはとてもすみよい環境と思われます。
茎につかまっているところを見上げると,空に昇って行くような雰囲気があります。
別の幼虫を撮っていると,突然子どもが目の前を走って行きました。
前脚で葉をつかんでいると思ったら,なんとそれを食べ始めたのです。しばらく食べていました。
陽は西の空に傾いています。大きめの陰がくっきり。 複眼と触覚に光が当たったとき,「今だー!」とばかりににシャッターを切りました。昆虫写真は眼がいのちです。
草むらはいいものです。いのちを謳歌する昆虫たちがいつでも,いくらでも観察できます。