自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

レモン初出荷

2024-12-31 | 日記

今年はレモンがたわわに実りました。大豊作です。

いつものとおり,あちこちの知人にプレゼント。それでもなお,どっさり残りました。農薬不使用で,2月に寒肥だけを与えて育てたので,よくもまあがんばって実ってくれたものよと感謝しています。これぞ自然からの贈り物です。

 

このままだととてももったいないので,市内の野菜直売所に持って行くことにしました。値段をいくらにしますかと聞かれたので,参考までにスーパーで調べました。すると,びっくり。チリ産で1個138円,各種薬剤が使われています。国内産は高知県出荷のもので,ごく小さな玉で1個278円。売れないようで水分が飛んで行っています。

 

わたしは,使っていただけるとうれしいと思っているだけなので,結局,120円としました。ここから手数料が引かれるので,手元に入るのはわずか。これはやむなし。人に使っていただけることをたのしみとする出荷です。わたしの出荷レモンは農薬不使用で大玉というのが付加価値,,この点を強調しておきます。

12月20日(金)。今日が初出荷。まずは20個。

 

さて,どれほど使っていただけるでしょうか。


今年もまた本ブログにたくさんの皆様方にアクセスいただきました。こころより感謝申し上げます。来年は皆様方お一人お一人にとって今年以上にハッピーな年になりますように……。

 


'24 昆虫の頭・顔 ~ホソヒラタアブのなかま~

2024-12-29 | 昆虫

キクの花にいたのがこのヒラタアブ。同定できていませんが,ごく小型のヒラタアブなのでホソヒラタアブのなかまとしておきます。

複眼の離れ方からメスとわかります。

 

微動だにしない状態で撮影しなくてはならないので,この一枚を撮るだけで苦労です。何枚撮ったかなあ,時間はどのくらいかかったかなあと,振り返っています。

 

生きている環境の中で撮るというのが理想です。それがなかなかたいへん。

このヒラタアブを捕獲して容器に入れ,さらに撮影しました。それについては後日記事にします。

 


'24 昆虫の頭・顔 ~ヒメアカタテハ(続々)~

2024-12-27 | 昆虫

こんな時期にヒメアカタテハが!

空き地を歩いていたら,足元のタンポポの花に偶然ヒメアカタテハが舞い降りてきました。ふしぎ! とっくに越冬状態に入っていると思っていたのに!

 

庭にキクが咲いていたので,その上に載せて記念撮影。

 

夜間に撮影したので,いたって撮るのは楽でした。

 

からだを覆う毛をしっかり写し込みたくて,すこし離れたところから一枚。

 

アカタテハはわずかに動きました。静止状態に入ったときに一枚。

 

おしまいにぐっと近寄って一枚。

 

その後動きました。そこで全身写真を一枚。

 

これだけ撮ればスカッとします。このヒメアカタテハには無事に春を迎えてほしいなあ。

 


'24 昆虫の頭・顔 ~クロヒラタアブ~

2024-12-26 | 昆虫

久しぶりにクロヒラタアブの顔写真を撮りました。

アゲハの庭園に咲くキクの花に来ていました。オスです。複眼に毛が密生しているのも,この種の特徴です。両前脚をどっかと広げて静止しています。いつもの作戦どおり,慎重に慎重に撮影開始。

 

前から撮ろうとしたら,途端に脚を動かしたので「しまったー!」と思いました。しかし,幸いなことにそこで静止。

 

もっと倍率を上げて撮りました。

 

これだけうまく行くと,うれしくなります。

 


雲のある風景(続)

2024-12-25 | 自然一般

ここは近くのまちの一級河川敷。大きな川だけあって,岩盤が広がる景観はかなりなものです。その景観というのは,岩盤が流れをすっかり遮るようなかたちでドカッと居座っているすがたです。これを目の前にすると,大地のふしぎに思いが馳せていくでしょう。

今回,その上空を仰いで雲の写真を撮りました。近くのまちとはいえ,そう度々出かけるわけにはいかないので,何かの用があって通りかかったときに撮影する程度です。この日もそうでした。

夕方近い時間です。下流方面を望んでいます。上空にジェット機が写っているのですが,飛行機雲がないためにこの写真サイズでは確認できません。景色が開けたこんなところで空を見ると,ほんとうに雄大な感じ。わたしの家は山あいにあるといってよいほどです。それでその感が一層します。

 

上流方面を見ました。雲の流れや変化がわかります。やっぱり空はすごいと思います。水が落差のある水面から流れ落ちています。こちら側の導水路は江戸期に舟運のために掘削されたものです。

 

空を見上げながら,こころを洗っていきたいなあと願っています。

 


'24 昆虫の頭・顔 ~ツマグロキンバエ(オス)~

2024-12-24 | 昆虫

ツマグロキンバエは気温にはいたって適応性があるので,四季をとおして活発に動き回ります。

今の時期は花が少ないのですが,空き地や道端にタンポポが花をつけています。晴れた日にツマグロキンバエを探すと,かなりの確率で見かけることができます。それを捕獲して,頭の動きを撮影しました。動きがあるので,深度の浅い画像を得るのが精一杯でした。

前脚の揃え方がいいなあ。

 

真正面からです。吻をわずかに出しています。

 

吻をきれいにし始めました。慌てて,その吻先と複眼にピントを合わせました。

 

掃除はほんのしばらく続いただけ。

 

動きのある小さな昆虫を撮るのはなかなかたいへん。

 


'24 昆虫の頭・顔 ~アキアカネ(メス)/12月!~

2024-12-23 | 昆虫

12月16日(月)。最高気温12.5℃,最低気温-0.7℃。下写真は,今朝,子どもの安全登校見守り活動の際,日の出前の東空を撮ったものです。日中は風が吹いてかなり寒く感じました。

 

畑仕事をしていると,なんとトンボが近くのコンクリート面にとまりました。たまたま捕虫網があったので捕獲。アキアカネでした。くわしく調べるとメスです。とにかく12月の寒い中,まだアキアカネが生きているなんてびっくりです。

 

さて,顔写真です。

撮っていると,前脚を上げました。

 

静止したときに撮りました。

 

 

真正面からです。脚の様子から堂々とした姿に見えます。

 

撮影後,放すと,元気に飛び去りました。

 


'24 昆虫の頭・顔 ~ホソヒラタアブ(メス)~

2024-12-22 | ヒラタアブ

キクの花にいたホソヒラタアブを捕獲。これはメスです。それを昆虫観察容器に入れました。

翌朝,見ると蓋にとまってじっとしていました。そこで撮影開始です。赤いのは蓋の色です。正面から全身を撮りました。

 

横方向からです。複眼には埃や花粉がまったく付着していません。きれいです。

 

反対側からです。

 

真正面からできるだけ近づいてみました。

 

もう一匹。

 

直後動きかけたので,撮影はここまで。撮影のチャンスは限られているので,素早くしなくてはなりません。それぞれが幸運の一枚です。