2月7日(水)。
風は弱い方でしたが,晴れていてもかなり寒さを感じました。マンサクを見ていくと,ユスリカのなかまがいました。昨日の記事とは別の種です。
カメラを持ち出して来て撮影。枝が揺れて逃げることがあるので要注意です。
幸い気づいていないようです。上からだけでは様子がよくわかりません。花弁を一枚そっと取り去って横から写しました。からだには花粉が付着しています。過去の観察結果からすると、このユスリカは蜜を舐めるのではなく、鉤状になった口吻で蕊根もと付近の花弁表面を削り取るようにしながら栄養分を取り入れているみたいです。花弁の根もとには魅力的な栄養分が準備されているのでしょう。
深度の深い写真をなんとか撮りたくて工夫してチャレンジ。途中花から出て来そうになりましたが,そこでじっとしていました。ありがたい,ありがたい。花を見ると、柱頭に花粉が付いています。このユスリカを含め、何らかの昆虫が受粉の仲立ちをしていることがわかります。
真正面から撮るチャンスに恵まれました。
おかげさまで納得のゆく画像が得られました。ただ,脚の重なった個所で不都合が見つかりました。とりあえずはこのままアップして,後日修正予定です。