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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

どっちに向かう

2017-09-13 03:17:19 | プロジェクトエンジニアー

転げ落ちそうな山肌でそばを作る人です。
そばを作るにはここしかありませんでした。


この頃、風情を楽しんでいないような気がします。
涼し気な秋の虫の鳴き声が、家の周りを囲んでいるようです。
気が向いて初めて聞こえる虫の声です。

今日のタイトルは、「どっちに向かう」です。
迷うことは、数限りなくありました。
つぶれない、このままでは終われない。
という恐怖心で、なんとかやってこれました。
自分の気持ちを優先すると、どうしても楽な方向に向かいがちです。
汗をかかない。観念的なことばかりをやっている。
これが気にかかります。

タイトルの「どっちに向かう」とふんぞり返って文化人面しているのが、
とても気にかかります。
難しい手を選ぶことが多かったと、囲碁の名人は言われました。
それができるうちは、そうしたら良いと思うようになりました。
出来なくなって、難しい手を選ぶのは自殺行為です。

りんごが採れるようになったから、B級品を使ってくれと電話がありました。
昨年から今年の春まで、桃やりんごのB級品の活かし方について研究をしました。
面白い物も発見できました。
こうすれば良いのかなと、おぼろげながら特産品のヒントも見つけました。
りんごのB級品を下さる果樹農家にお金を払おうとしました。
受け取られませんでした。地域の発展に利用してほしいと言われました。

どっちに向かう。

既に認めてくださっていて、期待されているのです。
自分で仕掛けておいて、「どっちに向かう」もありません。
やるしかありません。
できるかなと、逡巡もできません。

4月に始めたカフェは赤字続きです。
ただ、赤字幅が段々縮小されて、もう少しのところまできました。
マーケットリサーチを繰り返して来ました。
仕入の見直し。(out)
水光熱費などの経費のやりくり。(out)
客の年齢巾を広げる。(in)
広域の利用者の開拓。(in)
メニューの開発。(Inとout)

爆発的な転換は、この先もないでしょう。
「どっちに向かう」かよく考えなければならないし、
覚悟もしなければならない。
向かう方向は、仕事にかかった時から決めていました。
途方もない山に登るのに、山を見上げる隙が出来たということです。
路線は変えない。
体調と相談しながらになります。

細かな工程表の見直しが必要です。
この仕事について、1年と6カ月。
やっと、半分まで来ました。
大事な部分(7割)については、大いに考えてきました。
工程表にそってこなす時(3割)です。
こなす時の時間(7割)が長いのです。
体調管理をし、チームワークを整え頑張る時です。

迷いを吹っ切る良い機会になりました。
りんごをくださった方に感謝します。

風に舞い 雨に打たれて すっく立つ

2017年9月13日
コメント
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