婆様の似顔絵を描くときは、盛大にしわを抜きます。
つんつるてんです。
婆様は、自らの顔をよくご存じで、しわを取ってくれて嬉しいと感謝されます。
今回は違います。遠慮しながらも、しわを入れました。
その方が、その人らしいからです。
優しい人柄が溢れています。
今日のタイトルは、「朝から雨」です。
妻は、安心して寝ています。
畑に出ていくことはできません。
私もほっとしています。
荒井由実の「12月の雨」
時はいつも親切な友達
過ぎてゆくきのうを物語にかえる
そうですね。
ほんのりと、共感します。
ガキの頃。
雨降りになると、外で遊べませんでした。
何をして遊ぼう。ゲーム機がない頃のことです。
決まって、母から用事を言いつけられました。
糠袋で廊下を磨いて、と。
友達を糠袋の上に乗せて、ひっぱったり押したり。
見たことがない雪の上を走る気持ちになりました。
今は、ひたすら寝ることが幸せです。
なんにもしない。
雨だから。
雨こやみ 虫の音かわり また眠る
2017年9月23日