巨峰がまだ半分残っています。
まだまだ、これからです。
昭島に住んでいる頃、ご婦人が隣の空地の草取りをされていました。
私も工事現場で、毎日草取りをしていました。
ご婦人は、朝と夕やられていました。
数年前、ぎっくり腰をやりました。
草取りは、リハビリのつもりでやっていますと教えてくれました。
身体を使うと、何かの支障は出てきます。
若い時と違うのは、治りが遅いのと、いつの無理の凝りかわからない。
暇だから病院に行くと、必ず薬をくれます。
しかも、病院で待っている間に具合が悪くなるような気がします。
さすがに痛い時は、おとなしくしていますが、
動けるようになったら、かまわず動くようにしています。
身体が温まってきたら、汗をかくくらい頑張るようにしています。
10年前より、身体ははるかに動くようになりました。
散歩なんて悠長なことはやっていません。
それどころか、暇があれば草取りです。
下にあるものは、ストレッチもかねて身体を曲げて取るようにしています。
バリアフリーにわざとしないデイサービス施設の話を聞いたことがあります。
わざと段差をつける。
右手が不自由になったら、野菜の片方を釘に差して、
効く方の手で、いつまでも(午前中)切っている。
切れることが嬉しいと入居者の方は言われていました。
薬代にかかる保険料を払いきれないと、
国家は老人に「身体を動かせ」と方針を変えました。
薬で治すより、汗をかいて治した方がよっぽど良い。
それには、歳を忘れることです。
歳をとったら、人並みに病気を治そうと思っていましたが、
馬鹿馬鹿しくなりました。
ここでは、なんでも自分でやらなければ食べられません。
仕方なく、ルーチンワーク(掃除、洗濯、炊事)を毎日することになりました。
終ると、ほっとします。
最初は大変でしたが、毎日やらざるを得ないわけですから、やっています。
「薬代がかかる」から、無理をしないなんてことはありません。
病院に行く時間と薬代を払う金を
ゴルフに使った方がよっぽどましだと考えるようになりました。
少しずつ無理をして、健康貯金をしています。
多少、膝下にあざが出来ようが、
皿を割ろうが、ものを無くそうが、人の名前を忘れようが構やしない。
一年使わぬものは捨てたい。
忘れて困るようなもの(年賀状や記録ごと)は、はなから捨ててしまいたい。
思い出も同様です。
過去に縛られるより、また作れば良いと思っています。
出来なくなったことを嘆かない。
やろうとすれば、出来ることが新たに、見つかるかもしれないからです。
挑戦は 90で始めて やっとでき
2017年9月4日