ちょっと見にくい絵です。
タイトルは、「私の彼は左きき」です。
人形が言う訳がありません。
こう言って欲しかった。麻丘めぐみさんは可愛かった。
久しぶりに、プロジェクトエンジニアリングに挑戦します。
タイトルは、「目に飛び込む不具合」です。
皆さん、電話が鳴りました。
誰からの電話か推測します。
私の場合、良い時は、半分くらい、悪くて3割はかけてきた相手が想像つきます。
登録した名前を画面上で見た時、やっぱりっと思います。
瞬時に用件を推測します。
予知能力です。
毎日、描いたり、書いたりしていると、この予知能力を磨くことになります。
シミュレーションは、私の得意技でした。
若い時は、多くの女性にお世話になりました。
今はおばあちゃんになったあの方にも。
こんなことがあった。
あんなことを言った。
そして、ちょっと気がかりな行動をとった。
きっと、こうしたかったんだと想像たくましくシミュレーションします。
似顔絵を描くときでさえ、きっとこんな人なんだろうなと想像しながら描いています。
プロジェクトエンジニアリングは、「転ばぬ先の杖」のような仕事です。
起こり得るであろう難題を事前に予想し対策をする。
この毎日です。
人の顔をみて、体調は?、言葉には発しない心情を読み取ります。
プロジェクトエンジニアーは、自分なりの「ものさし」を持っています。
このものさしで見るものですから、瞬時に判断できることになります。
ものさしを磨き精度をあげるのは、まぎれもない普段の努力です。
駅で、柱と梁を見ます。
多くの人でいっぱいになるホームは、柱が少ない。
かと言って、たくさんのお金を使えない。
小さくて薄い骨材でトラフを組み、強度を増して、梁にしています。
オープンスペースのホームには、鳥が来る。
どうやって、止まり木の梁を鳥たちから守っているのか。
プラスチックの刺を植え、またネットを張っています。
こんなことを、街のあちこちで検証します。
鉄工所に行きます。
良く片づけてあるし、狭いながらも動線が確保されています。
この広さなら、どの位の材料と製品を出せるのかとインとアウトを想像します。
ここからです。
工場に行きます。仕事を依頼される前の、また勉強のために見学させていただきます。
ここでも、自分だったらこうするなと、「ものさし」を当てながら進みます。
眼から飛び込んでくる数多の情報を、人の口から発せられる説明を、
瞬時に解析し自分の判断に結び付けます。
指摘事項が、記憶されて行きます。
ものさしと合わぬものが、蓄積されて行きます。
良いことも、悪いことも。
さて、質問は?感想は?となります。
プロフェッショナル達は、ものさしを持っています。
指摘するだけでなく、改善方法を説明できます。
これが、「目に飛び込む不具合」です。
文章を読んでいて、誤字脱字を発見するのと似ています。
こう言いたかったんだろうな、それにはこの字は不適切で言葉足らずとなります。
文章を書いたり、絵を描いたりするときも、
「気になる言葉」や「表情」に遭遇します。
意味は何?、意図は何?となります。
そこからは想像力です。
問題は、表現力。
適切な言葉を探し、できるだけ簡潔に説明したい。
次から次に言葉がつながります。自由気ままです。
脳のなかで、つながっていきます。
子供の「何々ごっこ」と一緒です。
一人何役もこなす幼子の可愛いこと。
お母さんの真似は完璧です。
言われて嫌だったこと嬉しかったことを、見事に再現しています。
注意しましょう。気をつけましょう。
子供は隠せませんから。
タイトル「目に飛び込む不具合」でした。
草さんや あんたは元気 負けぬぞよ
2017年9月9日