故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

替わりのもの

2017-09-21 05:12:33 | よもやま話

頼りなげなえんどう豆の花でした。
数日すると、豆の赤ちゃんになっていました。
「ふわふわから、ぴょんと生まれる」というタイトルにしました。


今日のテーマは、「替わりのもの」です。
携帯電話が充電できなくなりました。
充電器を差したまま(電源から電気を補充)なら使えます。
ちょっと困りました。
手数はかかるが、手紙を書けば良い。

以前、予備として持っていたバッテリーを探しました。
探すこと一時間。ありませんでした。
こんなことが、よくあります。
使わない道具やものがたくさんあります。
探し物をする時に邪魔をします。

無くても良い物ばかりと言ってもよい。
捨てよう。と思います。

命以外なら、替わりのものは何とかなるように思います。
思い出だって、新たに作れば良い。
何々が無ければ困る。
一時的には困りますが、替わりのものでなんとかなります。
そして、困ったことさえ忘れてしまいます。

忘れることが怖かった。
記憶の壺は、常に満杯状態です。
人の名が、物の名が思い出せない。
そのための替わりのものがあります。
状況を記し、インターネットで検索します。
スマホに、知りたいことを叫びます。
記憶を共有する仲間や家族に尋ねます。
知りたい情報が出てくるのです。
だから、心配ない。

病気になるのも怖い。
仲違いも怖い。
病気は、医者に相談して善処はしてもらえる。
仲違いは、誠心誠意を尽くし修復する。
そのままということはありません。
「替わり」ではないが、「変り」のようなもの。
酒がなければ、ギャンブルがなければ、彼女がいなければ
(飲む打つ買うの嗜好)となると、世も破滅のように思います。
これも何とかなりそうです。
甘い物、仕事、出家と替わりがありそうです。

カフェで、家庭で毎日生ゴミが出ます。
澱粉、魚や果物の切れ端が出た時は、ちょっと嬉しい。
コンポストとして、栄養価が高く、良い肥料になるからです。

多くのものが、なんとかなる。
替わりのものでなんとかなる。
こう考えれば、生きていけそうです。

生きていれば、贅肉は付くものです。
気づいてまた落とせばよい。
替わりのものが探せなくなると、これは辛い。
まだ、経験したことがない認知症や末期癌などがそうです。
どうしましょう。

死んだ子の 歳を数えて 月眺む

2017年9月21日
コメント
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