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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

らしくない

2017-09-24 05:45:42 | よもやま話

工事の完工時に贈った「たけとんぼ」です。
どんな風に飛んでいくのでしょう。


今日のタイトルは、「らしくない」です。

松山英樹も田中将大も不振です。
不振になると、思い切りの良さが失われます。
田中の投球だって、カウントを整える球は悪くない。
ただ悪いのは、一辺倒となりがちな配珠です。
良かったこと(過去の経験よりよかったこと)を積み重ねる。
バッターも安全な外角球に慣れた頃、ウイニングショットが甘くなり打たれています。
それも最悪なホームランです。

松山も練習の虫のようです。
日々調整して挑むも、狂わせる何かがある。
年間王者決定戦の最終戦は、苦戦しています。
フェアウェーが狭く、曲げて木の下から打つシーンをよく見ます。
平坦な場所は少なく、ラフもきつい、バンカーはいつもより固いなど、
すべてにおいて、難しいコースのようです。

つまり。「らしくない」プレーに見えます。

どのような競技においても、なんらかのいつも(練習)ではないことが起こります。
自らの体調であり、自分以外の環境です。
解説者が、その困難性を伝えてくれて、素人の私にも難しさが理解が出来ます。

日々の生活で、かあちゃんはいつも優しくにこにこ元気です。
それ以外の様子を見たことがない。
子供の頃は、そう思っていました。
少ない収入の中から、工夫と努力をし、毎日結果を出していたのです。
大人になると、おかあちゃんの何気ない仕草に苦労を感じ取るようになります。
中途半端なガキな頃、甘えをやめて気遣い(遠慮)をするようになります。
おかあちゃんには、織りこみ済みの苦労でした。
おかあちゃんは一瞬哀しそうな顔をします。
この子にも心配をかけてと、また頑張ります。

「らしくない」は、見る側の勝手な思い込みです。
この人は、いつもこうだと感じています。
「らしくない」姿もその人なのに、違うと反感を持ちます。
もう少し冷静になりましょう。
「らしくない」と「らしい」を行ったり来たりです。
その過程すべてが、その人です。
期待を裏切るまいと皆が努力しています。
体調がすぐれなくても、しゃんと背筋を伸ばすのはその人の意気込みです。

歯を食いしばる姿も素敵です。
にこっと、失敗を照れる姿もチャーミングです。
見る側の優しさが、その人の成長と奥深さを作るように思います。

こんなことを書くのは、毎日のルーチンワークに少し疲れているからでしょうか。
できることを淡々とやるだけです。
決めつけないで、おおらかに接することです。

そして、いつか「やりおるわい」と応援しましょう。

これがなきゃ 失い求め こんなもの

2017年9月24日
コメント
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