
工事の完工時に贈った「たけとんぼ」です。
どんな風に飛んでいくのでしょう。
今日のタイトルは、「らしくない」です。
松山英樹も田中将大も不振です。
不振になると、思い切りの良さが失われます。
田中の投球だって、カウントを整える球は悪くない。
ただ悪いのは、一辺倒となりがちな配珠です。
良かったこと(過去の経験よりよかったこと)を積み重ねる。
バッターも安全な外角球に慣れた頃、ウイニングショットが甘くなり打たれています。
それも最悪なホームランです。
松山も練習の虫のようです。
日々調整して挑むも、狂わせる何かがある。
年間王者決定戦の最終戦は、苦戦しています。
フェアウェーが狭く、曲げて木の下から打つシーンをよく見ます。
平坦な場所は少なく、ラフもきつい、バンカーはいつもより固いなど、
すべてにおいて、難しいコースのようです。
つまり。「らしくない」プレーに見えます。
どのような競技においても、なんらかのいつも(練習)ではないことが起こります。
自らの体調であり、自分以外の環境です。
解説者が、その困難性を伝えてくれて、素人の私にも難しさが理解が出来ます。
日々の生活で、かあちゃんはいつも優しくにこにこ元気です。
それ以外の様子を見たことがない。
子供の頃は、そう思っていました。
少ない収入の中から、工夫と努力をし、毎日結果を出していたのです。
大人になると、おかあちゃんの何気ない仕草に苦労を感じ取るようになります。
中途半端なガキな頃、甘えをやめて気遣い(遠慮)をするようになります。
おかあちゃんには、織りこみ済みの苦労でした。
おかあちゃんは一瞬哀しそうな顔をします。
この子にも心配をかけてと、また頑張ります。
「らしくない」は、見る側の勝手な思い込みです。
この人は、いつもこうだと感じています。
「らしくない」姿もその人なのに、違うと反感を持ちます。
もう少し冷静になりましょう。
「らしくない」と「らしい」を行ったり来たりです。
その過程すべてが、その人です。
期待を裏切るまいと皆が努力しています。
体調がすぐれなくても、しゃんと背筋を伸ばすのはその人の意気込みです。
歯を食いしばる姿も素敵です。
にこっと、失敗を照れる姿もチャーミングです。
見る側の優しさが、その人の成長と奥深さを作るように思います。
こんなことを書くのは、毎日のルーチンワークに少し疲れているからでしょうか。
できることを淡々とやるだけです。
決めつけないで、おおらかに接することです。
そして、いつか「やりおるわい」と応援しましょう。
これがなきゃ 失い求め こんなもの
2017年9月24日