故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

出る杭を引っ張る

2016-12-26 06:09:54 | プロジェクトエンジニアー

やんちゃだぜとタイトルを付けました。
関心があったのか、前へ前へと出てきました。
授業にもこれくらい興味を持ってくれたらと大人は思います。


見落としていた二人の子の似顔絵を加えて、ミッションは終了しました。
また、寒戻りのような朝の気配です。
昨日は、久しぶりに餅を搗きました。
臼をたたかぬよう細心の注意を払いながら、熱いうちに搗き上げる。
右利きの私は、左足を前に出し、
左手を左足の腿のつけねに固定するように、杵を振り上げ降ろします。
そう教えられ覚えた頃、終わりました。心地よく疲れました。

今日のテーマは、「出る杭を引っ張る」です。
良いところを見つけて伸ばす。
こんなことを、したいものです。
「出る杭は打たれる」
すぐれて抜け出ている者は、とかく憎まれる。
また、さしでてふるまう者は他から制裁されることのたとえ。(広辞苑より)

引き算ばかりの教育に慣れてしまいました。
いつしか、百点が目標になってしまいました。
足し算の眼を持つ教育をしたら、
百点を超える子がいっぱい出てくるかもしれない。

杭が出ないと待つのをやめて、多少のげたならどんどん履かせてしまう。
初めてのことだから、できないことがあって当たり前です。
躓いたときこそ、密かに手伝っても良いでしょう。

杭がにょきにょき出始める景色は壮観なはずです。
そんなものを見てみたい。
横一線に伸びることがないのが自然です。
不揃いで当たり前です。

教育論のつもりで書き始めました。
男の料理にも使えます。
多少味が悪くても、料亭の味に近いと褒めあげましょう。
ちょっとだけ、味の工夫をしてあげてください。
褒めあげても、美味しくなければやる気を失いますから。

腹が立つことや言いたいことはいっぱいあります。
批判をしても届かぬ声と、諦めたくなります。
私にできることを淡々としましょう。
それしかないとも言えます。

普通の子 笑顔の下駄で きらきらに  

2016年12月26日

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命をいただく

2016-12-25 07:26:20 | よもやま話

タイトルは、「とにかく面白い」
人の笑顔は、空気を変える力があります。
この人の笑顔には、一生懸命が加わります。


今日のテーマは、「命をいただく」です。
友人たちと、クリスマス・イブを過ごしました。
いただいた猪の肉のスペア・リブは、甘辛くいスープで煮込みました。
サーロインの部分は、焼肉でいただきました。
入れ歯の友人には、少し固めでした。薄く小さく切りました。
やはり、ステーキが良かった。
塩こうじで柔らかくしたらもっと美味しかったでしょう。

比内鶏のお歳暮が届きました。
比内鶏、スープ、キリタンポがセットでした。
このスープに葱と白菜を加えました。
メインは、野生の真鴨と雉の肉を入れました。
雉の肉は、黒目。鴨の肉は、ピンク。鴨より薄めの色で、比内鶏が一番白い。
味が良いのは、鴨肉、比内鶏、雉の順でした。
雉は、とても良いスープが取れます。
そばをこのスープでいただくと、とても美味しいと地域の方から教えて頂きました。

猪、真鴨と雉の肉は、近所の鉄砲うちの方からいただきました。

連日の宴会。
相変わらずの馬鹿話。
そして、鼾の大合唱でした。
今日は、餅つきの予行演習を地域の友人が催してくれます。

漆黒の 星空近く 息をのむ

2016年12月25日 

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めぐりあわせ

2016-12-24 05:39:44 | プロジェクトエンジニアー

今回の似顔絵描きで、大変お世話になりました。
彼の協力が無ければ、最後の人まで描けなかったかもしれません。
彼の魅力は、正直なところです。洞察力がすでに備わっていることです。
大事に伸ばしていただきたいと思います。


眠いのを、我慢しながら書くことになりました。
今日一日を思うと、書くのは今しかない。
これが無理をする原因です。
しかしやり遂げたい。良いものにならないかもしれない。
それでも書き続けたい。

今日のタイトルは、「めぐりあわせ」です。
自然にまわってくる運命(広辞苑より)
一番疲れているときに、大事なお客さんを回ることになったような気分です。
何事もなく、済ませたい。
こんな時にこそ、緊急でものになりそうな企画が持ち込まれるのです。
引き続き頑張らなければならなくなります。
この頑張りこそ、実はとても大事なことです。

絶好調の時は、誰でもヒットが打てます。
不調な時こそ真価が問われます。
頑張り切れるか。
疲れのピークでもヒットが打てる。
いや、そんな時ホームランが出る選手こそ本物です。
もがき苦しむ。
すがりたいような気持ちでやることは、普段通りです。
その普段が、普通じゃないことになる。
壁を越えるような生易しいものではない。
ピラミッドを作るため、遠方からアプローチを作るようなものです。
気の遠くなるような遠方からアプローチを始めないと、
あれだけの大きな石は運べない。

大事な彼女に会うときに限って、穴の開いた靴下を履くようなものです。
一番見られたくない人に、コンドームの跡がついた財布を見られるようなものです。
やれやれ。

何が訴えたい。
プロの漫画家を目指すなら、ぎりぎりの自分を出すしかない。
もう勘弁してくださいと無言で言っています。
その時、空雑巾を絞れと言われます。
このことなのです。

めぐりあわせこそ、チャンスです。
真価が問われる唯一の機会です。
普段、「何をした」、「何を思った」が問われます。
切羽詰まった時は、特別な技など出やしない。
普段通りです。その普段が問われるのです。

霜が降り 小さき葱の 根を押さえ

2016年12月24日
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いろいろあんだよ

2016-12-23 05:08:50 | よもやま話

「よかにせどん」とは違ったタイプのよか男ぶりです。
「こりゃ男前だ」とタイトルをつけました。
言ってみれば、どの子も個性があってやんちゃで魅力的です。


今日のタイトルは、「いろいろあんだよ」です。
難しいプロジェクトを2年続けてこなしました。
本社への説明、費やした金額、工期、出来映え、後輩の指導、
そして使い勝手もすべて平均点以上でした。
自分の役目は終わった。そろそろ、辞め時かなと考えていました。

要望額は、出せないような口ぶりで上司から話がありました。
要望額は、「仕事」に対する私の心意気でした。
いただけなくたって関係ないのです。
約束事は果たす。結果を見て判断してほしい。と私は常に問いかけてきました。
やめる前に、「経営の立て直し」の提言書を調査結果と共に提出しました。
私の感謝の気持ちでした。
回答額を聞くまでもなく、即、辞表を提出しました。
形だけの引き留めの言葉がありました。
大人げなく歓送会の宴も断りました。
晴れて、また浪人でした。

この地域でよく使われる言葉の一つに、「いろいろあんだよ」があります。
実に軽妙で、言外の真実と切なさを表現する言葉です。
私の好きな言葉となりました。
言ってもせん無い。生きている限りつきまとうやるせなさです。
利口故に見える。利口故に動けない。

私は、変人で馬鹿な部類です。
見えたら、是正したい。
なんとかしたい。
勝てる勝負を続けたいとなります。

あきらめない。
苦労するけど、皆のため自分のため。
判ってくれる人はきっといるはずだ。
心は千路に乱れ、世間の風が凍みます。
それでも、言った限りやる。

「いろいろあんだよ」とは言うものの、
皆さん少しでもよくなればと頑張っておられます。
私は、そんな人が好きです。
若い人は、あれこれ考えない。
感覚で判断する。感覚こそ総合判断の頂点です。
どんどん知恵がつき、知恵に引っ張られ、自分の損得に走るようになってしまいます。
そういう私もそうです。生き抜くための知恵です。

コップに半分しか水は残っていない。ことを嘆かない。
まだ、こんなにあるじゃないかと、それを大事に飲んでつなぎます。
半分の水に、注ぎ足してくれる人がいるかもしれない。
コップの底に穴が開き、湧き水が溢れるかもしれません。

「いろいろあんだよ」と愚痴を言うことをやめ、嘆くことをしない。
そのままを受け入れる。

お月さん 別れた人を 照らしてね

2016年12月23日
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私はいったいいくら

2016-12-22 01:26:11 | プロジェクトエンジニアー

この絵は、実際の写真とはアングルが異なってしまいました。
絵を斜めから写すと、立体的に見えることを今日知りました。
今度やってみましょう。


今日のタイトルは、「私はいったいいくら」です。
東大生が、「一日50円」で自分を買ってと売り出しました。
130件の依頼があり、仕事をしたとか書いていたのをネット記事で読みました。
私が見た最低価格です。
いろんな仕事の中で、数学と物理に秀でた子(小学生)の相手をして欲しいと、
その子のお母さんから依頼があったとか。
お母さんは、もう我が子の質問に答えられなくなっていたのです。
やるもんだわい。

若い時は、給料のことが気にかかっていました。
お金はあとからついてくると先輩から何度も教えられました。
実際、私も我が子には「まずは、やりたい仕事」とアドバイスをしました。

お金はたくさんもらえる方が良いと、ずーっと思っていました。
そうして、転職ごとに給料をあげてきました。
お金がたくさんもらえることは、
自分の時間をいっぱい捧げることにつながることだと知りました。
何故なら、給料を出す側は仕事に応じて決めるからです。
パフォーマンスを維持するために、精いっぱいの努力をしなければなりませんでした。
歩いていても、寝ていても仕事のことばかり考えるようになりました。
バランスを保つために、どれだけお金を使ったことでしょう。
さらなる勉強をしたことでしょう。

今は、多くの人と接することができます。
中学生と話すなんて夢の夢でした。考えもしませんでした。
今は、若い人と話すことがとても大事だと考えています。
給料をたくさんもらいながら、そんなことが出来たかもしれません。
地域のお年寄りの話を、一日中面白がることが実際にできている。
野良猫に我が小屋を寝取られた、飼い犬の優しい顔を飽きずに眺めている。
不思議なことです。
可笑しいことはそれなりに笑えるようになった。
まずいんじゃないと正直に言えるようになった。

給料を求めない。
仕事が面白いと思える。
「べっぴんさん」で、「やりたいことと、やるべきことが一致する」ことが
奇跡だと誰かが言われていました。
そうです。このことなのです。長いことかかりました。


気の良い優しい飼い犬です。
ドッグフードも食べられてるようです。
こちらも、やるもんだわい。


飛ぶ景色 歩いて知って 頭打つ

2016年12月22日

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