〈街角の風景〉
最近「震災特需」「復興特需」という言葉をよく聞く。
復興が始まれば、まずは建設業や運送業が動き出す。
関連した、さまざまなモノの動きと人の動きが活発化する。
当然、カネの動きも活発化する。
カネが入れば飲みたくなる。
歌いたくなる。
癒やしが欲しくなる。
仙台市の大繁華街の国分町は、バブル当時を思わせる空前の景気だという。
震災で廃業を余儀なくされた店も多い。
しかし、今残っている店は相当繁盛しているらしい。
仙台はポン引き禁止だ。
その代わり、ズん長いドンブリをかけたアンちゃん、ネェちゃんが大衆酒場に呼び込む。
小股の切れ上がったママさんが凍結路面を颯爽と歩く。
私に声をかける者はいない・・・。
と思ったら、少し静かな通りに入ると、大陸訛りの日本語で声をかけるオバサン?がいた。
「マサジいかがですかー。」
これが癒し産業か(怖)
「マッサージ?くすぐったいから嫌だ。」
早く帰って寝ることにしよう。
颯爽と国分町を闊歩する女性の後ろ姿に復興の予感。
写真と本文は関係がない。
ラストの写真はモザイクをかけようとも思ったが、天下の大ゼネコンだから大丈夫だろう。
頑張ってくれ。
儲けは東京に持ち帰らず、東北に落としてくれ。
その代わり、瓦礫は是非持ち帰ってくれ。
そして、国会議事堂の前にでも積み上げてくれ。
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