元ラーメン屋店主のツイート集

ラーメン屋を10年経営し、今は閉店し、介護士をしています。

倉本聡脚本の新ドラマ「拝啓、父上様」

2007年01月16日 | 映画レビュー
昨年末から「北の国から」シリーズをすべて見たので、
倉本聡の新作には興味深々でした。

「北の国から」は素晴らしいドラマでしたが、連続テレビ
ドラマ版では、五郎や蛍がUFOを目撃したのをキッカケに、
学校の先生が宇宙人と交信でき、先生が学校を去った日、
純君の目の前でUFOに乗って行ったり、宇宙人・UFOの
ストーリーをしつこい程引っ張っていた。人情ドラマが
SFドラマになっていったので、今回も油断できない。

「拝啓、父上様」は、神楽坂の昔ながらの料亭で
修行を積む板前を描く人情ドラマです。でも、「北の国
から」の前歴があるので、板長がエイリアンや、フランス
語を喋る子がサイコテロリストという可能性もあります。
冗談はさておき、神楽坂の美しい街並が映像化され、
人情溢れるドラマが始まりました。

大自然の「北の国から」と設定は違うものの、セリフの
端々に「北の国から」に類似した部分があります。
「拝啓、父上様」で主人公一平がナレーションで
「そんな事は全然知らなかった」というセリフは、
「北の国から」で純が何十回も使っているセリフです。

また、現代設定なのに、少年達の言葉が古いです。
一昔前の若者語で、今や死語で誰も使わないような言葉
がポンポン出てきます。思い出す範囲で言うと、
「イカスだろ」「イカス、イカス」「ナウイよ」
とか意図的なのか分かりませんが、そういった
現代とのギャップも見物です。

まだ1話なので、大きな展開はありませんが、これから
壮絶、壮大なストーリーへと展開していきそうな雰囲気
でした。久しぶりに、見てみたい連ドラが始まりました。

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