本日のBGM
ブラックモアズ・ナイト
音楽談は読まない当ブログの閲覧者もいらっしゃいますが、
今回は是非読んでほしいです。
究極の癒しサウンドが遂に発売されました。
このCDを聴いている間は、現代人の苦悩や現代の混乱から
解放されます。森林の小屋でのんびり過ごし、湖を眺め
ながら1日を過ごし、夜に友人が集いかがり火を囲み談笑し
ているような温かな雰囲気が漂うアルバムです。それが、
ブラックモアズ・ナイトの新作
ヴィレッジ・ランターンです。
ライヴ盤とベスト盤を除いたスタジオ盤では5枚目のアルバム
です。
17世紀のケルトやトラッドをベースにしたルネッサンス
ミュージックにリッチー・ブラックモアの強い個性が輝いて
います。
リッチー・ブラックモアは、ディープ・パープルの柱とし活躍し、
レインボーという偉大なバンドを作った。再結成ディープ・パープル
を脱退して、レインボーを再始動した1995年頃からフィアンセと
のキャンディス・ナイトが音楽誌やライヴにゲスト参加するようになり
ました。実は再始動レインボーのボーカル、ドゥギー・ホワイトを発掘
したのもキャンディス・ナイトです。膨大なテープから新ボーカルを
探していたリッチーがボツにしたテープを、ハードロック素人の
キャンディスが「ねぇ、リッチー。このボーカルがいい」との一言で
決定した。当時キャンディス18歳、リッチー49歳だから、リッチー
おじさんも「お~そうかい。そうかい。じゃ、そのドゥギーをメンバー
にしようね」と思考能力が低下した状態で決定を下したと思う。
でも、まさかキャンディス・ナイトと音楽活動を始めるとは思わなかった。
再始動レインボーは1枚のアルバムで終わり、家でキャンディスと
作った曲で「ブラックモアズ・ナイト」というバンドを始動した。
僕は「2人のいちゃつきながら作った音楽を聴かされるのか。
素人シンガーの彼女に歌わせてリッチーは理性を失って公私混同を
していないか」と思っていたが、1stアルバムを聴いて、考えが
変わった。
リッチーは冗談や洒落でブラックモアズ・ナイトを始めたのではなく、
リッチーが本当にやりたかった音楽を始めたと感じた。大きく心を揺さ
ぶられた衝撃だった。ブラックモアズ・ナイトみたいなケルト系の
音楽を聴いたことが無かった僕は圧倒され、ケルト・ミュージックに
陶酔していた時期もありました。ケルトをご存知ない方の為に、大ヒット
映画のシーンで言うと「タイタニック」の前半で、2等客室の大衆的な
バーで皆が楽しげにダンスを踊っていた時に生演奏をしていたのがケルト
です。アイリッシュ・ダンスで持ちいる音楽です。
ブラックモアズ・ナイトは中世ヨーロッパ様式のルネッサンスミュージック
が基盤だが、新しさもあり、ロックの要素も混じっています。何曲かは
エレキギターも弾いているし、昔からのリッチー・ブラックモア・ファン
にも充分楽しめるバンドです。
僕はリッチー・ブラックモアからロックを教わり、一番尊敬している人物
です。会社の面接でも「尊敬している人は?」と聞かれた時は迷わず
「リッチー・ブラックモアです」と答えていました。普通は両親、先生、
歴史上の偉人を言うと思いますが、僕にとって音楽とは生きがいであり、
人生の大半を占めています。リチー・ブラックモアの人間性を批判する
ロックフリークが多いですが、インタビューをしっかり読み、音楽を聴け
ば、リッチーが素晴らしい人間性で、正直な生き方をしているかが分かる
と思います。
リッチー・ブラックモアを詳しく知りたい方は、何処の書店にでも売っている
今発売中の「BURRN!3月号」を御覧ください。表紙もリッチー・ブラックモア
です。特集で、3時間ノーカットのロング・インタビューが載っています。
美しいキャンディス・ナイトの写真も満載です。
今までのブラックモアズ・ナイトも名曲揃いで、捨て曲なんて一切無かった
ですが、今作も癒されました。とても温かい雰囲気で安心感いっぱいな
不安も悩みも無い気分にしてくれます。今のリッチー・ブラックモアが
心豊かで満たされた気分だからこそ、こんなに美しい音楽を作れると
思います。今のロック・ポップバンドで、唯一100年後も500年後も
愛されるような曲を作れるのはリッチー・ブラックモアだけだと言っても
過言ではないです。バッハ、ベートベンとも並べて劣らぬ大作曲家で
名演奏家です。
このCDと同じ日に、ブラックモアズ・ナイトの2枚組DVDも発売されました。
さす日本での販売権を持っているのが、吉本興業の関連会社だけあり商売
上手です。このCDを聴いた人はDVDも見てみたくなります。
1枚目はドイツの古城で行われた屋外ライヴです。ブラックモアズ・ナイト
と同じく中性ヨーロッパの民族衣装に身をまとったコスプレ系の観客が多く
アットホームでとてもいいライヴです。ディープ・パープル脱退寸前の
ピリピリした雰囲気のライヴ映像とは全く違い、リッチーがノリノリで
楽しんで演奏しています。相変わらずのアドリブ満載で、メンバーが戸惑う
場面も面白いです。
ディスク2は、見所満載です。かなり凝った
ビデオクリップが数曲あり、その後ロング・インタビューです。インタビュー
中にリッチーがギターを爪弾き、キャンディスが歌うシーンが時折あり
リッチーファンには涙ものの映像です。
また、リッチーが小さいけど雰囲気がいいレストランに友人を集わせ
生音のアットホームなショーをやっていたり、電車の中で演奏会を
やったり楽しい内容です。
TVの出演シーンもいくつかあり、最後にはプライベートの映像です。
リッチーファン、ブラックモアズ・ナイトファン必見の名DVDです。
僕が持っている膨大なDVDやVHSで一番いいです。昨年末には1977年
のレインボーライヴのDVDが販売されたし、リッチーファンは出費が
かさむけど、お金以上の幸せな気分になれる作品が次々と手に入り
嬉しいです。
ヴィレッジ・ランターンで1曲選ぶなら、12曲目のオールド・ミス・イン
です。この曲ばかりを繰り返し6時間聴きつづけたけど、聴く程に
どんどんハッピーな気分になっていきます。1日の始まりにこの曲を
聴くだけで、1日が楽しく過ごせそうな気になれます。
まだ2月だけど、僕の中では今年発売されるどの音楽よりも、この
作品が一番好きだと思います。ブラックモアズ・ナイトを超えれる
バンドはブラックモアズ・ナイトだけです。これからも僕らファン
の度肝を抜くような楽曲を提供してほしいです。
PS
ブラックモアズ・ナイトのファンサイトを見て気付いたのですが、
ブラックモアズ・ナイトのファンには、ディープ・パープルや
レインボーは聴かないファンも多いです。ハードロックに無関心
な女性達からも支持されています。リッチー・ブラックモアの
ソロ・プロジェクト的なニュアンスが強いけど、今までのリッチー
には興味がなかった人達が大勢ファンになっています。
ハードロック・ファンには、レインボー復活を願っている人が
多いけど、僕はどっちでもいいです。仮にレインボー復活の
代償としてブラックモアズ・ナイトが解散するようなら、
レインボーを再び蘇らせなくていいです。
ブラックモアズ・ナイト
音楽談は読まない当ブログの閲覧者もいらっしゃいますが、
今回は是非読んでほしいです。
究極の癒しサウンドが遂に発売されました。
このCDを聴いている間は、現代人の苦悩や現代の混乱から
解放されます。森林の小屋でのんびり過ごし、湖を眺め
ながら1日を過ごし、夜に友人が集いかがり火を囲み談笑し
ているような温かな雰囲気が漂うアルバムです。それが、
ブラックモアズ・ナイトの新作
ヴィレッジ・ランターンです。
ライヴ盤とベスト盤を除いたスタジオ盤では5枚目のアルバム
です。
17世紀のケルトやトラッドをベースにしたルネッサンス
ミュージックにリッチー・ブラックモアの強い個性が輝いて
います。
リッチー・ブラックモアは、ディープ・パープルの柱とし活躍し、
レインボーという偉大なバンドを作った。再結成ディープ・パープル
を脱退して、レインボーを再始動した1995年頃からフィアンセと
のキャンディス・ナイトが音楽誌やライヴにゲスト参加するようになり
ました。実は再始動レインボーのボーカル、ドゥギー・ホワイトを発掘
したのもキャンディス・ナイトです。膨大なテープから新ボーカルを
探していたリッチーがボツにしたテープを、ハードロック素人の
キャンディスが「ねぇ、リッチー。このボーカルがいい」との一言で
決定した。当時キャンディス18歳、リッチー49歳だから、リッチー
おじさんも「お~そうかい。そうかい。じゃ、そのドゥギーをメンバー
にしようね」と思考能力が低下した状態で決定を下したと思う。
でも、まさかキャンディス・ナイトと音楽活動を始めるとは思わなかった。
再始動レインボーは1枚のアルバムで終わり、家でキャンディスと
作った曲で「ブラックモアズ・ナイト」というバンドを始動した。
僕は「2人のいちゃつきながら作った音楽を聴かされるのか。
素人シンガーの彼女に歌わせてリッチーは理性を失って公私混同を
していないか」と思っていたが、1stアルバムを聴いて、考えが
変わった。
リッチーは冗談や洒落でブラックモアズ・ナイトを始めたのではなく、
リッチーが本当にやりたかった音楽を始めたと感じた。大きく心を揺さ
ぶられた衝撃だった。ブラックモアズ・ナイトみたいなケルト系の
音楽を聴いたことが無かった僕は圧倒され、ケルト・ミュージックに
陶酔していた時期もありました。ケルトをご存知ない方の為に、大ヒット
映画のシーンで言うと「タイタニック」の前半で、2等客室の大衆的な
バーで皆が楽しげにダンスを踊っていた時に生演奏をしていたのがケルト
です。アイリッシュ・ダンスで持ちいる音楽です。
ブラックモアズ・ナイトは中世ヨーロッパ様式のルネッサンスミュージック
が基盤だが、新しさもあり、ロックの要素も混じっています。何曲かは
エレキギターも弾いているし、昔からのリッチー・ブラックモア・ファン
にも充分楽しめるバンドです。
僕はリッチー・ブラックモアからロックを教わり、一番尊敬している人物
です。会社の面接でも「尊敬している人は?」と聞かれた時は迷わず
「リッチー・ブラックモアです」と答えていました。普通は両親、先生、
歴史上の偉人を言うと思いますが、僕にとって音楽とは生きがいであり、
人生の大半を占めています。リチー・ブラックモアの人間性を批判する
ロックフリークが多いですが、インタビューをしっかり読み、音楽を聴け
ば、リッチーが素晴らしい人間性で、正直な生き方をしているかが分かる
と思います。
リッチー・ブラックモアを詳しく知りたい方は、何処の書店にでも売っている
今発売中の「BURRN!3月号」を御覧ください。表紙もリッチー・ブラックモア
です。特集で、3時間ノーカットのロング・インタビューが載っています。
美しいキャンディス・ナイトの写真も満載です。
今までのブラックモアズ・ナイトも名曲揃いで、捨て曲なんて一切無かった
ですが、今作も癒されました。とても温かい雰囲気で安心感いっぱいな
不安も悩みも無い気分にしてくれます。今のリッチー・ブラックモアが
心豊かで満たされた気分だからこそ、こんなに美しい音楽を作れると
思います。今のロック・ポップバンドで、唯一100年後も500年後も
愛されるような曲を作れるのはリッチー・ブラックモアだけだと言っても
過言ではないです。バッハ、ベートベンとも並べて劣らぬ大作曲家で
名演奏家です。
このCDと同じ日に、ブラックモアズ・ナイトの2枚組DVDも発売されました。
さす日本での販売権を持っているのが、吉本興業の関連会社だけあり商売
上手です。このCDを聴いた人はDVDも見てみたくなります。
1枚目はドイツの古城で行われた屋外ライヴです。ブラックモアズ・ナイト
と同じく中性ヨーロッパの民族衣装に身をまとったコスプレ系の観客が多く
アットホームでとてもいいライヴです。ディープ・パープル脱退寸前の
ピリピリした雰囲気のライヴ映像とは全く違い、リッチーがノリノリで
楽しんで演奏しています。相変わらずのアドリブ満載で、メンバーが戸惑う
場面も面白いです。
ディスク2は、見所満載です。かなり凝った
ビデオクリップが数曲あり、その後ロング・インタビューです。インタビュー
中にリッチーがギターを爪弾き、キャンディスが歌うシーンが時折あり
リッチーファンには涙ものの映像です。
また、リッチーが小さいけど雰囲気がいいレストランに友人を集わせ
生音のアットホームなショーをやっていたり、電車の中で演奏会を
やったり楽しい内容です。
TVの出演シーンもいくつかあり、最後にはプライベートの映像です。
リッチーファン、ブラックモアズ・ナイトファン必見の名DVDです。
僕が持っている膨大なDVDやVHSで一番いいです。昨年末には1977年
のレインボーライヴのDVDが販売されたし、リッチーファンは出費が
かさむけど、お金以上の幸せな気分になれる作品が次々と手に入り
嬉しいです。
ヴィレッジ・ランターンで1曲選ぶなら、12曲目のオールド・ミス・イン
です。この曲ばかりを繰り返し6時間聴きつづけたけど、聴く程に
どんどんハッピーな気分になっていきます。1日の始まりにこの曲を
聴くだけで、1日が楽しく過ごせそうな気になれます。
まだ2月だけど、僕の中では今年発売されるどの音楽よりも、この
作品が一番好きだと思います。ブラックモアズ・ナイトを超えれる
バンドはブラックモアズ・ナイトだけです。これからも僕らファン
の度肝を抜くような楽曲を提供してほしいです。
PS
ブラックモアズ・ナイトのファンサイトを見て気付いたのですが、
ブラックモアズ・ナイトのファンには、ディープ・パープルや
レインボーは聴かないファンも多いです。ハードロックに無関心
な女性達からも支持されています。リッチー・ブラックモアの
ソロ・プロジェクト的なニュアンスが強いけど、今までのリッチー
には興味がなかった人達が大勢ファンになっています。
ハードロック・ファンには、レインボー復活を願っている人が
多いけど、僕はどっちでもいいです。仮にレインボー復活の
代償としてブラックモアズ・ナイトが解散するようなら、
レインボーを再び蘇らせなくていいです。