よくお客様から、「このラーメンは何処風ですか?」とか、
「関東風ラーメンですか?」って聞かれ返答に困ってます。
提供側としては、独自の製法で生み出した物であり、何処かの真似
した訳では無い。例えばトンコツラーメンと一言で言っても、
有名所では長浜風、久留米風、博多風、熊本風、筑豊風、小倉風、大牟田風、
鹿児島風等ある。でも、もっと細分化するなら、各店ごとに別物であり
これらのカテゴリーは目安に過ぎない。例えばロックと言っても、
ロカビリ、パンク、ヘヴィメタル、グラムロック、メロコア、デス等、様々だ。
ラーメンもロックも、多岐に渡り大きく変化する為、好みが大きく別れる。
極論するならビートルズ、プレスリー好きに、ソウルフライ、マリリン・マンソン
好きは少ないと思う。同じくラーメンも、函館塩ラーメン好きに、久留米ラーメン
はキツイだろう。どちらが優れているとかでは無く、好みが合うか合わないかだ。
それらをロックに例え4大ラーメン紹介致します。
まず、トンコツラーメン!これはハードロック、ヘヴィメタル、デスメタル、
スラッシュメタルあたりに通ずる。ボン・ジョヴィ、エアロスミス、ジャーニー
みたいに理解しやすく取っ付きやすい物から、パンテラ、スレイヤーみたいに
アクが強く、力技物もある。また、イングヴェイ、ヴァン・ヘイレンみたいに
革命的な技巧派もトンコツ店には多い。今、新たなラーメン技術を排出して
いるラーメンだ。続いて、当店のメインでも有る醤油ラーメン。
これはジミ・ヘンドリクスみたいなサイケデリック・ロックである。
ラーメンの基盤は、中華そばである。このラーメン無くして、
他のラーメン誕生も無かった。しかも、近年は最も区分が難しく、各店
個性派ぞろいだ。グランジ、オルタナティヴ的なニルバーナ、パール・ジャム
タイプもいれば、正統派なディープ・パープル、ブラックサバス
タイプもいる。醤油は数年周期で進化していて、次々と
新たな技法が導入され、時代と共に変化し続けている。オジー・オズボーン
デフレパードみたいなNWOBHMと同じと言ってもいい。
高い技能が必要だが、醤油ラーメンのタイプにより客の好みも大きく別れる。
続いて、味噌ラーメン。これは、多くの世代、地域に受け入れやすい。
日本人に馴染み深い調味料だけに、簡単に受け入れられるが、
深みが無く飽きられる。モトリークルー、ラット、スキッド・ロウ
みたいなLAメタルな物だ。味噌の風味の強さから、スープの出来は、下手でも
上手でも差が出にくい。LAメタルみたいにキバツなファッションで、
演奏力が低い連中が多い。(調理技術が低い、カッコだけラーメン)
そして最後は、塩ラーメン!これほど、作り手も、食べ手も知識、技術
必要なラーメンは無い。まさにプログレッシブ・ロックだ。
イエス、ピンク・フロイド、キングクリムゾンの世界だ。難易度の
高さから、並のプレイヤーにはマズ出来ない。(超上級者ラーメン職人の域)
しかも、転調するリズムや、奇妙な展開に並のロック好きには理解不能。
(食べて側も刺激、わかりやすさに慣らされた現代、理解に苦しむ。
要するに、洗練された完成度をマズイと感じる)
しかし、カンサス、ドリーム・シアターみたいに、一般人の理解範囲
のバンド(ラーメン)もある。塩ラーメンは、ラーメンを志す人間なら
挑みたいが、一般人の受けは弱いラーメンだろう。
ま、訳の分からない説明に成ったが、当店の醤油ラーメンとは、
手本に成った店が無く、試行錯誤で生まれ、今だ進化している
から、何処風は無く、様式美麺れいんぼ~風醤油ラーメンである。
ただ、好きな醤油ラーメンの店は沢山あるし、トンコツラーメンの
手法も導入しているから、九州人好み醤油ラーメンと言えよう。
今までで一番嬉しい賛辞が、「わたしゃ、トンコツラーメンしか食べん
で、醤油ラーメン大嫌いなんよ。でも、ココの醤油ラーメンはおいしか~。
ホレ!スープ全部飲んでしもうたは。」と言われた。
醤油ラーメン好きの方から喜ばれるのも嬉しいが、醤油ラーメン嫌い
な方から喜ばれるのは最高に嬉しい。最近の女風に言うなら、
ハードロックは大嫌いだけど、クイーンは大好きっ。って所かな。
「関東風ラーメンですか?」って聞かれ返答に困ってます。
提供側としては、独自の製法で生み出した物であり、何処かの真似
した訳では無い。例えばトンコツラーメンと一言で言っても、
有名所では長浜風、久留米風、博多風、熊本風、筑豊風、小倉風、大牟田風、
鹿児島風等ある。でも、もっと細分化するなら、各店ごとに別物であり
これらのカテゴリーは目安に過ぎない。例えばロックと言っても、
ロカビリ、パンク、ヘヴィメタル、グラムロック、メロコア、デス等、様々だ。
ラーメンもロックも、多岐に渡り大きく変化する為、好みが大きく別れる。
極論するならビートルズ、プレスリー好きに、ソウルフライ、マリリン・マンソン
好きは少ないと思う。同じくラーメンも、函館塩ラーメン好きに、久留米ラーメン
はキツイだろう。どちらが優れているとかでは無く、好みが合うか合わないかだ。
それらをロックに例え4大ラーメン紹介致します。
まず、トンコツラーメン!これはハードロック、ヘヴィメタル、デスメタル、
スラッシュメタルあたりに通ずる。ボン・ジョヴィ、エアロスミス、ジャーニー
みたいに理解しやすく取っ付きやすい物から、パンテラ、スレイヤーみたいに
アクが強く、力技物もある。また、イングヴェイ、ヴァン・ヘイレンみたいに
革命的な技巧派もトンコツ店には多い。今、新たなラーメン技術を排出して
いるラーメンだ。続いて、当店のメインでも有る醤油ラーメン。
これはジミ・ヘンドリクスみたいなサイケデリック・ロックである。
ラーメンの基盤は、中華そばである。このラーメン無くして、
他のラーメン誕生も無かった。しかも、近年は最も区分が難しく、各店
個性派ぞろいだ。グランジ、オルタナティヴ的なニルバーナ、パール・ジャム
タイプもいれば、正統派なディープ・パープル、ブラックサバス
タイプもいる。醤油は数年周期で進化していて、次々と
新たな技法が導入され、時代と共に変化し続けている。オジー・オズボーン
デフレパードみたいなNWOBHMと同じと言ってもいい。
高い技能が必要だが、醤油ラーメンのタイプにより客の好みも大きく別れる。
続いて、味噌ラーメン。これは、多くの世代、地域に受け入れやすい。
日本人に馴染み深い調味料だけに、簡単に受け入れられるが、
深みが無く飽きられる。モトリークルー、ラット、スキッド・ロウ
みたいなLAメタルな物だ。味噌の風味の強さから、スープの出来は、下手でも
上手でも差が出にくい。LAメタルみたいにキバツなファッションで、
演奏力が低い連中が多い。(調理技術が低い、カッコだけラーメン)
そして最後は、塩ラーメン!これほど、作り手も、食べ手も知識、技術
必要なラーメンは無い。まさにプログレッシブ・ロックだ。
イエス、ピンク・フロイド、キングクリムゾンの世界だ。難易度の
高さから、並のプレイヤーにはマズ出来ない。(超上級者ラーメン職人の域)
しかも、転調するリズムや、奇妙な展開に並のロック好きには理解不能。
(食べて側も刺激、わかりやすさに慣らされた現代、理解に苦しむ。
要するに、洗練された完成度をマズイと感じる)
しかし、カンサス、ドリーム・シアターみたいに、一般人の理解範囲
のバンド(ラーメン)もある。塩ラーメンは、ラーメンを志す人間なら
挑みたいが、一般人の受けは弱いラーメンだろう。
ま、訳の分からない説明に成ったが、当店の醤油ラーメンとは、
手本に成った店が無く、試行錯誤で生まれ、今だ進化している
から、何処風は無く、様式美麺れいんぼ~風醤油ラーメンである。
ただ、好きな醤油ラーメンの店は沢山あるし、トンコツラーメンの
手法も導入しているから、九州人好み醤油ラーメンと言えよう。
今までで一番嬉しい賛辞が、「わたしゃ、トンコツラーメンしか食べん
で、醤油ラーメン大嫌いなんよ。でも、ココの醤油ラーメンはおいしか~。
ホレ!スープ全部飲んでしもうたは。」と言われた。
醤油ラーメン好きの方から喜ばれるのも嬉しいが、醤油ラーメン嫌い
な方から喜ばれるのは最高に嬉しい。最近の女風に言うなら、
ハードロックは大嫌いだけど、クイーンは大好きっ。って所かな。