12月20日(土)10:00~12:00
楽しい理科実験/牛乳パックでパンを焼こう
の講座がおこなわれました。
講師は三崎 敬二さん(日本宇宙少年団千里分団)
小学1年~6年まで定員を超す申込みがありました
今日の実験は「ホットケーキミックス」でおいしい蒸しパンを焼いて食べます。
横に開いた牛乳パックに
形を合わせたクッキングシートを敷き
両サイドの内側にステンレスシートを立てて
その中に、生地(ホットケーキミックス、牛乳、卵、塩、砂糖、レーズン、チョコチップ)を流し込みます。
焼き上がると2倍以上にふくらむので半分より少なめに入れます。
特製電気コードを取り付けたクリップでステンレスシートをはさみ
電気コードのコンセントを差し込みます。
すると、ステンレスシートに電気が伝わって
5分もしないうちに生地の表面にブツブツの穴が開き始め
湯気を立てながら生地がぐんぐん膨らんでおいしそうな匂いが・・・
出来上がりまで約20分
その間、三崎さんから、なぜふくらむのか?なぜ焼けるのか?のお話がありました。
ちょっと難しいけれど・・・
電流の中の電気の粒(電子)は生地のなかを激しく行ったり来たりしているのですが
その時にに生地の粒と激しくぶつかるので熱を出すんだそうです。
その熱によってホットケーキミックスに使われているベーキングパウダー=重曹が分解して
二酸化炭素を発生して膨らむのだそうです。
水に溶けた重曹は電気を通すのだけど、食塩を混ぜるともっと良く通すんだそうです。
子どもたちも真剣に聞いていましたよ。
残念なことに、焼き上がりと試食の様子の写真が撮れてないのですが
無事出来上がって、美味しく食べられたそうで実験は大成功でした
代わりに、というわけではありませんが
事前にリハーサルで出来上がりを試食した時の写真を載せておきます