A.himeのフォト日記

日常の思ったこと、感じたことを自由に気ままに・・・
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ラッピングバス~かわいそうなバスたち~その2

2006-07-28 | 雑感
ラッピングバスを調べてみた。

広告を請け負っている会社の言い分・・・
ラッピング広告とはバスの車体全体を特殊なフィルムで覆った新しい広告です。注目度抜群で格段の効果が期待できる「動く広告」として都心部では最も効果的な広告のひとつとして認知されています
ラッピングバスは、バスを塗装するのではなく、あらかじめ印刷された特殊なフィルムをバスに貼り付けるので、どんな複雑な図柄でもOK!ただし、広告掲載に当っては当社の審査があります。

ラッピングバスを走らせているバス会社の言い分・・・
(市営)広告を行う際には、内容に注意するとともに、良好な広告景観の形成を目的とする「屋外広告物条例」の基準によりデザインや色彩にも配慮したものとなっておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします
(民営)現実的にはバスの運賃収入だけでは維持し難い路線があり、そうした路線を維持していくためには広告収入が重要となっております。今後は、お客様が気分を害されることがないようなデザインにすることを心掛けていきたいと思いますので、何卒ご理解の程宜しくお願いします。

バス利用者の言い分・・・
経営が苦しいのは分かりますが、観光地としての美に欠けると思いませんか?市民として恥かしい思いです。道路に違法設置した看板と同じように公道を走る看板は違法ではないのでしょうか?
公的交通機関であるバスは、お客様から代金をいただいて目的地へ運ぶのが第一の仕事です。代金を取っている以上はお客様第一に考えるのが本当ではないでしょうか。正面からよく見ないとどこのバスだか分からない、広告主の社用バスかと見間違えます。
民営のオレンジのカラー、市営の緑のカラーをもっと大切にして、スキッとしたきれいなバスを走らすことが、乗客に対しても全国から来る観光客に対しても信頼を得るとともに、大きな宣伝効果になるのではないでしょうか。

考える会の言い分・・・問題点・・・
大型公共交通機関の色彩として交通安全の面からも相応しくない
「屋外広告物」と「公共交通機関」のあり方の問題
屋外広告物規制を無視した、都市景観の悪化
近づいて前面を見なければどこのバスかわからなくなったという事は、利用者に対して不親切であり、高齢者や弱者も多く利用する交通機関としてのあるべき意味が根本的に間違っていること

その他の意見・・・
個々の広告デザインに対する好き嫌いの評価に関心が集まり、こんなバス、あんなバスとラッピングバスの発見を楽しんでいる方たちもいます。ネットではいろんなラッピングバスが紹介されていますが、声を大にして反対を唱えている方はあまりいないようです。


 ご意見をお待ちしています 

コメント
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