A.himeのフォト日記

日常の思ったこと、感じたことを自由に気ままに・・・
写真・旅・ワンちゃん・園芸・お花・趣味・日常…etc

初夏の山里・・・

2007-07-03 | 写真と旅
6月から7月へ、初夏の山里は二つの顔を持っています。

山裾に広がる水田は田植えが終わり、田を渡る風もさわやかです。夕方にはカエルの大合唱が始まり、朝になると、サギが舞い降りエサを探しています。この、のどかな風景が、私は大好きです。早苗は日毎に成長し、今はもう青々と茂っています。

その青々とした水田の隣に、収穫を待つ黄金色の田があります。ちょうどこの時期は麦の刈入れ時でもあり、麦秋と呼ばれています。

昔は二毛作と言って、麦の収穫のあと、同じ田に稲を植えていたそうですが、最近は減反政策で二毛作を行うところは少なくなっているようです。






田植えが終わったばかりの緑の田んぼ



刈入れを待つ黄金色の田んぼ



子供のころ、麦の収穫の終わった田へよく遊びに行きました。麦わらを拾ってきてシャボン玉をしたり、麦わら細工をしたり・・・何を作っていたのだろう?、遠い昔すぎて、思い出せないが・・・

当時、私たち一家は町と田舎の境目に住んでいました。県道を境に、西は田園地帯、東は商業地域となっていて、私の家はサラリーマンでしたが、その田園地帯の端っこでした。本来なら広い校区の中ほどにある農家の子供たちの多い小学校に通わなければならないのですが、身体が弱かった私を両親はすぐ近くの町の学校へ越境入学させたのでした。それでも、小学校の低学年の間は、学校から帰ると近所の農家の子供たちと野山をかけて遊んでいました。

ツクシを採りにいったり、レンゲを摘んだり、オタマジャクシやメダカを捕ったり、ホタルやセミやトンボなど・・・男の子も女の子も一緒になって、自然の中を走りまわっていました。もちろん、ままごとやお人形遊びも大好きでしたけど。


「田植え」と「麦秋」の風景
・・・川上嘉彦さん(原風景文化研究会)のコラムです


訪問ありがとうございます。


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