夜空のロマン・・・

人工衛星の写真、撮ってみました！

夕方、西の空にひときわ明るく輝いている星。それは金星でした。
「宵の明星」とか「一番星」(金星が一番星であることが多い）と呼ばれる金星ですが、いつも夕方の空で見ることができるとは限らないようです。（太陽と地球と金星の位置によって・・・）

その金星の側をゆっくりと通り過ぎて行った人工衛星（厳密には国際宇宙ステーション）・・・夕方5時半ごろから45分ごろまでの短い天体ショーでした。

金星＜12月26日夕5時半ごろ撮影＞

金星とＩＳＳ＜同、5時44分ごろ撮影＞露出1秒

国際宇宙ステーション（ISS）は、地上から約400km上空に建設された巨大な有人実験施設です。米国・ロシア・欧州・カナダなど世界15ヶ国が参加する国際協力プロジェクトで、6名の宇宙飛行士が滞在し、地球や宇宙の観測、宇宙環境を利用した様々な研究・実験などを行っています。日本はその一部となる日本実験棟「きぼう」を開発し参加しています。

「きぼう」は日本で開発され、組立・試験が行われた後ＮＡＳＡに輸送され、スペースシャトルで打ち上げられました。2008年3月「エンデバー」2008年6月「ディスカバリー」2009年9月「エンデバー」と3回、機材を運び各部位の船体取り付けや設定作業に加えさまざまな実験を行っています。

ＩＳＳは1周約90分というスピードで地球の周りを回りながら、実験・研究、地球や天体の観測などを行っているのです。

宇宙の遥かかなたで動いていた光の中に、６名もの人がいて、実験・研究・観測などをしているなんて・・・凄いことですね！　

ISSを見よう！

今度は動画で撮ってみようかな？


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