なんだりかんだり

電動車いすで街に繰り出して感じたことを気軽に書きます。

爪切り大作戦!

2024年11月13日 10時18分00秒 | 日記


自分で足の爪を切れる人はそんなに気にしていないことですが、私のように自分で足の爪が切れない場合、誰かに頼まなければいけません。ですが、私は「糖尿病」を患っているため、ヘルパーさんでは、足の爪を切れません。私の足の爪を切って良いのは、本人と家族だけです。結局のところ、私の爪は、糖尿病の余病で「浮き爪」に なっていて、爪が割れやすく、何かトラブルがあったら、対処できる人がそばにいなければいけないということで「医療従事者」しか切れない決まりになっているみたいです。なので、4年位前より「糖尿代謝フィットケア外来」に2ヶ月にいっぺん位通院して足の爪を切ってもらっていました。前の病院には、そういう科がありそこでやってもらっていました。まぁそこにたどり着くまでにもすったもんだはあったけど。

仙台に引っ越して新しい病院通い出して、当然、糖尿病を診てもらえるのだから爪も大丈夫だと思っていました。フットケアがなくともお医者さんと看護師さんがいるから大丈夫だと思っていました。ところがですね。今度の病院にはフィットケアがないし、担当医はどこに回せばいいのかわかっていない様子「外科の先生に相談してみます」と言うのですが、私は心の中で「外科の先生は嫌がります」と思っていました。結局、その日爪を切ってもらえず、どこにも紹介してもらえませんでした。

結局自分で探さなければいけないと思い、ネットなどで形成外科に電話してみました「爪に異常があるのなら良いのだけれど、それを切るだけでは対処できません」というのが、大体の病院の言い分。困った私は、電話対応してくれた看護師さんに「結局どこに行けばいいんですかね」と相談してみました。そしたら「爪は皮膚科じゃないかな」と教えてくれました。そして近くの皮膚科に電話しました。そこの受付では「切れるか切れないかは診て見ないとわからない、切れなかった場合は、他を紹介しますから、とにかく来てください」と言ってくれて、オンライン予約になっていたので、スマホで予約を取りました。どういう事態になるか分からないので、ヘルパーさんも同行してもらいました。そしてその皮膚科に受診しました。先生は爪を切り始めましたが、爪が割れ割れそうになったため「爪に詳しい病院を紹介します」と紹介状を書いたのです。近くだと教えてくれたのですが、近くではありませんでした。地下鉄を2つ乗り換えて河原町まで行かなければなりませんでした。私の爪は危険な状態まで伸びていたので、ここで躊躇していては何もならないから、夢中でその病院にかけ込みました。その病院は入り口にスロープはあるものの、玄関先に段差があり、困ったなぁと思っていたら、看護婦さんが出てきて手伝ってくれました。予約制の病院ではないため、すぐに処置が行われ、ベッドに寝て、先生が爪を切ってくれました。さすが皮膚科の先生が「爪に詳しい人」と紹介してくれただけあって、スピーディーに足の爪を切ってくれました。紹介状には簡単に言えば「巻き爪」と記載されていたため、ワイヤーで矯正しようとしていたみたいです。私が「ワイヤーを入れると立ち上がれなくなるから日常生活ができません」と断ったら、嫌な顔しないで止めてくれました。患者の意見を聞いてくれる良い先生だと思います。終わりに「このように爪を切るだけに通院しても良いですか」と聞きましたら「いいよ、2ヶ月にいっぺんぐらい来れば」と言ってくれたのでとても安心しました。私の自宅からは少し遠いですが、予約制でもないので、ヘルパーさんと都合をつけたり、天候によって行く日を決められるのでよかったなぁと思います。
仙台市において、専門の「フィットケア」をやっている病院は少ないのだそうです。とにかく爪を切ってくれる病院が見つかり安堵しました。それにしても4ヶ月位ほっといていたので、靴下も引っかかるほど爪が伸びていて危なかったです。私もですが、毎朝来てくれるヘルパーさん達が1番安心したと思います。本当に親切な病院と、腕の良い医師に出会いました。よかったと思います。それにしても若林区って広いんですね。私の住んでいるところも若林区ですが、河原町も若林区でした。