なんだりかんだり

電動車いすで街に繰り出して感じたことを気軽に書きます。

多賀城という町

2023年07月26日 06時57分00秒 | 日記




皆さん、おはようございます。私は宮城県の多賀城市に住んでます。市のキャッチフレーズは『史跡の街多賀城』です。平安時代には「蝦夷征伐の要」であったらしいです。だから、考古学的には重要な拠点らしいですが、私自身はあまり知りません。

そして、『古今和歌集』に詠われた「おもわくの橋」が近所にあり、多賀城の観光ポスターには必ず登場しています。住民から見ればなんてことがない、看板があっても、見過ごしてしまいます(笑)

以前は、買い物も活動も全て仙台に出てやってましたが、ここ数年の「コロナ禍での自粛」のため、市内で済ませることが多くなり、町を再認識することになりました。あまり知られてないことですが、12年前の「東日本大震災」の時は、2メートルもの津波に襲われました。いわゆる「被災地」です。その年の秋に「東日本女子駅伝」が開催されることが決まっていたため、幹線道路は急ピッチで復興しましたけれど、裏通りの歩道などは、微妙な凹凸が出来て、車椅子では通りずらいです。あまりにも「仙台のベットタウン」に甘んじているために独自性も発展もない町です。なんだかなぁ。


ビラ配りをしました!

2023年07月19日 06時16分00秒 | 日記


13日の木曜日、某大学の正門前で「介護者募集」のビラ配りを仲間の介護者と共に行いました。「介護者」とは、生活や行動の手助けをしてもらうだけでなく「地域で生きる」「健常者も障害者も共に生きる」「差別と斗う」という想いを共有して活動してくれる仲間を総称しています。わかりにくいかもしれないけれど、ヘルパーさんとか、一方的な善意の押し付けのボランティア(震災以降こういうボランティアは少なくなってきましたが。)とは一線を画しています。「障害者」と接したことがない方には中々ハードルが高いと思うのでまずは、私に興味を持って、話を聞くところから始めてほしいとビラを配っているんです。現在他の運動団体は、SNS流行りで(ビラ配り)はあまりやらなくなっています。どれほど効果があるかもわかりません。でも長い間やってきた方法です。

さて、13日の正午は、気温30度越え。熱中症の心配もありましたが、冷たいお茶やネッククーラーを準備して決行しました。この日中止したからといっても仲間は了承してくれたとは思います。誰かに強制されたものではありません。自分の意志なんです。だからこそやってしまうのです。多分上半期最後のチャンスだと思ったから。頑張るのも必要だけど、体のことを考えると中止する勇気も私には必要かも。

そして、ビラ配りを終えた後、仙台の繁華街「一番丁」に冷やし中華を求めて行きました。結果的に違うものになりましたが。歩いているうちに30年ほど前によくカラオケの後先に食事に行った「北京餃子」に行き当たりまして、懐かしく入りました。この店は、すべてのメニューが1.5人前で格安なんです。店は変わらぬ佇まいでした。芸能人や漫画家の色紙が飾ってあり、今もなお愛されているお店です。一緒に来たことがある学生さんたちを思い出し、彼ら、彼女らは今どうしているだろうと想いを馳せながらラーメンを啜りました。頑張ったご褒美に家に帰ってから、禁断の(しろくまくん)を食べちゃいました。主治医の先生すみません。


家でカフェ飯風

2023年07月12日 06時33分00秒 | 日記


皆さんおはようございます。今現在、午前5時48分です。目覚めてはいますが、自力で起き上がれないのでまだベットの中にいます。早朝のニュースを観ながらコレを書いてるんです(*^◯^*)今日のトップニュースは「メジャーリーグのオールスターの大谷選手」ですよ。

さて、私の朝は、午前7時にヘルパーさんが来てから始まります。ベットから起き上がり、車椅子に移動するのを介助して貰いトイレに行きます。着替えして、洗面、仏壇に手を合わせてから朝食。ここまでの動作の中でも自力で出来るところと介助が必要なところが混在していて中々説明がむずかしいです。

そして朝食は、冷蔵庫に作り置きしているものを自分でセレクトして、レンジやオーブントースターで温めて食べます。作り置きの料理は、月曜と金曜の週2回、まとめてヘルパーさんに作って貰っています。
私は、糖尿病なんで、栄養のバランスが重要で、野菜、タンパク質、炭水化物をそろえます。16穀米を入れた米や、麺、パンだったりしますが、それらを必ず食べます。セレクトの仕方によれば、まるで(カフェ飯)になっちゃいます。食器もレンジ対応の軽い物で、100均で、シャレオツなものがたくさんあり、楽しいですね。最後に必ずコーヒーを飲みます。今なら、アイスです。ひとりで食べるのにもなれましたが、最初は味気なくって泣けていました。だから今の一番のご馳走は、内容よりも「誰かと一緒に食べること」なんです。


Sho Manにやらせて「海上保安学校」

2023年07月05日 05時45分00秒 | 日記


6月は誕生月だったので、利用しているヘルパー事業所が行なっている輸送サービスを使い、ヘルパーさん(移動支援)と東北最大級のモールに買い物に行って来ました。一箇所にいろんなお店が集まるモールは、とても利用しやすく大好きな場所です。そこは距離的にはそんなに遠くないけれども、電車で行くと乗り換えなどが不便で、車で行くのが一番便利なんです。半年に一回のお楽しみなんですが。「ズボンの裾上げ」から「ATMの利用」までなんでありの私にとってはパラダイスです。錦蛇やナマケモノにまで会えます。今回一番盛り上がったのは「朝どれの野菜」が格安で売っているお店をみつけて、珍しい人参の葉っぱを買えたこと。一般のスーパーでは中々置いてない物です。人参の葉は、新鮮な物でないと調理しても美味しくないから、コレに出会えるのは「奇跡」に近いです。帰ってからヘルパーさんに「人参の葉入りのチヂミ」を作って貰いました。ウマウマでしたよ。


そして、TVのバラエティ番組で「保安学校」にタレントが体験入学するというのをやっていました。海上保安庁の保安官を養成する学校で、バラエティ番組で取り上げるのは、初だということでした。私の亡父は、保安官だったので、とても親近感を持って観ました。父はスイッチが入ると、ビシッと行動していでカッコ良く、プライベートでも時間厳守な人でした。それにはこういう土台があってのことなんですね。そう思わせてくれる番組でした。ちなみに「海上保安庁」は、国土交通省の外局で、海の治安や海難救助を司る任務です。映画『海猿』が上映されてから、かなり知られるようになりましたが、昔は自衛隊と間違えられて、家族としては悔しい思いをしました。さらにいうと海猿は、「特殊救難隊」を扱った内容で、海上保安官の任務の一部なんです。大部分の保安官がやっている任務とはかなり違います。「海猿」が活躍しないで済むのが海にはいいことなのです。