なんだりかんだり

電動車いすで街に繰り出して感じたことを気軽に書きます。

車椅子が壊れた!

2013年11月27日 18時33分58秒 | 日記
介護者募集活動が終わり、6日ぶりに帰宅して車椅子を折りたたんでいた介護者が「車椅子がおかしい」と言い出した。座席部分が斜めになっていたのだ。「違和感ありませんでしたか?」と聞かれたが、なんか車椅子が開ききってないような、いずい感じはあったが、走るのには影響なかったので、気にしてなかった。でもよく見ると、座席のしたの金属が左側だけ折れていた。普通折れるはずのない箇所。金属疲労ではないかと言われた。車椅子の耐用年数は、五年らしい。なのに私は10年も乗っている。寿命が来たのだ。すぐさま業者に電話したかったが、あいにく土日で祝日。次の日の会議はやむなく休んだ。でも日曜は、12月の介護スケジュールを決める大事な月例会、休むわけに行かない。父がレンタルしている介助用の車椅子で出かけた。自分で動かせないから、とても不便だった。月曜日、業者が代車を持ってきてくれた。やはり新しいのを購入した方が良いとの結論になる。それには役所に申請し、県のリハビリテーションセンターで診断し、判定を受けねばならない。それも市役所を通じて予約してもらう必要がある。平日の昼間に来てくれる介護者はいない状況なので、介護タクシーで市役所に。これも電動車椅子で、自分で動けるという前提があればこそ。無事申請は済んだが、新しいのが来るでには時間がかかるし、万が一にもないとは思うが、判定がどう出るかは、まだわからない。
まあ、気に病んでもなるようになるしかならないので、代車できた新しいタイプの車椅子を楽しもう。

介護者募集活動なう

2013年11月20日 04時06分50秒 | 日記

18日の月曜日より、東北大学川内北キャンパス内で、秋の介護者募集活動をやってる最中です。担当者として、この時期は、介護体制や体力的なことも考慮して、近場のホテルに宿泊しながら、キャンバスに通ってます。
大学当局は、「東北大学会計規定」なるものを盾に、学生以外のビラまきを禁じてます。学内を職員が巡回してます。故に学生の協力なくしては、介護説明会の宣伝は出来ません。朝に教室に置きびらするのは、なんとか出来ているのですけれども、昼休みの手渡しビラは、講義を受けるキャンパスが川内 でない人が多く、学年も上になると、実習や実験などがあり、無理みたいです。苦肉の策として、看板札を持ち、無言で佇んでます。幸い、この2日間は、天気も良く、助かってます。夕方から次の日のために学生と辻立ちのようなビラ配りを二日間やりましたが、これが昼休みより、受け取りよかったりするんですよ。「障害者」も、介護者募集中の札を持ち、学生に寄り添ってます。当事者としては、歯がゆいのですが、仕方ありません。会場は、サークル「輪」の部室です。ストーブもあり、温かいです。ホテルから大学までの送り迎え以外は、介護者もいなくって、一人でいる時間が長いのですが、通りすがりの学生に助けられながら過ごしてます。
よく、お相撲さんが、場所中、白星がないと「初日が来ない」と言いますが、私も今そんな心境ですね。参加者が来ないことには、始まりません。あと3日、全力て頑張ります。他の「障害者」メンバーも大学に来て、奮闘しています。

介護者は、この期間だけではなく、随時募集してます。HPに誘う、QRコードも新調されました。ご活用下さい。



車椅子でも飛行機に乗れます

2013年11月13日 17時10分10秒 | 日記
 11月10日に名古屋に行ってきました。仙台空港から中部国際空港まで,飛行機です。今回いろんな経験ができました。飛行機は初めてではないんですが、プロペラ機だったんですよ。そのせいか、廊下を渡って飛行機の入り口に行くというダイレクトなものじゃなく、マイクロバスで飛行機のそばに行き、タラップを昇る形式のものでした。車椅子使用の私には普通に考えたらしんどいことばかりですが、そこはアシスト体制が組まれていました。空港で荷物や搭乗手続きをすると、空港用の車椅子に乗り換えます。そしたら誘導係の職員がつきっきりで、誘導してくれます。リフト付きで車いすごと乗れるようになってる座席があるマイクロバスに乗ったんですがなんと、乗っていたのは私と、介護者と誘導していた職員、ドライバーのみ。つまり私専用だったんですよぉー。チョーVIP待遇ですよね。そして飛行機のそばに行ったら、今度はタラップを昇るための昇降機が用意されていて、それを整備の人が動かしてくれるんですね。そして機内に入る直前にお車椅子の大きな車輪と肘かけの部分を取り外し、機内へと入っていきます。ひとつの動作ごとに声を出して確認です。降りるときは、この逆ね。丁寧に扱われすぎて、ちょっとこそばゆい感じがしました。昇降機がなかった時代には、職員が抱き上げて機内へと運んだらしいです。

 まあこんな待遇をしてもらうためには、それなりの準備が必要なんですよ。まず今回は、旅行代理店に行って、往復の飛行機と、ホテルのパック、ANAスカイホリデーシティプランなわけですが、手続きの時に車椅子のサイズから、重さ、バッテリーの種類を聞かれ、体の状態、手足を曲げたり伸ばしたりできるか、座席に移動は可能か、少しの歩行は可能か等と質問され、その情報は代理店を通じ、空港のANAに情報が送られます。そして一週間後の支払日までに空港と打ち合わせが進められ、当日のバックアップ体制が出来上がってくるというわけです。健常者は、出発時間の30分前に空港に着けば間に合いますけど、私は1時間前には来るようにと言われました。あっ、私の場合、手をつないでもらえば少しの歩行は可能なので、自分の車椅子は空港に着いてすぐに貨物として預けましたが、飛行機の入口ぎりぎりまで、自分ので行くことは可能だそうです。



 私が何故、名古屋に行ったかというと、嵐のドームツアーに3年ぶりにチケットが当選し、嵐友達と名古屋に行ってきたのです。日本一チケットが取りにくいと言われる嵐のライブは、たとえ名古屋に遠征となっても、幸せなことなのです。


  そして一番幸せなのは、今や「嵐友達」としての付き合いができるようになった、一人の介護者がいることです。

納得できない理由

2013年11月06日 12時39分10秒 | 日記
私は、ユニット式の簡易電動車椅子を使い外出してます。平坦なところは自分で運転してますが、段差や電車の乗り降りは、介護を受けてやっています。普段私が使う電車は段差が少ないので、介護を始めるときに、先輩介護者に付いて貰い、練習をした上で、駅員の手助けなしでやってます。普段使う、仙石線や、空港アクセス線などは、それが可能な構造に電車がなっています。ただ、東北本線などは、駅員が用意してくれるスロープを利用しています。スロープが駅に常備されていなかった頃は、3日前までに申し出なければ電車に乗ることさえできませんでした。今は、改札口に20分前に行けば、対応してくれるようになり、電車も使いやすくなりました。改札では、スロープの手配と、降りる駅に連絡を入れてくれます。バリアフリーの考え方が浸透し、法律まで出来たのは、先人の「障害者」が声を挙げて、交渉しあるいは街に出て行動した成果だと感謝します。
少し話がそれましたが、普段使っている電車は、そのスロープが必要ない構造になっていると、先ほど書きましたが先日、改札口でいざこざがありました。切符を出して改札口を通ろうとした時「どこまで行くの?」「多賀城です」「駅に連絡するから待って」「いえ、介護者がいるので、自分たちで出来ます」「いや、隙間が広いからスロープを使わないとダメ」「いつもやってるから、大丈夫です」「いや、決まりだから」と、強引にスロープの手配を始められました。行きの多賀城駅では、何も言われなかったのにと、納得できませんでした。多賀城駅に降りた時「そういう決まりになったんですか?」と聞いたところ「慣れてる方は構いません」との返事。ただ、駅間の連絡がうまくいかず、スロープが間に合わず、車椅子の方が一人で降りて、トラブルになったことが少し続いたので、用心しているとのこと。仙台駅で言われたこととは、ちがうニュアンスです。私が利用したのは、土曜の夜。多賀城駅には、一人しか駅員がいないのに、改札業務から駅やトイレ掃除まで忙しく動いてる時間帯。それを知ってるだけに、スロープ使用を「義務」づけたら、なおさらトラブルになるだろうと、思われます。首を傾げたくなる事態です。その後、何度か仙台駅を利用しいますが、何も言われません。
いきなり「決まり」と理由も告げられず押し付けられることは、残念ながら、結構あります。うざいと思われても理由に納得いかなければ、問い正すというのが、私のやり方です。
今回は長くなりました。すみません。