私の住んでいる多賀城市でも冬になると駅前でイリミネーションが点ります。仙台の「光のページェント」には、足元にも及ばない小規模なものなんですが、ちゃんと名前が付いてます。「悠久の詩都の灯2017」HPをググったら、今年で12回目らしいですね。
多賀城駅が高架化され、エレベーターが付いて、車椅子でも利用できるようになったのは、2013年頃だったと思います。それまでは、跨線橋を渡るためには車椅子を担いでもらうしか方法がありませんでした。なので、一つ先の「下馬駅」にはエレベーターがあるので、そこまで行き、タクシーで多賀城まで戻るという工夫をしてました。だから多賀城駅に降り立つことはそれまでなかったんです。それ故に
「悠久の詩都の灯」は車窓から見るのみでした。2014年に多賀城駅のイルミネーションを見たときは嬉しかったです。
こんな感じにメルヘンチックでした。それから毎年、年末年始の楽しみになっていました。(去年は駅前の改修工事のため中止)そして今年は、青の洞窟ならぬ、光のトンネルで、金曜日には屋台が出るらしいです。まあ、私は金曜日には外出しませんが…。
これまで私は「活動や娯楽は仙台」で、自宅がある多賀城は「休息の場」と考えていました。だから多賀城のことあまり知らずにやって来ました。駅が高架化され、パン屋さんや八百屋さん、食堂が出来まして、去年の3月にはTSUTAYA経営の図書館が出来てからは、駅前で遊ぶことも増えました。会議以外は、介護者を頼みにくい状況で、なかなか外出がままならずイライラすることがあるんです。駅が高架化されて踏切がなくなってから、自宅から駅まで電動車椅子で自力で行きまして、図書館併設のスタバでコーヒーを飲んで、ゆったりします。そして帰りは上り坂なのでそばに人がいないと不安な場所があり、駅まで介護タクシーに迎えに来てもらい帰宅という方法で、介護者なしの一人外出をしています。
それができるのも限られた時間、回数なんですけれど。ストレス発散にはなります。
そういう意味で、少しずつ多賀城市民の自覚、愛着が出てきた私です。