私はヘルパーさんに週2回調理をしてもらい、作り置きされたものを自分で温めて食べています。食材は月曜の午前中にヘルパーさんが買ってくるか、私自身が外出した折に買い求めています。このシステムは居宅介護を受けると決まった時に、サービス提供責任者(通称サ責)と相談員(障害者総合福祉法においては、介護保険のケアマネージャーと同じ役目)と話し合って決めました。最初は戸惑ったりしましたけれど、今は慣れました。
先週の金曜に、どうしても「カレー」が食べたくなりました。材料の肉、タマネギ、人参、ジャガイモはあることがわかっていたので、ヘルパーさんに意気揚々とオーダーして、お腹も脳内もすっかりカレーになっていたのです。ところが肝心のカレールウが一欠片しか残っておらず、カレーは作れないことが判明、金曜日は買い物はサービスに入っておらず、材料が不足しているからと買いに行ってもらうことは叶いません。泣く泣くカレーを諦めました。そうした飢餓状態の中、月曜日までの3日間を過ごしました。
満を期しての今週の月曜日、カレールウを買ってきてもらいやっと作ってもらいました。私の家のカレーは、ジャワカレーとこくまろをプレンドして、トロリとしているタイプです。付け合わせは、福神漬けとらっきょで、ドリンクは牛乳。月、火、水の朝食にワシワシと食べました。カレーは作った直後より次の日が美味いですよね。そして、多分大抵の人は自分の母(もしくは父)が作ったカレーが世界一だと思っていることでしょう。そうカレーはもう家庭の味なんです。