今年は父の7回忌があり、母を見送りました。自動的に「おひとり様生活」が始まったわけです。世の中は年の瀬を迎えていますが我が家は「喪中」だから普段通りの生活です。つい「良いお年をお迎え下さい」と言いそうになりますが、年末年始のご挨拶は遠慮させて頂きますと、喪中ハガキを出したから口に出したらダメなんですよね。今はコロナ禍だから、人との交流も少ないし、3年くらいずっと「喪中」やっている感じで、違いがよくわからない。
とはいえ、クリスマスは楽しんで良いみたい(キリスト教信者の方に聞いた)なので、張り切ってクリスマスケーキを買いに行きました。他のSNSではすでに買いたのですが、亡き父が家族と同じ部屋で固形物を最後に食べたのが、クリスマスケーキなんです。なぜかというと、往診クリニックの先生からは「風邪が命取りになるので、感染予防のためあまり部屋に出入りしないように」と言われていたので、その日は久しぶりの一緒の部屋で団欒した日でした。父は甘党でしたし、ムース状のケーキは柔らかく食べやすかったのでしょうね。2カット分をペロリと平らげました。それ以降は眠っている時間が多くなり、3か月半後に息を引き取りました。クリスマスケーキは、最後の楽しい思い出になったわけです。あれから7回のクリスマスを迎えましたが、毎年力を入れてしっかり選んで買って来ています。仏壇に供えるために。「親子3人で食べるために」
今年は、我が町に初めて出来たお菓子屋さん「シャトレーゼ」で買いました。ケーキも値上がりしてますし、一人ではホールのケーキは、食べきれないので、ショートケーキを数個セレクトしました。見栄えは可愛く、美味しそうでしたが、普段糖分を控えている私には、甘すぎました。残念でしたが、甘党の両親は喜んでいることでしょう。それでいいのだ! シャトレーゼでの収穫は、(糖質カット)のアイスを買えたこと、安くて見栄えの良い焼き菓子を買って日頃お世話になっている方たちにお礼ができたことですね。
さらに自分自身のクリスマスプレゼントに猫グッズを買いました。それを見ながらニヤニヤしてます。
以上、これが今年最後の更新になります。来年もよろしくお願いします。