なんだりかんだり

電動車いすで街に繰り出して感じたことを気軽に書きます。

ネーミングライツ

2024年02月21日 11時30分00秒 | 日記


今週(14日から21日まで)はワクワクしたことがありました。友人から「ウクライナの写真やってるよ」と紹介LINEが届いたけれど、前の日に仙台へ買い物に出かけたばかりなので、その日は無理でした。だけど気にかかったので、写真展をやっているのは何日までかと、どこでやっているのかというのを聞いてはいました。その日が水曜日。今日は行けるか明日は行けるかと気揉んでいましたが、17日の土曜日、いろんな条件が揃って急遽行くことになりました。会場は昔の「青年文化センター」で、多賀城から行くためには、仙石線で青葉通りまで行き、地下鉄に乗って旭ヶ丘駅で降りるということです。昔々ははよく会議等でよく使用していた場所。何のためらいもありませんでした。旭ヶ丘の駅についてエレベーターで上に上がり、さてどっちの方向だったかなぁと迷ってしまいました。通りがかりの学生に「青年文化センターでどっちでしたっけ」と質問しました。その学生は「わかりません」と返事をしました。なので今度は少し年齢の高い人に聞いたら、隣の建物ですよと教えてくれました。方向がわかれば大丈夫なので車椅子を走行させて会場に着きました。そしたら建物の看板には「日立システムズホール仙台」とあり、あっこれがよく言うネーミングライツなんだ、さっきの学生さんがわからなかったのは、昔の名前を知らなかったんだなぁと納得がいきました。このネーミングライツ、私にはなかなか覚えられません。最初の頃は、新しい名前のあとに()がついて、昔の名前が書いてありましたが、今はそんなこともなくなりました。だからテレビやポスターなどで会場名が書いてあっても、ちんぷんかんぷんな感じなんですよ。1番おかしいと思ったのは、昔の県民会館がネーミングライツで「東京エレクトニックス宮城」になり、結局あなたはどこなの?と笑えます。市町村の財政を考えると仕方ないことだと思いますが、何かなぁと寂しくなります。みんなが知っている名前の方がいいよね。

ウクライナの写真展を見て、感じた事は、ウクライナは本当に芸術の街なのだ。ロシアが侵攻して来なければ、美しい街は保たれていたんだと感じました。正直、ウクライナをよく知っていたわけではなく、今回の事態で改めて注目しただけですが、私が知っているウクライナの文化って、てっきりロシアの文化なんでね。もともとソ連で、そこから独立して建国した国。国境は陸続き、いろいろ複雑なのです。無責任なことを言わせてもらえば、国境等にはこだわらず、仲良くすると言うことはできないのでしょうか?

写真展を見終わり、 またきた道を引き返して多賀寮に戻りました。せっかく仙台に来たのに急いで帰ったのに理由があります。帰りの道は上り坂なので、車椅子ではちょっと危ないんですね。だからヘルパーさんや介護者がいない場合、介護タクシーで帰ることが必要です。介護タクシーは予約制なので、事前に予約する必要があります。運良く空いてる時間はありましたが、多賀城駅に14時20分の待ち合わせになってしまいました。乗り継ぎがある場合、駅のスロープ対応をお願いするためには、時間の余裕を持って行動しなければならず、急いで多賀城に戻った時間は、12時でした。仙台の街でお昼を食べたかったんですが、ゆっくりしていたら遅刻してしまうと思い、それは諦めました。強行軍の外出ではありましたが、その日に思い立って実行できたことにワクワク感がありました。1人で出かける場合、上着や靴を履かせてくれる人がいること、天気が雪や雨でないこと、そして最後に帰りのタクシーが予約できていることと言う条件が揃わなければ外出できません。毎朝来てくれるヘルパーさんは、朝の8時半には帰ってしまいます。その帰りに同行し、マンションの下まで降ろしてくれることが必要です。朝起きて速攻で支度をし、朝早く出かけることを覚悟しておかなければなりません。17日の土曜日にはそれがうまくいったということです。こういう事はなかなかありません。今日何かがあるんだけどと、その日に誘われても行くことはできません。当日に行動するのは贅沢なことなんですね。こういうラッキーな日がいっぱいあれば楽しいのになぁと思います。

そして今日21日、外は雪が降っています。明日まで雪は続くという予報です。大事な用事が明日はあるのだけれど、出かけるのは無理そうです。なんかなぁ。



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