Michael Rosen の頭の中って、どんなことになっているのだろう?
面白いというか、かなりぶっ飛んでいる話でした。
フランクは空想好き。校長室に呼ばれている今も校長の顔が熟れたトマトに見えて仕方がない。
ある日、遠足で Chiltern House というところに行った彼は、絵の中から抜け出てきた黒人の少女に交換条件を出される。その少女はフランクの宿題を手伝う代わりに、彼女の本当の名前を探し出して欲しいという。
そうこうしているうちに映画狂のチャーリーというミイラも仲間に加わり、フランクの空想をはるかに超えたわけのわからないハチャメチャな物語がはじまる。
雰囲気的にはチャーリー&チョコレートファクトリーに似ているかな。絶対映画化したら面白いと思う!
ここで独自性があるところをあげると、すべてのストーリーがイギリスの歴史の中の外交、経済と関係しているということ。罪人をオーストラリアに送ったこと、コットン等の貿易をベースとするインドとの関係、奴隷制度などがさりげない調子で描かれているのです。
ものすご~く突拍子もない展開をする不思議な調子の文章を読みながら、いつの間にか歴史の勉強もできちゃうような素敵な本ですよ。
面白いというか、かなりぶっ飛んでいる話でした。
フランクは空想好き。校長室に呼ばれている今も校長の顔が熟れたトマトに見えて仕方がない。
ある日、遠足で Chiltern House というところに行った彼は、絵の中から抜け出てきた黒人の少女に交換条件を出される。その少女はフランクの宿題を手伝う代わりに、彼女の本当の名前を探し出して欲しいという。
そうこうしているうちに映画狂のチャーリーというミイラも仲間に加わり、フランクの空想をはるかに超えたわけのわからないハチャメチャな物語がはじまる。
雰囲気的にはチャーリー&チョコレートファクトリーに似ているかな。絶対映画化したら面白いと思う!
ここで独自性があるところをあげると、すべてのストーリーがイギリスの歴史の中の外交、経済と関係しているということ。罪人をオーストラリアに送ったこと、コットン等の貿易をベースとするインドとの関係、奴隷制度などがさりげない調子で描かれているのです。
ものすご~く突拍子もない展開をする不思議な調子の文章を読みながら、いつの間にか歴史の勉強もできちゃうような素敵な本ですよ。