平成23年9月7日
谷川山系の苗場山に行く。
前日の台風12号による各地の被害は甚大なものであり、多くの林道でも通行止め
が発生したようだ。
苗場山には和田小屋から神楽峰を経て山頂へ向かう祓川コースを選んだが、途中の
道路では1か所路肩が崩れているところがあったが問題なく登山口に到着。
登山口の前にある駐車場を利用。
自車を含め3台の車が駐車。
ここにはトイレもある。
天気も良く気持ちの良いスタートとなった。
ところが、登山口の登山道は水が流れておりゴアテックスの軽シューズではどうかと思う感じ。
そこで急遽、車に積んでいる長靴で登ることとした。
この長靴に次いでは、また別に記そう。
すぐに登山道からスキー場内の道路に合流。
(帰りは登山道を歩くのが嫌で道路を下った。)
この道路を歩いて行くと和田小屋が見えてきた。
ここが和田小屋前の登山道入り口。
登山者カードのポストもある。
ところがせっかく作ってきた登山者カードを車の中に忘れてきてしまった。
前に白馬岳に行った時は登山者カードのつもりで違うものを入れてしまった。
今回は、長靴に履きかえてすっかり登山者カードを忘れてしまった。
それどころかコンパスも忘れた。
GPSがあるから「まあいいか。」としたが本来とんでもないことである。
軍手も忘れた。
途中のコンビニで買っていこうと思ったが弁当を見ているうちに忘れた。
こまったものだ。
単なる物忘れだろうか・・・・・・・。
登山道は整備されており判りやすい。
ただ、台風の雨で川のようになったような痕跡があり、雨の日にはかなり歩きにくいと思う。
こんな道しるべもあり、励みになる。
出発地点はたぶん5合目。
8合目は神楽峰。
苗場山山頂下の9合目まである。
下ノ芝の上は中ノ芝。 ????
つまり下ノ芝→中ノ芝→上ノ芝と続いている。
芝は少し開けたところ。
湿原ではないが草原でもない・・・・。
ベンチがあり、休みにはちょうど良い。
見える山々はたぶん谷川岳。
大きな地図を持ってこなかったので詳しくは判らない。
木道も多くどんどん高度を稼ぐ。稜線の直下、小松原の分岐点。
登山道は稜線の少し下やや東側にある。
眼下にカッサダム(田代湖)が見える。
神楽峰のピークは稜線の一番奥に見える少し高いところ。
登山道に設置された神楽峰の山頂標柱。
本当のピークはここから10歩?上がったところ。
(注意:踏み跡をずんずん進むと落ちるかもしれない。)
そして苗場山がいよいよその姿を現した。
堂々とした苗場山。
いったん下ってまた登り返すことになる。
ああもったいない。
今年春、友人とスキーで神楽峰に遊びに来たがその時の苗場山↓
同じアングルであるが、雪の季節と緑豊かな季節ではずいぶん違った表情に見える。
下ってからの登り返し。
苗場山方面を見上げるとそんなに感じないが、登山道は急なところもある。
もう少しで山頂。
ひょこっと山頂台地の一角に飛び出す。
素晴らしいスケールで広がる湿原。
でも、まずは山頂を極めよう。
この木道を上がってすぐに山頂に到着。
山頂には遊仙閣という山小屋があるが入口は壊れていて休業中。
頂上の鐘を鳴らす。
苗場山2145mの山頂標柱と三角点。
日本100名山の第61座目となる。
山頂でお決まりのパチリ1枚。
デブだのう。
こちらは苗場山頂ヒュッテ。
今は苗場山自然体験交流センターと言うらしいが。
ビール350円とある。天気も良く、眺めも最高のこのテラスで一杯やろうと考えたが・・・・。
止まらなくなると困るので????
小屋のそばに「展望台まで歩いて1分」の看板があった。
展望台からは西方面の眺めが見える。
とんがっている山は鳥甲山。
現場では知らなかったので、ブログアップ時に調べたが、けっこうスリリングな登山が必要らしい。
素晴らしい湿原は・・・・・・・・・・・。