平成25年9月12日(木)
快適だった便ヶ島の駐車場で車中泊。
0時過ぎに起きだしておにぎりの食事。
空には満天の星、天気は良さそうだ。
昨日の指示通り、車を聖光小屋の前まで移動。
午前1時6分、登山者カードを投函して出発。
真っ暗な中、登山道を熊鈴を鳴らしてすすむ。
荒れた遊歩道は、西沢渡まではほとんど登りはない。途中、ざれた斜面のトラバースもある。
西沢渡では物珍しさから渡しのかご(人力ロープウェイ?)に乗ってロープを引いてみた。
最初は楽しいかも・・・などと浮かれていたがこれが結構疲れた。。。。
地形図にも記載されている廃屋(造林関係の小屋らしい)は不気味。
ところどころに現れる表示は心強い。標高はなかなか上がらない。
きつい登りが長く続く。
苔平を過ぎると徐々に明るくなってきた。
時間ばかり過ぎいい加減疲れてきたころ・・・・・
開けてくると縦走路分岐である薊畑に到着。
ここで初めて聖岳がその山頂を見せてくれた。
聖平小屋のすぐ上となる薊畑にはベンチがある。気持ちの良い所。
聖岳へピストンの人たちだろうか、たくさんのザックがデポされていた。
聖岳の往復3時間以上あるため、自分はザックを置いていかない。
薊畑のすぐ上部。 マルバダケブキは終わっている。
もう少し早ければ一面黄色の花が咲き乱れていただろう。
だんだん近づいてきてはいるがまだまだ先の聖岳。
聖岳大崩壊地。形あるものはいつかは壊れる。
影に隠れるように兎岳。
東の方角に見えてきた富士山。
やっぱり日本一の山だ。
小聖岳到着。標高2662m。
聖の山頂までコースタイムであと1時間20分。
もう一息だ。