26年4月9日(水)
よたよたと上り詰めた八方尾根。
目前の唐松岳山頂。
しんどかったけどもうすぐ。
先客・・・・ボーダーの方。
ここではスキーやらボードでバックカントリーを楽しもうという方が多い。
この方たちは唐松沢を滑り降りるらしい。
自分からみれば「エクストリームスキー」と思うが・・・・。
お決まりのパチリ1枚。
けっこう寒くて帽子・手袋なしではいられない。
堂々たる五竜岳。
山頂直下の雪壁はかなりの斜度で今の季節はちょっとハイキングというわけにはいかない。
主稜線になんとなく登山道が確認できる。
こちらは剱岳。
目指せ!100名山。最後の1座である。
予定では7月。それでも残雪が多いと大変らしい。
とんがっているところが白馬だけだろうか?
五竜岳の奥に広がる北アルプスの峰々。
「あの黒部湖の奥に見えるのが槍だろ。」
そんな会話が聞こえてきた。
目を凝らしてみてもカリーユニを点眼している自分にはさっぱり見えない。
残念だ。
帰りの時間を考えるとこれ以上の長居はできない。
12時30分に下山を始める。
頂上山荘まではすぐ。
振り返るとこの絶景。
左端の唐松岳の右に唐松沢。
さっきのボーダーさんはここを滑り降りるわけだが、転倒するとどうなるのだろう。
さらに右のガリーを滑り降りる猛者もいる。
亡くなった方も・・・・。
下りで太ももの裏(ハムストリング)が攣る。
完全な運動不足・体力不足。
下っては振り返る。
時間が許せばどっぷりとつかっていたいが、ロープウェイを逃すと大変。
せっせと下り続ける。
ダケカンバ帯をぬけ・・・・まだ雪の下の八方池をやり過ごし・・・・
ようやくゲレンデトップに帰着。
リフトで下ると300円×2本=600円となるので下りはゲレンデ端を歩いて降りる。
ロープウェイに乗り下山。
久しぶりの山だった。
ほんの足慣らしのつもりだったが足を攣ってしまうほどきつかった。
いつも心に思っていること・・・・・「トレーニングしなくちゃ。」
全然実行できない。
気持ちだけでは体力はつかないな。
■今回のコースタイムです。
08:52 リフト終点
11:52 頂上山荘の上
12:19 唐松岳山頂
15:22 ロープウェイ乗り場
■今日のルートです。
唐松岳登山 終了。
さてさて、次はどこに登ろうか。