成田山新勝寺の大本堂と三重塔
令和6年9月18~19日
千葉県印西市に用があり来訪していた。帰りはまだ一度も訪れたことのない成田山新勝寺が近いので1泊して参拝することとした。
成田山新勝寺は、千葉県成田市にある真言宗智山派の大本山で初詣では正月三が日だけで毎年約300万人もの参拝客が訪れるのだとか。
成田山新勝寺の総門。古さを感じるが実は2008(平成19)年建立。高さ15mの総欅造り。
仁王門。こちらは1831年建立の国指定重要文化財。門の中央には、ひと際目をひく大きな赤い提灯が掲げられている。
大本堂。大本堂は御護摩祈祷を行う中心道場であるが1968(昭和43)年建立で新しい建物である。
一切経堂。1722(享保7)年に建立され、以後多くの修復を繰り返している。堂内の輪蔵には、一切経(約2,000冊)が納められている。
三重塔。1712(正徳2)年に建立された重要文化財。総高は25mで、塔内には大日如来を中心に五智如来が奉安され、周囲には「十六羅漢」の彫刻がめぐらされている。
釈迦堂。1858(安政5)年に建立された重要文化財。かつての本堂。五百羅漢や二十四孝の彫刻がほどこされ、江戸時代後期の特色をよく残している総欅づくりの御堂。
額堂。1861(文久元)年に建立された重要文化財。奉納された額や絵馬などをかける建物。七代目市川團十郎丈が寄進された石像もある。
光明堂。1701(元禄14)年に建立された重要文化財。釈迦堂の前の本堂であり、江戸時代中期の貴重な建物で大日如来、愛染明王、不動明王が奉安されている。
平和の大塔。これは新しい建物で真言密教の教えを象徴する高さ58mの塔。成田山公園のを見下ろす。散策できるようになっている。
平日朝のため、参拝者もおらず静かな参拝となった。さんざんお願いをしてお札を購入、御朱印をいただいて帰路に就いた。
日本中に社寺・仏閣があるが機会があれば今後も参拝してみたいと思っている。
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