ここが迷いの地点。標高は約2430m。地図を見ると、夏道は頂上まで一直線。
雪面は、斜度が強くなり、このまま直進して後にも先にも行けなくなると大変。
うろうろと周りを見渡す。雪面の足跡を見れば右往左往ぶりがわかる。
道はないか。赤テープはないか。柵はないか。道標はないか。
見当たらない。方向は絶対に間違っていない。
自分に無いのは「ルートファインディングと登山技術」である。
道があれば安心して進めるが、そびえるようにも見える斜面に突っ込んでいけない。
結論を出した。
「敗退!」
写真中央の雪面を直上。たぶん30°位の傾斜になったところで
「こりゃ、まずい。相当にまずい。戻れなくなるかも。」
ちょっとびびりました。
両側に逃げようと思っても灌木があって行きたくない。
敗退が決まると、後は楽。(写真下に見えるような柵がありがたい。)
中央に見える雪面が断念地点。
自分のつけたトレースをどんどん戻ります。
弥陀池まであっという間でした。
新しい靴。せっかくのデビュー戦だったのに・・・・・。
後ろ髪が引かれる思いで白根山を後にした・・・・。
(でも後ろ髪どころか前髪もありませんが。)
うっそうとした樹林帯をひたすら下る。
のどが渇いて雪を口に放り込む。パフパフの乾燥雪だった。
振り返るとお日様が隠れるところ。
林道に出ました。
うーん。残念だった。
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雪面は、斜度が強くなり、このまま直進して後にも先にも行けなくなると大変。
うろうろと周りを見渡す。雪面の足跡を見れば右往左往ぶりがわかる。
道はないか。赤テープはないか。柵はないか。道標はないか。
見当たらない。方向は絶対に間違っていない。
自分に無いのは「ルートファインディングと登山技術」である。
道があれば安心して進めるが、そびえるようにも見える斜面に突っ込んでいけない。
結論を出した。
「敗退!」
写真中央の雪面を直上。たぶん30°位の傾斜になったところで
「こりゃ、まずい。相当にまずい。戻れなくなるかも。」
ちょっとびびりました。
両側に逃げようと思っても灌木があって行きたくない。
敗退が決まると、後は楽。(写真下に見えるような柵がありがたい。)
中央に見える雪面が断念地点。
自分のつけたトレースをどんどん戻ります。
弥陀池まであっという間でした。
新しい靴。せっかくのデビュー戦だったのに・・・・・。
後ろ髪が引かれる思いで白根山を後にした・・・・。
(でも後ろ髪どころか前髪もありませんが。)
うっそうとした樹林帯をひたすら下る。
のどが渇いて雪を口に放り込む。パフパフの乾燥雪だった。
振り返るとお日様が隠れるところ。
林道に出ました。
うーん。残念だった。
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私も退却から駐車場に戻ったときには薄暗くなりかけていました。
「ヘッドランプで下山してもいいかな?」とか、「ビバークするか?」とか考えましたが、どちらもワンミスが命取り。
「また来ればいいや」が結論でした。
ちなみに私も「高度計付き腕時計」のデビュー戦でした(笑)
登山道具にはデビューした山の名前を付けるのですが、さてコイツはどうしたものか・・?
「また来ればいいや。」
この答えに達する=悟りをひらく
相当に修業を積まねば悟りはひらけません。
私の場合は、
「えーぃ、くそっ!なんてこった!」
罵声・ぼやきばかりです。
一から修業をやり直し。