以前、このブログで顧問先のT社長のことを書いた。
「ありがとう」という言葉が日常生活の一部となってその身体に溶け込んでいる素晴らしいオヤジである。
このブログの数少ない読者であり、私の顧問先の日本支社の担当者であり、私の数少ないサーフィン(同レベル)仲間でもあるK氏と先日、九十九里に早朝サーフィンに行った。
帰り道、車内でT社長の話題になり、
「やっぱ、俺たち若者は(私は若くないが)、ああいうソンケーできるオヤジの生き様を真似なきゃダメだよな」
ということで意見の一致をみた。
というわけで、K氏と二人で「10 Antsの会」を結成した。
「10 Ants」=10匹のアリ=アリが10匹=ありがとう=ありがとうの会、である。
「若者」におよそ似つかわしくないこのオヤジギャグ的なネーミングはいかがなものか。
会則は1条のみである。
「毎日、必ず、10回以上、誰かにありがとうと言おう」
それだけ。
ちなみに、K氏と罰則も作った。
「ありがとう」と10回言えなかった日は、言えなかった回数に応じて1回あたり100円の罰金を積み立てること。
その積み立てた罰金で年末とかに忘年会と称して呑む。
現在、会員は私とK氏2名だけだが、K氏の勤務するA社日本支社は支社丸ごと法人会員として強制認定してやった。
名誉会長はもちろんT社長である。報酬はない。とういうより承諾も取り付けていないが、大丈夫。T社長のことだから、きっと、
「そんな大役を仰せつかっちゃって。いや、ありがとうございます。」
と仰るに決まっておる。
会の中に個別部会も作ろうかと思う。
今のところ、K氏と「サーフィン部会」は結成した。
あと、私しか部会員がいないのが難点だが、「映画鑑賞部会」と「落語鑑賞部会」と「合コン部会」もある。
会員が2人きり、というのは寂しいので、来年末には正会員1000名、準会員5000名、準構成員2000名(ヤクザか!)、支部長10名、特攻隊長1名(ボーソー族?)くらいの規模にはしたいと思うのだが如何だろう。
日本中で約8000名の人間が必ず1日10回、「ありがとう」と言っていたら日本も少しは騒がしく・・・じゃなかった、住みやすくなるのではないかと思うのだが。
なんだか将来の衆議院議員選挙を見越した狂信的グループ結成みたいな感じもするが、全然関係ない。
初代会長(私)の権限で、会則に第2条を追加する。
「会を利用した政治的・宗教的活動は一切禁止」
PS:会員ナンバー2番のK、いつになったらギックリ腰を治してサーフィンを再開するのだ? 連絡を待つ。