振り向けば天神様の椿落ち あきオジ

柚子浮かぶ如来の水を受けにけり　　あきオジ

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俳句などというと窮屈だけれど
紋切り型の言葉や
表現を自分の辞書から追い出さなければ
自分の言葉はでてこない。

それだけは分かります。
俳句でなくてもいい。
リアルで輝く言葉を見つけましょう。

とりあえず自分の陳腐な言葉を
汗と一緒に追い出すことにしましょう。
それでいいかも。

忘却のトンネル抜けて風光る あきオジ

お茶の水の聖橋から見える
神田の景色です。

立錐の余地もないほど密集した建物
横にのびることができないので
縦に広がっている。

ここにも人の暮らしがある。
知らない世界が広がっている。
そんな感じがいい。

怖いけれど刺激的なところだ。

紅梅と親子詰め込む写真なり あきオジ

今はその時期か？

神田明神です。
こんな風景は親子にとっても
周囲の人にとっても絵になる風景ですね。
写真を頼まれたついでに

私も一枚撮らせてもらいました。
男の子の着物姿が可愛い。

絵馬並ぶ梅が咲いたら桜咲け あきオジ

湯島聖堂の絵馬

何となく、微笑ましい。
日本人を象徴する風景ですね。

人の力が及ばないことがあることをそのまま受け入れ
神頼みする。

その「何でもいいから受け入れてしまう」おおらかさと
パワーが日本人
そんなことを思ったりしましたね。