あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

天を刺す枝に並びし梅の花  あきオジ

2010-01-28 22:20:21 | 日記
桜より梅の花に怨念を感じる。
ましてや蝋梅

自分には梶井基次郎ではないけれど
蝋梅は人のエキスを吸って育ったので
花があのような色になったのだと思いたい。

少々過剰

平凡オヤジは過剰を求めない。守備範囲にも入れない。

紅梅が本堂のぞく昼下がり  あきオジ

2010-01-28 16:59:11 | 日記
深大寺では
団体さん相手に読経をしていました。
祈願
それも日本的ですが
本気のようなそうでないような
参加者
とりあえず
そんな感じですね。

そのようなおおらかに
呑み込んでしまう。

スカートとジーパンを組み合わせてしまう。
英語にはない英語を造語をしてしまう。

それが日本ですね。

・・・・・・・

今日は仕事が午前中だったので
昭和記念公園に寄りました。
盆栽の「寒桜」を鑑賞しました。
赤と白が入り混じった不思議な花でした。


白梅はせめぎ合いて育ちけり   あきオジ

2010-01-28 16:07:46 | 日記
昭和記念公園の盆栽園の白梅

その年輪の圧倒的迫力に圧倒される。
思えば、自分がこの世から消えても
この梅は生き続けるのです。
そう思うと
この梅が愛おしいと言うより
人とは違った時間の流れを生きていることを感じますね。

「羽根つき」が縁起ものだということは
「はねとばす」のごろ合わせではないのでしょうか。
そんなことも思いました。
この梅の花、羽子板市で並んでいる
羽根に似てませんか
枝に行儀よく並んでいる。
羽根とはきっと梅なのです。

この年になって、始めて、発見しました。
でも、それが本当のことなのかは知りません。

・・・・・・

確かめました。あるサイトによれば、こんなことでした。
自分の解説の方が根拠はないけれど、もっともらしい。

羽根を蜻蛉に見立て、蚊に刺されないようにとの願いが込められていたことが文献に記述されている。当時の疫病は蚊を媒介として広まることが多く蚊除けは大事な事であった。


・・・・・・

ウミガメは何を思いながら長生きしているのでしょうか。
何も考えずに、あのように物悲しい目はできないと思うのです。

振り返り探す花あり春近く     あきオジ

2010-01-28 05:36:01 | 日記
深大寺を周辺を歩いていたとき
墓地に気をとられていたら

突然、梅の移植をしているところに出会いました。
職人さんが数人でクレーンを利用して梅を移動していました。
こんな仕事もいいななどと思いましたが
どんな仕事もいいばかりではありませんから

簡単に感想など言ってはいけないのでしょうが
経験がないだけに魅力を感じますね。

そんなことでその梅を移植している作業現場の反対側で見つけた
花でした。
季節を過ぎていますが
育てている方の心が伝わってくるようで
嬉しかったです。