あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

汚職するその人の見る夢どんな夢  あきオジ

2012-07-08 15:40:58 | 日記
悔やむこと今日も小さき傘の音  あきオジ

(最近、句の文法上や時制の誤りを気にしなくなりました。「最初からそうだろう」と言われればそうなのですが、そんなことはどうでもいいことで「言葉を発見して面白ろがる」それで十分なのです。発見と驚きが得られる装置として俳句があるのですから、その納め方はさほど重要ではないのです。多分、物云いたい人は正論を言い始める事柄ですが、今の私にはどうでもいいことなのです。発見をするためにアンテナを張り、「これもあったのか」の驚きの日々にしたいですね。)

去年みた夢にでてくた槿かな  あきオジ

甲州路姉さんかぶりが降りてくる  あきオジ

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しぐるるやしぐるる山へ歩み入る  山頭火

(この句、どこかの寺に句碑となって建っていたような記憶があります。場所はわかりません。今の時代、山頭火もキャッチコピーとして利用されるのですね。)

食べるだけはいただいた雨となり  山頭火

(この句は山頭火の頂点になる句でしょうかね。)

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わからないわかるはずもない山路かな  あきオジ

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雨降りてひかり散りし磯つづく  あきオジ

2012-07-08 15:25:44 | 日記
どうしても、声にならない夏のうた  あきオジ

ぐうたらは自分のことか梅雨の花  あきオジ

槿咲く道を知るか雨蛙  あきオジ

意味与え自分に取り込む墓石あり  あきオジ

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朝月嵐となる  放哉

ホツリホツリ闇に浸りて帰り来る人人  放哉

(気負うということは当然な流れなのですね。放哉が「そんなことはいいや」と思いつき、その路線に切り替えることになったのは、どの句なのでしょうかね。どうでもいいようなことですが、最近、なり始めました。)

落葉掃き居る人の後ろの往来を知らず  放哉

(この句も禅問答のようなふくらみがあって、素敵ですが、「いかにも」という説明の句のような気もします。あれこれ注文付けて楽しみ思いが不足しているのでしょうかね。)

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昨日、でかけ、昼過ぎに帰ってきましたが、もう遠出する気力も足りなくなりましたし、体力もありません。
でも、「まあ、いいか」です。

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評論をしたがる人があり
知識の多さや切り口のよさを語りたがるのもいいですが
最近は、恥ずかしいですね。
これは私にはとても恥ずかしいことなのです。

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