あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

カレー食うその気にさせる暑さかな  あきオジ

2012-07-30 14:23:10 | 日記
ちょっと暑すぎますね。
そんなことで、一日家の中でごろごろしていました。
最近はテレビより音楽ですね。

オリンピックの映像を見ているだけで暑苦しいですね。
「勝つ」ことに夢中で
どこか違う気がします。

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オリンピックで勝つ
今の時代は就職活動の一環だし
勝つことは商品なのですね。
以前、「アマチュア精神」などときれいごとを並べていましたが
今はプロですね。
どこの高校野球のチームも県外の選手ばかりですね。
学費免除などで
すっかり商品化されている。
だとすれば、もっと露骨に商品化すればいいのですがね
それでは身も蓋もない?
そうはそうでしょうか
主催する新聞社の商品なのですからね。

応援している人もアマチュア精神などあれこれ言わないでしょう。
言うようなチームは2回戦で消えてますね。

見て見ないふりをする。
それが日本人の背骨ですからね。

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被害者はいつも可哀そうを演じなければならないし
正義の味方はどんなことをしても許される。

それが現実なのですね。
愚かな「正義の味方が溢れている」現象をどのように見たらいいのでしょうかね。

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愚かなる正義が飛び交う夏の陣  あきオジ

猛暑では手さばきさえも手をぬいて  あきオジ

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聖堂の繁みに立ちし孔子像  あきオジ

2012-07-30 05:33:14 | 日記
湯島聖堂の坂道です。

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先日まで孔子の生涯をえがいたドラマが放映されていました。
時代考証がどうなったのでしょうかね。
紙が発明されていない時代なのに
武器は精巧なものができており
織物も技術水準が高いように見えましたが
木簡なのですね。

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結局は武官としても
教養人としも任用が叶わなかった人だったようですね。
ダ・ビンチも同じような生涯でした。

そのような教養人の書いたものが今の時代に生きている。
でも、それは形式が残っているだけなのかもしれません。
二千年生き伸びた書物でも、いつかは現実を生きる所ではなく

「こんな生き方もあった」という歴史書ていどでおさまるのかもしれません
マルクスの「資本論」のようなものです。

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何もない何もいらない海に立つ  あきオジ

書き残すこと見当たらず窓をあけ  あきオジ

気負いなくひたすら食いし西瓜かな  あきオジ

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讃岐富士猛暑やくみのうどん食う  あきオジ

2012-07-30 05:20:15 | 日記
浅草のうどんを食べましたが
上品で値が張り

根性が感じられません。

やはり讃岐うどんです。
善通寺、丸亀辺りのそれなりの店がいいですね。
店がたくさんありますが
それなりのものを出さないと競争に負けてしまいますからね。

「石川うどん」がお気に入りでした。
親子でやってましたが、どうなったでしょうかね。

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「しょうゆ」といううどんがありました。
最初に大根おろし器と大根が出てきます。
客は自分で大根をすり下ろすのです。
次に「すうどん」が出てきます。
それに大根をかけて、醤油をかけて食べるのです。
店によってはレモンの一かけら
あるは葱がのっていますこともありますが
醤油(関東で市販されている濃厚な味とは違います。)をかけて食べるのですから
うどんそのものが勝負です。

でも、うどんは「讃岐に限る」ですね。
四国で暮らした日々
うどんの思い出が多いですね。

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うどん食うそれが真ん中四国旅  あじオジ

五重の塔眺めて食いしうどんかな  あきオジ

うどん食い遍路続けるそれもいい  あきオジ

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