あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

気合入れ何をするか決める夏 あきオジ

2012-07-11 06:03:16 | 日記
今日も仕事はありませんが
することもありません。

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秋近き心の寄るや四畳半  芭蕉

さざれ蟹這ひのぼる清水哉  芭蕉

おもしろてやがてかなしき鵜舟哉  芭蕉

(このような句を観光に取り入れる。これは最近の話ではなく、江戸時代にもあったのでしょうね。業者に依頼されて旅のキャッチコピーをつくる。それもあったらおもしろいですね。きれいごとにしたてる必要などさらさらありませんね。)

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新しき時代を区切る塔の夏  あきオジ


積乱雲紙飛行が横切りて  あきオジ

2012-07-11 05:47:59 | 日記
昭和記念公園です。
スカイツリーの予約なしでも昇れるようになったそうです。

楽しみが増えました。
評論なしに楽しむ。
これが老人術ですね。

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岬に集る無言の提灯踏絵の町  金子兜太

殉教の島錆びゆく斧  金子兜太

手術後の医師白鳥となる夜の丘  金子兜太

(金子兜太のコラージュ風の句に少しだけ馴れてきました。それにしても、馴れるのに時間がかかる俳人ですね。鑑賞するのに、まだ、時間がかかりそうですね。)

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あきもせずジャガイモを食うゴッホかな  あきオジ

戻りくる覚悟あるか鳥が飛び  あきオジ

もじづるや悶えを見せぬいじらしさ  あきオジ

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親を追うカルガモ涼しき雲もなく  あきオジ

2012-07-11 05:38:03 | 日記
夏の始まりですね。
梅雨はまだ明けないのだそうです。
明けたからどうというわけでもないのですが
話題にはなりますね。

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ここで寝るとする草の実のこぼれる  山頭火

よい宿でどちらも山で前は酒屋  山頭火

(このような句を作るのですから、山頭火の酒癖はなおりませんね。この躊躇いもなく作るところが山頭火ですね。あらゆることを見られていることを意識している。そんな気もします。)

荒海へ脚投げ出して旅のあとさき  山頭火

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これでいい思いをたどる蓮の池  あきオジ

破綻ある言葉もうれし蓮の花  あきオジ

池にうく蓮極楽色の蓮の花  あきオジ

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