あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

われもまた人の子なれば西瓜食う   あきオジ

2012-07-18 05:56:06 | 日記
猛暑日が続きますね。
このような日があれば、それを懐かしむ冬があり
それを気にしながら静かに終末を迎えるのですね。

きれいごとにならないようですが
それを夢見てもばちは当たらないでしょう。

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旅ながく折れたる枝の花おもふ  飯田龍太

春の川つめたき闇を遠くまで  飯田龍太

田を移るたびに北風つよき谷  飯田龍太

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高尾山人を恐れぬ桔梗咲き  あきオジ

家もなき暮らしもありて窓開ける  あきオジ

不幸とは言えぬ暮らに飽きるころ  あきオジ

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吐き出し尽くせば何とかなるような気がしていましたが
まだまだ足りないようです。

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水落ちる音もあれども猛暑なり  あきオジ

2012-07-18 05:38:30 | 日記
猛暑が続きますね。
初めて冷房を入れました。

今朝は窓を開いています。
それで間に合うものですね。

「知らなかった」「気づかなかった」それで用が足りる時代なのですね。
これは私も同じこと。

でも、「知らなかった」は利用できるうちは利用しましょう。
そのうち使えなくなるのですから。

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パン齧る日焼け自慢の応援団  あきオジ

絶叫も悲鳴も混じる応援歌  あきオジ

猛暑なり敗者もとおる並木道  あきオジ

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甲子園気になる年もとおくなり  あきオジ

赤き糸あるかのごとき夏の蜘蛛  あきオジ

貧しさが一緒になりて西瓜食い  あきオジ

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どれも口美し晩夏のジャズ団  金子兜太

(ジャズ団という表現が、時代を感じますね。今ではあまり使いません。そんな取り残された言葉を拾い集めるのも楽しいかもしれませんね。「へっつい幽霊」という落語の「へっつい」「五徳」などもそうですね。

無神の旅あかつき岬をマッチで燃し  金子兜太

(このようなコラージュ風の俳句もあるのかもしれませんね。)

猛暑なりプールで過ごす怠け者  あきオジ

2012-07-18 05:21:49 | 日記
みなとみらいの風景です。
写真を撮る楽しみが溢れているところですね。

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肩車上にも廻る風車  武玉川

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故郷の電車今も西日に頭振る  平畑静塔

(今は見られない風景ですね。明治の作家ですね。こんな品格が明治の流れだったのでしょうかね。)

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海の音にひまわり黒き瞳をひらく  木下夕爾

(この俳人、面白いかもしれない。ちょっと、注目していましょうかね。)

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帰り道なき夕暮れも一人分  あきオジ

買い物も杖が頼りの帰り道  あきオジ

梅雨明けがどうしたわけでもなくなりて  あきオジ

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水泳をした翌日は寝坊です。
それがいいですね。
寝不足の朝は頭が回りません。

だから、どうだというわけでもありませんがね。

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