あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

蓮のびて極楽気分の水辺かな   あきオジ 

2012-07-23 05:52:10 | 日記
昭和記念公園の蓮です。

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あの世ともこの世ともなき朝になり  あきオジ

ぐうたらが極楽と知る日曜日  あきオジ

聞く耳をもたないこともありがたき  あきオジ

(愚痴を言う人、聞く人、どちらも大切だと言わないといけない時代です。でも、どこか違う。親切な時代は「本当のことを隠す」不気味さもありますね。

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名月や丸きは僧の影法師  夏目漱石

名月や浪華に住んで橋多し  夏目漱石

名月や十三円の家に住む  夏目漱石

(夏目漱石の句は明瞭でこつを抑えている。軽快で上手な句なのでしょうか。上手でそれなりですね。あまりに上手に出来過ぎて興味が薄れた。そんな気がします。寺山修司もそうなのでしょうね。表現したい内容が濃すぎて、形式に納まりきれなかったのでしょうかね。)

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清楚とは違って咲きし百合の花  あきオジ

2012-07-23 05:38:12 | 日記
鬱陶しい雨
かと思えば猛暑ですね。

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良き土に淑(よ)き女寝かす真昼かな  金子兜太

流るるは求むるものと悠(おも)う悠う  金子兜太

東にかくも透徹の月を耕す音  金子兜太

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饒舌な女が語る哀秋歌  あきオジ

未練など歌うおんなの爪赤し  あきオジ

朝風呂で首までつかる農閑期  あきオジ

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今日はどうしましょうかね。
ブログの更新も終わるし
写真も一週間分はありそうだし、
月曜日は都営公園は休園です。

昭和記念公園は昨日写真を撮ってきたし・・・・
落語を聞き
気分がのればスポーツクラブ
そんなことかなあ

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向日葵がにょっと顔出す無人駅  あきオジ

2012-07-23 05:20:37 | 日記
帰省する。
そんなこととも縁のない生活をしています。
それが当たり前になると
何もかもが当たり前です。

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写真撮る親子でありたい夏休み  あきオジ

秋刀魚食い恨みも語れぬ一人もの  あきオジ

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炎天をいただく嶺の遠き数  飯田龍太

炎天の巌の裸子やはらかし  飯田龍太

山碧く冷えてころりと死ぬ故郷  飯田龍太

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俳句番組をみていたら
芸術とかではなく、伝統芸能のしきたりの世界なのですね。

気恥ずかしいような先輩崇拝
相互にできばえを持ち上げる作法

ああ、これが社交だったのだなと思いましたね。

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以前から芥川賞などには興味がありませんし
読んだこともありません。

受賞の知らせを電話の前で待っている。
これって、小学生ですよね。
そんな時代なのですね。

もう、そんな無邪気さを楽しめない年になりました。

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